拝読しました。まず、記事と直接は関係無いことですがサンドボックスⅢを利用する上でのルールは2023/01/14に改定されています。ここには以下の記述があります。
あなたが自分の下書きのディスカッションを使えるのは、批評への返信をする時のみです
改めてサンドボックスⅢ利用ガイドをご確認ください。
では本題に入ります。根幹となる記事のアイディアやストーリーの構成についてはやや良い印象であり、特に化学的な内容が難解にならずに論理的に記事に組み込まれているのが良いポイントに感じました。これから細部を詰めていくことで良い記事になると思います。ただし現状ではDV(マイナス票を投じることです)要素になるであろういくつかの問題点があります。
・フォーマットスクリュー(基本のフォーマットを崩すこと)が必然的でなく、効果的でない
フォーマットを崩すことに妥当性、説得力、あるいは何らかの狙いがある場合を除いて、基本的なフォーマットには従うことをお勧めします。この記事の内容でフォーマットを崩す必然性は現状では感じられませんでした。現在の状態ではただただ読みにくいだけですので、通常のフォーマットで記事を作成することをお勧めします。
また、個人的にはフォーマットスクリュー記事というのは書くことが非常に難しい記事であると考えています。「文字がひらがなになってしまう」「口調がおかしくなる」などのアイディアは、多くの人が通った道でしょう(私が勝手に思っているだけかもしれませんが)。「ただ文章が変になる異常性です」だけでは評価を得るのは難しいと思われます。
標準的なフォーマットについてはサイトに投稿されているSCP記事を読んだり、以下のガイドやエッセイを参考にしてみてください。
記事標準テンプレートガイド
記事のテンプレート
徹底解説クリニカル・トーン - 分析的な文章を書くために
書き方について
・ミーム殺害エージェントが実際に他人に危害を加えるだけの威力がある
どこからこれを入手したのかは存じませんが、本物のミーム的エージェントを使用せず、ただのフラクタルアートを使用すべきです。このせいで激しい頭痛とめまい、継続的な嘔吐に襲われ、この下書きをすべて読むのに非常に苦労しました。
読者に健康被害を与えることを禁止するルールはありませんので、スタッフではない私から強くあなたの行動を咎めることは出来ません。ですが"大人な振る舞い"の原則に則った行動をしていただけると、あなたにとっても読者にとってもよいのではないでしょうか。
また、本物のミーム的エージェントがCCライセンス下で提供されているという話は聞いたことがありません。この画像はライセンス的に適合しない可能性が高いと考えています。SCP-JPで使用する画像はCCライセンスに適合する必要があり、ライセンス表示も必要です。特にやりがちな失敗は「フリー素材」という表記に対する誤解釈です。詳しくは画像利用ポリシーを参照してください。
また、最近ではAIによる画像生成も盛んですが、それに関するSCP-JPでの取り扱い方も声明が出されておりますのでこちらも併せてご参照いただければと思います。
・作中の登場人物が私の身体を強制的に操作しようとする
オブジェクトの異常性は作品内だけに影響するようにしてください。読者の肉体を操作することを禁止するルールはありませんが、先程も申し上げた"大人な振る舞い"をお願いしたいと思います。私の身体を操ってUV(プラス投票)をさせようとしないでください、自分のために他人を操ろうとするのは大人な振る舞いとは言えません。またVoteポリシー内には「劇中のSCPの影響を受けたVote」を禁止するルールがあります。いかなる場合も、Voteは記事の内容にのみ基づかなければなりません。他人に不適切な行為をさせようと働きかけるのはやめましょう。
・感染性ミームにより記事を宣伝しようとしている
私が正気に戻った時にはフォーラム上でこの下書きを宣伝する173件もの投稿を行っていました。これはスパム的投稿と見做され、現在サイトスタッフによる私の処分議論が進んでいます。幸いにもサイトメンバーの多くはミームに対する耐性が高かったため、このような状態になったのは682人で済みましたが、それでも史上最悪の大事件であることに変わりはありません。確かに記事をより多くの人に読んでもらうことは著者にとって幸せな事であり、宣伝はその目的を果たすための手段として有用ですが、あくまでも合法的かつ他人に危害を加えない方法で行うべきです。作品が読者の精神に影響を与えるのはよいことですが、もっと穏便なやり方をしていただきたく思います。先程の話と重なる部分もありますが、サイトルールを今一度確認していただき、あなた自身がルールを破らないことは勿論、他人にルールを破らせることのないことが望ましいと思われます。
ここまでネガティブなことを沢山言ってしまいましたが、最初に言ったように記事のアイディア自体は良いですし、構成も読者を引き込める展開になっていると思います。ただし下書き内の数々の異常性によって内容を読み返して批評するのが困難ですので、まず非異常の文章に書き直していただければと思います。記事タイトルに改稿日を表記していただくなど、何らかの更新をした意思表示をしていただければ再度読みますので、その際は内容に踏み込んだ批評をすることが出来ると思います。
この下書きの完成と、iam-dado様のこれからの執筆を楽しみにしております。