論理部門
論理部門(DoL)は財団の研究部門の一つで、異常な論理や正規の論理に合致しないアノマリーの研究・収容を担当しています。主として、以下のようなタイプのオブジェクトを管轄しています。
- 形式論理
- 数理論理
小規模な部門であり、数学部門から近年独立したばかりであることから、当部門の具体的な職権範囲を知る者はごく僅かです。
月光
機密文書に関わる非公開ファイル。偽りの月光に関するもの
オブジェクト | 根源 |
---|---|
SCP-CN-1416 | ShineShadowD |
SCP-CN-1504 | SisterTan_Greasy |
SCP-CN-1614 | Yoghurt_Jinchouge |
SCP-CN-1615 | Yoghurt_Jinchouge |
吊し人
論理部門に関わる独立したファイル群
ベースカノン
財団は長らく発展を続けてきた。ある時期まで、我々は「確保・収容・保護」をしきりに口ずさみながら、すべての所作を必要なこと、犠牲を払うに値すること、赦されることであると言い聞かせてきた。だが次第に、書類の末尾でこれらのモットーを見かけることは稀になっていく。我々の行いが本当に必要だったのか、「確保・収容・保護」という、財団の一番基礎的な三原則に合致しているのか、思いを巡らすことは無くなっていった。どうやら我々は、原初からの信念を失くしてしまったようだ。今ならまだ、探して取り戻せるかもしれない。
この物語では少なくとも、初心を忘れた財団/職員が登場する。彼ら/彼は故意にか知らずにか、「確保、収容、保護」の意味を誤解/曲解しており、財団の最も広範な基本理念に背いてしまっている。もしくは、人の精神や信念を乱す実体がいて、人々にその信念と忍耐を失わせている。
論理部門とは何か
論理部門とは一つの記念であり、名前であり、シンボルであり、特権を行使するための道具である。財団内部において、「確保・収容・保護」を旗印にした上で、これら原則を悪意的に歪曲・改ざん・否定する風潮が出始めたとき、あるいは「革新」と称して、基本理念への誤った解釈を流布する風潮が出始めたとき、論理部門は現れる。彼らの出現は我々に、失いかけた初心を取り戻させる。論理部門は最初からその名で呼ばれていたわけではない。彼らはその時々で異なる名前を有しており、近代になってからは異常な論理演算を担当する部署の名を借り、活動していることから、論理部門という名前で呼ばれているに過ぎない。もちろん君は、彼らを本当に異常な論理を担当する部門として用いることもできる。
論理部門はいかなる姿でも現れ得るものだ。ただし、彼らは目に見えるような職務を負っていない。彼らはただひたすらに、職員らの勤務姿勢を注視している。
執筆ガイド
ガイドは無い。
君は自由な認識・視点で論理部門を解釈することができる。論理部門のベースカノン、および具体的な職権についての解釈も、制限は無いものとする。君はまた、あらゆる形式で執筆に参加することができる。
もし疑問があるならば、答えはこうだ。"一次設定は無く、二次設定は思うがままに一無二随"1。