財団内部部門-JP
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財団内部部門-JP


ファイル概要: 財団の使命は確保し、収容し、保護することです。これらの目標の下に統合されているとはいえ、それを達成するには多種多様なアプローチが必要とされます。このため、特定のタスクまたは分野をそれぞれ専門とする数多くの部門を作成する必要があります。
以下に特に知っておくべき部門がいくつかリストされていますが、これ以外にも多くの部門が存在することは留意すべきでしょう。


目次

監督

財団日本支部理事会

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概要: 財団の最高指導者であるO5評議会が財団の全てについてそうであるように、日本支部理事会は財団の日本地域での活動の全てを掌握しています。しかしその実在や実態については謎に包まれており、それについて把握している者は高位の職員であっても限られていると推測されます。

多くの場合、理事会は"獅子"・"若山"・"千鳥"・"鳳林"・"升"・"稲妻"・"鵺"というコードネームを割り当てられた7人により構成されますが、これに当て嵌まらない理事が確認される場合もあります。

また、理事会は専用のサイトとしてサイト-8100とその警備部隊である機動部隊い-0("零号部隊")を直轄しているとされています。

部門

対話部門

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概要: 対話部門は財団職員の任務外消耗を防ぐため設立された部門で、財団職員の精神的な正常性の維持と保証を行動理念としています。主な職務は、職員へのカウンセリングやメンタルケア、異常に関連する特殊な精神状態の研究です。ただし対話部門の重視する"財団職員としての"正常性は、倫理委員会及び医療部門の重視する正常性と必ずしも合致しない場合があります。

対話部門のタグが付いた全文書は、こちらを参照してください。

形式部門

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概要: 財団が対応する様々な超常。その"結果"を解析することで"本質"を解明する科学部門に対し、形式部門では超常が発生する際に不可欠な要素や条件といった"過程"を精査し、それらの組み合わせである"形式"の核を炙り出します。時に非科学的な"形式"を真剣に取り扱う業務内容から当部門を"儀典"部門と揶揄する者もいますが、形式部門はプロトコル作成や収容作戦立案の監修を担う、財団の屋台骨の一つです。

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異常発見部門

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概要: 異常発見部門は名前の通り、異常の発見を目的とした部門です。全国各地の組織に潜伏するフィールドエージェントでは把握しきれない辺境の村落、未開の秘境、複雑な儀式、胡乱な噂……異常の「可能性」の兆しに自ら探りを入れていくのがこの部門の職務です。職掌が発見に留まることから部門としての優先性が低く、しばしば手に余る職員の左遷先となりがちですが、それ故に多様性のある職場環境が構築されています。

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墓碑部門

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概要: 墓碑部門は"異常に関連した不明人物の調査、特定"を主な業務として行い、これらの調査によりオブジェクトの全容の解明に寄与します。多角的な調査を行うため様々な専門性を持つ職員を抱える比較的大きな部門であり、人物特定のために要注意団体との協力、他の財団内部部門の有する記録へのアクセス権などの特権を有します。表立って活躍することの少なさから財団の裏方として扱われることもあるものの、死者を伴う異常存在の調査においては不可欠な存在です。

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巷説部門

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巷説部門は都市伝説・怪談・噂話など、社会で流通している街談巷説にまつわるアノマリーの初期調査、確保収容保護活動のアシスト、アノマリーに関連する巷説の研究を担当する部門です。巷説そのものの隠蔽は行わず、「巷説の変化」とそれに起因する「アノマリーの異常性の変化」を観測し、そこから得られた知見を他の巷説由来のアノマリーの発見や収容に応用することを主業務としています。

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一般部門

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概要: 超常・正常を問わない外部コミュニティと、超常の側に立って正常を守ることを使命とする財団、二者間で生ずる「一般通念のすれ違い」を認識・解消するべく、民俗学・宗教学・心理学などの観点から「一般」⸺特に、超常と接した非超常コミュニティの振る舞い⸺について研究する内部部門、それが一般部門です。フィールドワーキングや資料分析で得た知見を以て、要注意団体との渉外、収容計画やヴェール体制への提言、職員へのレクチャーなどを行います。一般部門は財団の目的に適うよう正常性を弁別するバランサーであり、その特性上、要注意団体や一般社会にルーツとコネクションを持つ職員を多く擁します。

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匡済部門

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概要: 匡済部門はDクラス職員の尊厳を守りながら、効率的かつ円滑な運用を行う事を目的とした部門です。運用方法に応じて適性のある職員の選定、生存率上昇等を目的とした技術指導と更生保護、雇用期間を満了し恩赦により残刑の執行免除等が行われた場合の社会復帰支援業務を担当しています。一人ひとりと向き合い処遇する事で再犯を防止し、財団内部でのDクラス職員に対しての意識改革にも寄与しています。

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廃棄部門

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概要: 廃棄部門は、財団のあらゆる活動──特に収容活動──において排出される廃棄物の分別・処理・利活用を担当するセクションです。ここで対象とされる廃棄物とは異常性を持ったものだけでなく、一般廃棄物から産業廃棄物、医療廃棄物、感染性廃棄物、放射性廃棄物などすべての不要物が含まれます。これらを適切な形で処分することのみならず、処分するための技術の開発や利用・活用方法の検討まで、廃棄物の包括的な取扱い全般を業務として所掌しています。

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欺瞞部門

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概要: 欺瞞部門はアイテムの収容や超常現象の隠蔽といった業務の際に必要な、カバーストーリーの考案および流布を主に担当します。記憶処理は万能ではなく、またコスト面や健康面において無視できない問題を抱えているため、財団の隠蔽業務においては欺瞞部門の活躍が不可欠です。なお、カバーストーリーの流布の対象は一般大衆だけとは限りません。

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