財団内部部門
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財団内部部門


ファイル概要: 財団の使命は確保し、収容し、保護することです。これらの目標の下に統合されているとはいえ、それを達成するには多種多様なアプローチが必要とされます。このため、特定のタスクまたは分野をそれぞれ専門とする数多くの部門を作成する必要があります。

以下に特に知っておくべき部門がいくつかリストされていますが、これらが部門の全てではなくより包括的なリストが存在することは注記すべきでしょう。


監督

O5評議会

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概要: O5評議会 — 監督評議会や監督司令部としても知られる — はSCP財団における最高機関です。評議会のメンバーはレベル5セキュリティクリアランスを持ち、それゆえSCPデータベース全体への検閲無しのアクセス権を保有します。

O5評議会のメンバーは日常的な問題には関与せず、異常との接触から意図的に隔離されていますが、彼らが介入を選択するならば、彼らの言葉が最終決定となります。O5評議会メンバーの正確な数、身元、役割は厳重に秘匿されています。

倫理委員会

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概要: O5評議会が何が安全かを決定する一方で、倫理委員会何が倫理的かを定義します。財団は道徳的な悩みに対して実用的なアプローチを取っていますが、目的は常に手段を正当化していなければなりません。倫理委員会は、必要な犠牲だけが払われ、最も倫理的な手段が常に選択されることを保証します。財団職員は、倫理委員会が監視し、評価し、裁きを下していることに注意すべきです。

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記録・情報保安管理局

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概要: 記録・情報保安管理局(RAISA)は、財団データベースの安全性と完全性を維持する任務に当たっています。RAISAは機密情報へのアクセスを制御し、何を編集して何を明らかにするかを決定します。RAISAはまた、SCPデータベースのバックアップを保守し、ドキュメントを侵入から保護し、財団のファイルにおける不整合を監視して原因が非異常的なものか異常なものかを判定します。

財団の職員は、RAISAからSCP報告書に添付された通達を目にする可能性がありますが、それらはしばしばRAISA管理官マリア・ジョーンズによって署名されており、それに続く情報に関する重要な示唆を与えます。

部門

錬金術部門

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概要: 財団科学部門 錬金術課はより主流な分野の同僚たちから、しばしば過去の遺物や骨董品とみなされ、軽んじられています。しかし、錬金術とは単なる原始的な科学ではありません。錬金術は、現実の基本的な要素を形成するエーテルの力の操作を専門とする研究分野です。従来の科学でアノマリーを説明できない場合は、錬金術師に相談するだけで良いかもしれません。

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異常存在交流課

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概要: 異常存在交流課(AEED)が専門とするのは、収容プロセスをより人間的なものへと改善することと、職員と異常存在との間に良好な関係を構築することです。AEEDは、この両者が平等に扱われる安全な環境を作り上げることを目指しており、二者間の関係性を一層深いものにするため、様々なレクリエーションなどの活動を頻繁に行います。

同部門の本部施設であるサイト-169では、異常存在であっても自由に移動でき、その地位に関係なく他者と交流することが可能になっています。AEEDは他の部署に比べて小規模ですが、部門出身の人員が組み込まれている施設に肯定的な影響を与えています。ただし、大多数の職員が歓迎の意志を持つようになるまでには、まだしばらくの時間がかかるかもしれません。

反ミーム部門

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概要: 反ミームとは、人々の間に自らが拡散するのを妨害したり阻止したりする自己検閲特性を持つ概念の事です。反ミーム部門は異常な反ミームを研究し、収容するために存在します。これらの概念、オブジェクト、および実体は正常性や人命を脅かしますが、記録すること、あるいは記憶することさえほとんど不可能です。

慎重な観察、広範な訓練、そして精神影響を伴う記憶補強剤の定期的な服用を通して、反ミーム部門は他の誰もが忘れている危険に対処することができます。

人工知能適用課

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概要: 財団IT部門 人工知能適用課(AIAD)は、人工知能の開発、研究、利用のため創設されました。これには異常な人工知能の収容・無力化のほか、親財団人工知能徴募員(.aic)を製作し、財団施設の運営や電脳空間におけるフィールドミッションへの派遣を担わせることが含まれます。

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未確認動物学部門

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概要: 当初、超常動物学部門と神話・民俗学部門の合同組織として発足した未確認動物学部門は、財団の手に落ちたあらゆる未確認動物関連のアノマリーに対応します。同部門は本部拠点をサイト-44に構え、現地に定着している超常動物相に対する現地調査、研究室での実験、収容を行っています。

解体部門

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概要: 財団の核心は破壊ではなく収容にありますが、安全に収容するには危険すぎるか、予測不能であるか、または資源を大量に消費するアノマリーが存在します。他の全ての試みが失敗した場合、最後の手段となるのが解体部門です。

同部門は、異常なオブジェクトを意図的に終了するよう求める要望書を審査し、必要かつ実行可能と考えられる提言のみを承認します。また解体部門は、付随的損害を最小限に抑えながらアノマリーを解体する最も効率的で人道的な方法に関する専門知識も提供しています。

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削除部門

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概要: 削除部門はWikidotのデータベースに関する問題を扱います。削除されたコンテンツは、そのメモリが上書きされるまでメモリ内に残留します。全ての物事は忘れられなければなりません。その時まで、我々が死ぬことはありません。縋り付けるものがあるなら、そうしておきましょう。奇妙なことが起こるでしょうから。

全割り当てのリスト、人事ファイル、ガイド、用語集などについては、削除済のハブを参照して下さい。

緊急時脅威戦術対応機構

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概要: 財団の中では比較的新しい部門である緊急時脅威戦術対応機構(ETTRA)は、脅威の特定とそれに対する対応、複数の財団施設、ひいては全世界に影響を及ぼす事象への緊急対応の調整を専門としています。また、ETTRAは先見的な作戦行動にも関与し、異常資産の革新的活用を通じて、これまで見落とされていた問題を解決しています。

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火急鎮静部門

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概要: 火急鎮静部門が注視する対象は、財団にとって最も貴重な資源 — 即ち、職員たちと彼らの幸福です。

火急鎮静部門は、財団施設における安全・安心な職場環境の醸成に貢献できる新たな人材を常に求めています。

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誤伝達部門

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概要: 誤伝達部門(DoMC)が専門とするのは、言語やコミュニケーションの操作により、正確な記述と収容を困難にするアノマリーです。ミーム学、反ミーム学、言語学、形而上学の学際領域に存在している同部門は、財団の収容している最も複雑なアノマリーのいくつかに対して特別収容プロトコルを書くという厄介な仕事を担当しています。

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神話・民俗学部門

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概要: 神話・民俗学部門では、異常なものが人類文化の発展に果たした役割を研究し、その成果を用いてアノマリーを同定し考えうる収容方法について助言しています。古代の神話から都市伝説まで、失われた土地から落ち着きのない霊まであらゆるものを研究することで、同部門は世界中の民間伝承に見られる異常なものへの洞察が、無視されたり忘れ去られたりせずに、財団の知識体系に統合されることを保証します。

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番外部門

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概要: 番外部門は、他の部門の管轄に上手く収まらないSCPオブジェクトの収容を担当します。相互作用の際に、奇妙かつ全くプロフェッショナル性に欠けた態度で振る舞わなければならないアノマリー。財団の他の誰もが関わりたがらないアノマリー。他の全てのSCP報告書から隔離しておくために、独自のリストを必要とするアノマリー。

はい。お察しの通り、我々はジョークを扱います。

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空想科学部門

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概要: 空想科学部門(空想科学 - Pataphysicsは'Pataphysics綴る場合もある)は、理論物理学と文学分析の分野を統合し、現実それ自体のフィクション性の範囲を研究しています。ウィスコンシン州スロースピットサイト-87を中心に活動する同部門は、物語的なアノマリーの収容を担当するとともに、財団の使命に貢献するべく現実が持つ性質を活用する相当数の野心的なプロジェクトを遂行してもいます。

空想科学部門は彼らが収容対象とするアノマリーと同程度には架空ですが、説得力のあるストーリー独りでに歩き出し得るのです。

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調達・精算部門

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概要: 1979年に設立された調達・精算部門は、合法または半合法な手段を通じた、異常オブジェクト及び非ヒト存在の購入と処分を支援するために存在します。同部門はAnomalousアイテムの取得と保管に加え(それが適切な場合には)利用または破壊に重点を置いていますが、異常との繋がりを有する金融機関企業の敵対的買収にも関与します。

その活動は国際的なものですが、部門の本部拠点はフロリダ州マイアミのサイト-106に置かれています。

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超現実部門

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概要: 私たち超現実部門は、伝統的な論理的/左脳的方法では理解できないアノマリーの特定と収容を専門としています。部門は1491年10月35日に知的な青いアゲハチョウの群れによって設立され、私に言わせれば、それ以来ずっと下り坂でした。

超現実部門は非現実をよりよく理解するために不可知化薬と明晰な思考を利用します。超現実部門はサイト-⌘と呼ばれる超々物理学的空間に本部を置いています。超現実部門はあなたを夢見ています。

先入観と歯は入口で捨ててください。

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戦術神学部門

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概要: 戦術神学部門は神学的アノマリーの捕獲、収容および無力化の支援を任務とします。同部門は、聖遺物であると信じられている異常なアイテムや奇跡と考えられている超常現象の収容を担当し、超常カルトと最上級多能性実体の対処をも行います。

本部は遺物エリア-27にありますが、世界中で活動しており、同部門には神学者、聖職者、懐疑論者といった多様なスタッフと、様々な宗教的伝統を専門とする副部門が属します。

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電気通信監視室

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概要: 電気通信監視室(TMO)は、財団が世界中の電話から収集した情報の分析と処理を担当しています。これには、サイト-14のような施設での、緊急サービスに対する通報の日常的な監視が含まれます。キーワードを感知するアルゴリズムによって支援されてはいるものの、TMOの仕事の大部分は、異常関与の形跡を求めてほとんどが平凡な何千もの通話をスクリーニングする、生身のオペレーターを必要とします。

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時間異常部門

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概要: 時間異常部門は逆因果的、時間的、および反歴史的な異常を扱っています。同部門は恐らく、通常の財団の指揮系統の外に存在する機関である研究・収容班Δt(RCT-Δt)の、小さな下位部門です。現在のところ同部門は創設されていないため、RCT-Δt工作員の資格情報を他の部門が認識することは困難です。

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非現実部門

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概要: [部門名]は、[部門に関する情報]に影響を与える異常な現象の中でも非常に特殊な区分を扱います。

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