この文書はSCP-1985が行った転移記録の一部です。書式は以下の通りに従います:
- 転移名
- 導線: (成功/失敗)
- 誘因:
- 装備/職員:
- 世界の概要:
- 記録: (公開が予定されている場合は[公開予定]、そうでない場合は[公開制限])
- 回復:
- 回収物:
- メモ:
完全情報は特別アクセスプログラム"カンチレバード・マスクラット"の一員に制限されています。
転移310-DJ4-9LK
導線: SCP-765 (成功)
誘因: 標準的な致死注射
装備: 標準
世界の概要: SCP-1985は初め活火山の中心に到着して死亡しました。転移は再び実施されました。
平行世界の財団が未知の理由によりSCP-765の大きさを1000%に拡大した後に、蛇の手と関連のある複数の人間がSCP-765と未知の効果増幅器を組み合わせた事によりAK-クラス世界終焉シナリオを誘発させていました。世界の90%の人間がひどい無気力、無関心、倦怠、憂鬱に陥り、飲食を中断したため膨大な数の飢えと脱水による死亡者が発生しました。残念ながらSCP-1985はこの影響に対する耐性が無かった為、数カ月後に餓死しました。
記録: [公開予定]
回復: 問題無し。SCP-1985はSCP-765の影響から解放された事に大きな安堵感を報告しました。
回収物: 改造されたSCP-765が入った水の小瓶を、SCP-1985が影響に屈する前に回収しました。
メモ: これはSCP-1985が最も安全とされるSafeクラスのSCPに関連するK-クラスシナリオが進行中の世界を発見する事を目的として実験が実施されました。
転移17V-MNU-094
導線: SCP-573 (成功)
誘因: 標準的な致死注射
装備: 標準
世界の概要: カオスの反乱の一員が財団からSCP-573を盗み、アメリカ合衆国の領土にいる数百万の動物と子供を支配すると、これらを利用して政治的特権を手に入れ、間に合わせの軍隊を結成すると、最終的にその殆どを屠殺しました。この影響を達成する上で、SCP-573の改造は見られませんでした。注目点として、この転移中、SCP-1985は類似した見た目の特徴を持ち、完全に両腕を喪失した改造版のSCP-1985と遭遇しました。この改造されたSCP-1985は即座に逃走したため、SCP-1985は追跡する事ができませんでした。2週間後、SCP-1985はカオスの反乱によって殺害されました。
記録: [公開予定]
回復: 問題無し。
回収物: 無し。
メモ: この転移中にSCP-573の世界に居た改造SCP-1985が同じ能力を使用したか否かは不明です。
転移051-UWJ-97Y
導線: SCP-1157 (成功)
誘因: 標準的な致死注射
装備: 標準
世界の概要: SCP-1157の個体群が地球の優位種となったSK-クラス支配シフトシナリオです。一般的な人間は極僅かの少数派となり、その殆どは殺害されました。SCP-1157の個体群は殆どの主要な国を支配に置きましたが、少数の国はまだ人間の支配にありました。財団はまだ存在しており、多くのSCPアイテムを所有し、多くのSCP-1157個体は財団で、残りは世界オカルト連合で働き、このSK-クラスシナリオの逆転を試みていました。更に、全てのSCP-1157個体がSCP-1157-1と同一という事ではありませんでした;16例の異なる基本形態が観測され、それぞれ異なる総体的な意識が見受けられました。[データ削除済]
記録: [公開予定]
回復: 問題無し。
回収物: [データ削除済]
メモ: 回収物の性質を含む、この転移の残りの詳細は現在レベル5機密事項として取り扱われています。
転移1FR-L75-03X
導線: SCP-1004
誘因: 標準的な致死注射
装備: 標準
世界の概要: ザ・ファクトリーの人間によりSCP-1004の大規模な放送と配布が行われ、世界人口の94%がSCP-1004の最終段階特有の行動を示すAK-クラス世界終焉シナリオが発生しました。財団はこの世界でも存続しており、SCP-1004の影響を逆転させる活動を行っていましたが、極僅かしか成功していませんでした。SCP-1985は到着の1週間以内に殺害されました。
記録: [公開制限]
回復: 問題無し。
回収物: 無し。
メモ: SCP-1004の影響の重大性に関する調査がブライト博士によって要請されました。
転移NIN-100-RC3
導線: 無し
誘因: SCP-1985はサイトを移動している間、カオスの反乱の襲撃での十字砲火により、その左下肢に怪我を負いました。SCP-1985は武器を手にすると、銃で自殺しました。
装備: 内臓の記録装置以外は無し
世界の概要: [データ削除済、公開未定]SCP-1985は集団によって公で拷問、殺害されました。集団の一員には、4箇所のSCP-1985の家族の一員が含まれていました。
記録: [公開制限]
回復: 問題無し。
回収物: [データ削除済、公開未定]
メモ: このような性質の転移の後、通常SCP-1985は一時的な隔離と実験の中止を要請しました。要請は承認されました。
転移V08-FXB-N25
導線: SCP-1985自身、その出自(失敗)
誘因: 標準的な致死注射
装備: 標準
世界の概要: 初め、SCP-1985は太平洋中部に到着し、岸まで泳ぎました。大規模なSCP-1801の流行により、惑星の殆どの生命が1つの接合した肉の塊へと変化していました。SCP-1985が到着した頃には、SCP-1801は明らかに無機物の変化を可能としていました。少数のSCP財団職員が生き残っており、SCP-1801の流行の収束を試みていましたが、ほとんど成功していませんでした。偶発的に接近した塊と接触した後に、SCP-1801はSCP-1985を変化させようと試み、SCP-1985は通常通り自動的に帰還しました。
記録: [公開予定]
回復: 問題無し
回収物: 無し。
メモ: SCP-1801に関連する潜在的な特殊能力の偶発的な発見は、標準的な手順に従って渡されました。
転移XJU-034-IQ1
導線: SCP-1985自身、その出自 (成功)
誘因: 標準的な致死注射
装備: 標準
世界の概要: [データ削除済]
映像記録: [N/A]
回復: [データ削除済]
回収物: [N/A]
メモ: [データ削除済]レベル4クリアランスの職員がこの記録の内容にアクセスする事が可能であり、SCP-1985の主文書の更新された転移の節の下にあるこちらに添付してあります。