対話部門 ハブ
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人を一人救うには、車と担架が必要だ。

国を一つ救うには、人と資金が必要だ。

世界を一つ救うには、国と財団が必要だ。

しかし。心を一つ救うのには、大層な準備は必要ない。


舌が二枚あれば、それでいい。







ようこそ、対話部門へ。


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業務記録


対話部門のオリエンテーション

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当部門の理念は、"財団内における心の正常性維持"です。


“クンストカンマー病”についての講義と症例紹介

by aisurakutoaisurakuto

みなさんは、目の前の空間に何があるかを説明できますか?


新人カウンセラーの日記

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今月から今までのサイトを離れ、対話部門に配属されることになった。


シーグラス

by 0v0_0v00v0_0v0

「あなたのことはガラスでできた人間に見えました。」


英雄の覚醒

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この世界には英雄がいる。


ボックスガーデン

by 0v0_0v00v0_0v0

ぼくは目の前の扉が開くのをずっと待っていた。


(ab)normality──エージェント・太田との対話記録

by souyamisaki014souyamisaki014

太田守は頑強である。


花束なんて望まない

by aisurakutoaisurakuto

僕が所属している財団という組織には、神様がいない。


セルフハーム

by 0v0_0v00v0_0v0

自分を正常に保つことは、悪い事なんですか?


特任部隊のオリエンテーション

by kskhornkskhorn

特任部隊 "カレーニン義勇兵"があなたを歓迎します。ようこそ、財団へ。


財団アルバイター座布田

by meshiochislash does not match any existing user name

財団には、無数と思えるほどの仕事がある。


千原ゆきの対話記録

by yzkrtyzkrt

ただ、喉の焼かれる感覚だけが現実から私の眼を逸らせてくれました。


概要

対話部門 (Dialogue Department)

対話部門は財団職員の任務外消耗を防ぐため設立された部門で、財団職員の精神的な正常性の維持と保証を行動理念としています。主な職務は、職員へのカウンセリングやメンタルケア、異常に関連する特殊な精神状態の研究です。ただし対話部門の重視する"財団職員としての"正常性は、倫理委員会及び医療部門の重視する正常性と必ずしも合致しない場合があります。
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 カプセルと二人の人間を象ったロゴマークが示す通り、心療と対話が"対話部門"の業務です。対話部門は財団職員の心の正常性を保つため、時に語りかけ、時に聞き取り、時に癒します。

 ……しかし忘れてはならないのは、この部門が取り扱うのは心であり、心を取り扱うことができるのはいつだって人間であるということです。

 仕事として出すべき結果は決まっていても、そこまでの過程はカウンセラーによって違います。論理を組み立て心を紐解いたり、共感し、心を寄せたり、あるいは単に記憶処理という選択を取るかもしれません。困ったことに、人の心というのは時に異常存在よりも突拍子もない動きをするため、何が正しいのかはどんなベテランでも判断できません。

 それでもただ一つはっきりしているのは、対話部門のカウンセラーは心を扱うということです。それがクライエントの心か、自分の心か、両方かはわかりませんが。


職員と関連人物


飯尾 唯めしお ゆい

専属

「知ったことかよ」

低身長で童顔の男性エージェント。対話部門所属だが広い人脈でさまざまな所に顔を出す。財団、ひいては対話部門そのものに強い帰属意識はない様子。

天羽 太透あもう たすく

専属

「そんなに世界を怖がらないで大丈夫だよ。大丈夫」

縁の細い眼鏡をかけた男性カウンセラー。臨床療法によって患者を治療、現場復帰できる状態まで回復させる。個々人により異なる症状を寄り添うような対話で解きほぐし、患者その人に徹底して向き合う。

桃井 三郎

専属

「まぁ、敢えて言うまでもないんですが、処理しましたよ」

勤続歴20年、白髪の混ざった初老の男性。精神症状の原因追究、治療方法の確立を担う。患者には親身に付き合うものの、研究対象以上の関心はない。

真北 向まきた むかう

兼任

「ツナマヨってあれどこが美味しいんですか?」

比較的長身の男性研究員。方向音痴で、常に方位磁針を身につけている。カウンセラーも兼任しており、無遠慮に核心を突く。

「これから同僚になる皆さん、どうぞよろしくお願いします」


細身で色白の男性エージェント。人心掌握を仕事と趣味にしている。新人向けのオリエンテーションも担当している。

賀茂川 静流

兼任

「彼女は人々の弱さに巣食うあの虫と、本当の意味で戦ってくれると信じています」

年齢不詳、30歳前後の外見の女性カウンセラー。臨床心理士として各部門でのメンタルセラピーやカウンセリングを担当し、対話部門にも所属している。心優しい性格から、職員たちの精神状況改善を求める。

狩猪 重悟かるい じゅうご

兼任

「まあ、どれも臨時職ですよぉ。研究職だからと言って、研究ばっかりしているわけにはいきませんからねぇ」

心理学を専門とする男性研究員。光の角度によって翅脈のような模様が浮かび上がる、特徴的なレンズを備えた眼鏡をかけている。心理学関連の複数の部門に籍を置くが、どうやら対話部門の仕事はあまり好きではないらしい。

シスター・ルコ

関係者

「お葬式はお別れの機会ですから。故人にとっても、遺される人にとっても」

左目を眼帯で隠した修道女のような女性。死者との決別の機会を設けさせる“葬儀場”にて、葬儀の進行役を担当している。神を信仰しているかは不明だが、神の役割を利用して人を導くことには真摯。

執筆ガイド

 ここに書いてあるのは、対話部門を書く上でのヒントや前提です。あなたが対話部門を書くなら大いに助けになるでしょう。

1.対話部門は財団が保有する部門

 彼らが異常存在ではなく人と関わることが多いとしても、彼らはあくまで財団の一部門としての行動を行っています。そのため、財団の理念と逸れる行動は基本的にはしないでしょう。

2.職員はプロフェッショナル
 
 対話部門に所属しているのは財団により適正が見出されたカウンセラー・心理学者です。無理に専門用語を使う必要はありませんが、職員が素人であってはいけません。

3.対話部門は心を扱う

 これがおそらく対話部門の最も大きな特徴です。

 認識災害オブジェクトが何故精神を破壊するのかを研究するのは対話部門の管轄ではありません。対話部門は心を正常な状態で保つための部門です。よって他の部門やGoIと違い、異常よりも人間にスポットライトが当たることになります。しかし、財団の部門である以上異常存在も無視はできません。

 異常に触れた人間の精神がどうなるかを考えるのが、対話部門の作品を産む近道であると言えます。


 対話部門のCSSテーマを使用したい場合、以下の構文をページの最下部にコピーペーストしてください。

[[include :scp-jp:theme:dialogue-department]]


このハブの改稿について

作品リスト

新しく作品が投稿される度、1つめのタブの『業務記録』に作品を追加することも可能です。なお、作品は投稿の古い順に並んでいます。

作品紹介テンプレート

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+++ [[span class="list-title"]][[[ページネーム|]]][[/span]]
by [[*user ユーザー名]]

ハブ全体の大規模改稿

ハブ全体の大規模改稿を行いたい場合、有識者会議などカノンにとって公的な場での相談の後に変更できます。


 その他質問等がありましたら、発足メンバーであるaisurakutoaisurakuto,souyamisaki014souyamisaki014meshiochislash does not match any existing user name,0v0_0v00v0_0v0の4名まで、PM等で連絡をお願いします1

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