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以下はオカルト戦争i中に発生した様々な異常事件の概要と、現在の現実世界において対応する類似事象のエグゼクティブサマリーです。これらはO5評議会の最初の改変により、次の形式で纏められています:

事象:

説明:

現在の世界における代替事象:

オカルト戦争iの説明は次の通りです。

西暦における19世紀を通して発生した世界的戦争であり、ヨーロッパ(ナポレオン戦争)、東アジア(ダエーバイト征服戦争)、アメリカ大陸(アメリカ南北戦争)で起こった3つの異なる紛争を纏めたものである。IK-クラス“世界文明崩壊”シナリオに繋がる、異常なオブジェクトを公然と使用していたことも注目に値する。

オカルト戦争iとその結果の詳細については[編集済]を参照して下さい。


ヨーロッパ・ロシア

事象: 裏ロンドン提案

説明: 超常現象の確保収容に関する王立財団による避難計画が英国議会に提出され、内容はこれによりフランスによるブリテン島侵攻の可能性を考慮して、ロンドンの住民が地下の避難所に避難するというものである。提案はその実用性が無く、アイルランド及び他の支配地への代替避難が比較的容易であったために却下された。

現在の世界における代替事象: 裏ロンドン提案は英国議会に提出されなかった。しかし“裏ロンドン”という言葉は、SCP-1678の指示対象として使用されている。

事象: ウラル戦線

説明: フランス主導の大陸制度とダエーバイト帝国との、ウラル山脈における一連の戦い。この期間中ロシアは大陸制度に加勢し、主にグリゴリーとのロマノフ朝協定を通じた援助を行っている。

現在の世界における代替事象: フランス第一帝政は代わりにロシアへ侵攻し、SCP-2617-A実体がその反撃に使用された。

事象: サモトラケ異常

説明: [O5-1に限りアクセス許可]

現在の世界における代替事象: SCP-1173を参照


北アフリカ・中東

事象: フェリポーの危機

説明: 仏領レヴァントにあるクレーターに由来する噴火により多数の実体が出現し、その後地元住民やフランスの占領軍を襲撃した。目的の定まらない動きをしていたため、何体かの実体はフランス軍によって捕獲された。

現在の世界における代替事象: 発生せず。代わりにフランス軍大佐ピカール・ド・フェリポーはナポレオンの命令に従いSCP-1844を収容した。

事象: テヘラン疎開

説明: ダエーバイトによるテヘランへの急襲の中で、市民の90%が都市から疎開した。シャー・ナザー・アル・ディンは、市内のラビによるユダヤ教徒コミュニティや先祖から伝わるタクウィンによって召喚されたゴーレムの助けを借りて脱出することが出来た。

現在の世界における代替事象: 前述のタクウィンSCP-2067であると考えられ、シャー・ネザー・アル・ディンはこれを認識していたと思われる。これまで、テヘランの民衆の避難に関する言及は知られていない。

事象: ヤジュジとマジュジの侵略

説明: オスマン帝国の侵略に失敗した後、ダエーバイト軍は意図的に後退することでズルカルナインの鉄壁を破壊し、“ヤジュジとマジュジ”の軍隊による中東侵略が引き起こされた。甚大な損失を被ったオスマン帝国軍はこの侵略者を撃退し、フランスの従属国家であるイオニア王国のネオ・グノーシス主義技術者の助けを借りて、ズルカルナインの鉄壁を再建した。

現在の世界における代替事象: ズルカルナインの鉄壁はSCP-2309として収容されており、これまで既知の収容違反は発生していない。


北アメリカ

事象: ストラニク証言

説明: 睡眠中に歴史上の異なる地点へ移動する能力を保持する白人ウラジーミル・ストラニク(全米確保収容イニシアチブ [ASCI]により 現象2896-012に指定)から得られた証言。ストラニクは20世紀及び以降におけるオカルト戦争i について一般大衆が記憶を失っていると証言。

現在の世界における代替事象: ストラニクはSCP-2896として収容されている。一般大衆が記憶を失ったのはCK-クラス再構築シナリオによるものと考えられる。

事象: ナバホ・ネイション1

説明: セムアナワクのテキサス侵攻後ナバホ民族国家が成立。ナバホ・ネイションの構成員は外見を様々な動物種に変えられる異常能力を保持しており、これはセムアナワクに対する抵抗運動に役立ったと考えられている。従ってASCIは、セムアナワクにより生み出された精神疾患の規模を調査する実験のためにナバホ族の相当数を拘束した。

現在の世界における代替事象: ネイティブアメリカン領の準自治領が1868年の条約後に設立される。SCP-2750の住民はASCI2の組織信条に則り虐殺された。

事象: ジェラルド雑貨店

説明: メアリー・キャサリン&デューク商店3解散後に設立された小規模ながらも高い技術力のあった団体。当該団体はアノマリーの製作と人々への高値での販売に携わっていた。リーダーに当たるジェラルド・ナケロは週に一度、アノマリー製作の手順とその後の管理方法を教えてくれる1冊の本を製作した。

現在の世界における代替事象: 団体は設立後間もなく解散したがその前に本の試作品の失敗作を製作しており、これは別の霊的実体により深刻な改悪が行われている。

事象: セミの説教師

説明: とある中年男性がアメリカ南北戦争真っ只中の時期に北アメリカ中を歩いて回った。各地の一族の集いの場に出向いては、誰もが戦争を生き延びられると参加者が自信を持てるように希望の教えを説いた。集まりの参加者は男が携えていた籠に贈り物を入れようとし、男もセミ神への供物として品を受け取った。

現在の世界における代替事象: 機密文書[編集済み]によれば、時に隷属下でのセミ神は、説教者に怒りを表したと思われる。その後、男は人間としての外皮を捨て去り、配下は何も入っていない外皮で姿を現せられた。傀儡は北アメリカ中を放浪し、一族の集いの参加者に"希望"の教えを説いたとされる。

事象: 1866年公民権法

説明: 連邦議会により、一本の法案が署名され成立。当該法案文書中の複数の異常要素により、北部諸州支配下の3.2万の人間に非正常の解剖学的特徴が出現。ASCIによる初期収容の努力が失敗に終わった後、人型実体の大半が強制的に北部連合軍に召集された。

現在の世界における代替事象: 当該法案文書はジョンソン大統領により拒否され、非異常性の版が議会内のASCIエージェントらにより連邦上院に提出された。現在、法案文書の原本は収容下にあるが、複数の未収容文書がまだ存在すると考えられている。

事象: ビッグフット

説明: 直立する類人猿に似た生物の報告が北アメリカの北東地域より上がる。ASCIのエージェントがこれらの報告を調査する目的で派遣され消息を絶つ。約3か月後、当該エージェント達は帰還。類人猿種族と協定を締結により、必要とされた際には必ず支援を行うことを条件として、類人猿種族の異常生命工学の利用が可能になったと証言する。

現在の世界における代替事象: 当該類人猿種族とは花の日として知られるイベント以降、何千年にも渡り人間側からの接触が途絶えていた。接触は人類史の中で散発的に起きていたが、問題の生物がSCP-1000として指定されたのはつい最近である。


東アジア

事象: 南清朝

説明: ダエーバイトによる東アジア征服後、台湾に逃れた清の王族たちにより建国された亡命政権。海軍力が限られていたにも拘らず、南清朝は未知の手段により太平洋中の多くの島々に及ぶ国家を建国できた。

現在の世界における代替事象:国共内戦後の中国国民党の台湾亡命に対応している。付け加えるならば、SCP-2820は南清朝が他の島々へ定住するための手段だったと推測される。

事象: 後秦朝

説明: ダエーバイトの中国陝西省占領後、中国中央部にて国家が建国される。ダエーバイト支配下の領地に周囲を囲まれていたというのに、後秦朝は独立を維持した。“始皇帝”という名の人物の統治下にあったとの風説もある。(秦王朝の初代皇帝たる)始皇帝本人なのか、“始皇帝”の名を借りた人物のどちらだったかは不明。

現在の世界における代替事象: 後秦朝という国家は全く存在していない。SCP-2101は事あるごとに後秦朝に言及しており、財団はSCP-2101-1実例に対して当該実体の収容の支援を行っている。

事象: 沈黙の風にまつわる伝説

説明: とある民間伝承が同時代の中国江蘇省にて成立。ダエーバイトの連隊から命と引き換えに村落を守った同名の武術家を中心に展開される。“沈黙の風”の遺骸は発見されなかった。

現在の世界における代替事象: “沈黙の風”はSCP-2788が名乗った人物像の一つである。しかしながら、ダエーバイトと交戦したという記憶は一切保持していない。


非戦闘地域

事象: ケチュア族の反乱

説明: ペルーの大統領選で反乱を煽動した知性のあるアルパカに関する又聞きの報告。煽動者はインカの宗教を国教にすることを主張した。反乱の結果は不明。

現在の世界における代替事象: ペルーは19世紀にスペインから独立を宣言した。インカの宗教を国教として強制しようとはしていないため、SCP-1253の関与は最小限であるか、または重要ではないと考えられている。


事象: メッサーの異常現象に関する第四法則

説明: 〈隠れ庭〉として知られる領域出身の物理学者、コルト・メッサーは異常現象に関する法則を発表した。あらゆる異常現象は、宇宙の中で、非異常性の現象と均衡を保っている。現象が非異常性で完璧に解明されたなら必ずや、他のアノマリーが宇宙に出現して均衡を保つ。この法則はアノマリーの生じるあらゆる分野に当てはまる。

現在の世界における代替事象: SCP-001の発生後、1つのアノマリーがSCP財団によって解明されたものの、[編集済]宇宙現実性検知器(SAHURC)の使用で他のアノマリーは発見されず、メッサーの異常現象に関する第四法則は破られた。しかしながら、メッサーの異常現象に関する第四法則の破綻をアノマリーと見なすと、メッサーの異常現象に関する第四法則の破綻という形で、法則は破られていない。[編集済]以下のパラドックスはSCP-033(数学)、SCP-2821(物理学)、SCP-2046(化学)、SCP-1877(生物学)として発生し、アノマリーがはっきりと出現した科学研究の主要分野と相互に関係している。

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