アイテム番号: SCP-910-JP-J
オブジェクトクラス: Thaumiel
特別収容プロトコル: 現在、SCP-910-JP-Jは財団職員標準装備に使用されています。必要に応じて追加支給が可能です。
一般社会におけるSCP-910-JP-Jの生成の規制は、その過程の複雑さや材料の組み合わせが化学的に予測ができないものであることなどから必要とされていません。また、SCP-910-JP-Jの自作によるリスクを鑑みて、材料や製造方法などの情報へのアクセスはレベル5/910-JP-Jクリアランスが必要とされており、現在はO5-4が所持しています。
説明: SCP-910-JP-Jは下痢や食あたりによる腹痛を必ず治すことのできる錠剤です。現在、SCP-910-JP-Jは一箱12錠で財団内部でのみ財団と一部要注意団体で流通しています。
本来、含まれる成分には鎮痛作用はないものの、前述の効果を発揮する異常性を持ちます。水なしで服用することができ、非異常性の胃腸薬と比較して即効性に優れていることから使用を前提とした実験を行い、副作用が認められなかったため財団職員標準装備に採用されました。
以下は使用者の声をまとめたものです。

エージェント ████
最も役に立ったレビュー
最初は信じられなかったですね……実は一度使った薬に固執するタイプでして、装備に採用されてからもしばらく使ったことなかったんですよ。頑なに、俺は[他社商品名]を使うぞ~!って。友人に、一度でいいから試してみてよ!って言われて、まぁ多分副作用とかはないだろうし、試しに……で使ってみたんですよ。そのとき本当に衝撃受けて、なんかこう、ピタッってなくなるんですよピタッと!えぇ、それからですね。任務でもこの胃腸薬を使うようになってぇ……ってこれじゃあ使った薬ばっかな性格変わってないってことになっちゃいますね(笑)それでまぁ……なんというか、そこから財団全体の方針もちゃんと真面目に聞いておこうかなぁ~ってそれではい、今幸せです。
この世にある排泄物は、忘れ去られることにより、最終的に役目を果たします。そして、あらゆる汚物は、まだ忘却されていないだけに過ぎません。……まぁとにかく頑張ってください。
05-B、この"B"は" Benpi "の意。