実験責任者: ██████博士 (Dr)
実験参加者 █████████博士
説明: █████████博士に[編集済]。記録機器の引渡しの数時間後、博士はSCP-PL-024に向かって車を運転し、彼を車に乗せるように指示されました。彼はその後、子供の頃に遊んでいた、すでに存在しない古い木造住宅へと行くように指示されました(博士の履歴書には、確かにその木造住宅に関する言及があります)。
記録:
14:42、博士はSCP-PL-024の前に停車する
Dr: どこまで乗りたい?
マイクはSCP-PL-024の乗り込む音を録音し、続いて車のドアの開閉音を録音しました。
PL-024: 移動してくれ。君が、どこに行くかは決めてくれ。
█████████博士が出発する。10分後、オブジェクトの声が聞こえる。
PL-024: 君はどこに行きたい?
Dr: (確信したしっかりとした口調で) 実家に行きたい。
PL-024: ではそこに行ってくれ。
画像に数秒の乱れがあり、博士が進んでいる経路が特定不可能になる。それを過ぎると、カメラは森の真ん中にある小さな木造住宅を映し出し、その前に、2人の男女がくつろいでいるのが見える。█████████博士は彼らのほうへ歩き出す。同時に、ドアの開閉音が無いことから車は消失していることが示唆される。
Dr: (子供のような声) ママ!ママ!
女性はこちらへ頭を向ける
女性: どうしたの、████████?
博士はそれには応答せず、ペースを速める。しかし、数秒後SCP-PL-024が追い越し、オブジェクトは女性に近づき彼女の手をとり、特に抵抗無く森の中へと導きます。
Dr: (子供のような声) 待って!ママを連れてかないで!ママを連れてかないで! (博士だけがオブジェクトの存在を認識していることを示唆しているかもしれません)
博士は、彼をいぶかしげに見ている男のほうに走り寄ります。女性とともにSCP-PL-024が森へと消えます。
男: ここは居心地がいいと思わないか?
録音停止
備考: 翌日、█████████博士が職場に現れました。彼は実験に関する質問を受け、非常に驚いた様子でした。彼の母親について質問したところ、彼は母親を覚えていないことを認めました。1日前、彼の記録には交通事故で死亡したとの情報が記されていました。実験後、この記録も変化しました(第三者による干渉の証拠はありません)。さらに、尋問された彼の友人は彼の証言を裏付ける発言をしました。
結論: 私たちは、SCP-PL-024の性質を徹底的に調べ上げる必要があります。最良の解決策は、オブジェクトを捕獲し、その終了までを視野に入れることでしょう。―主任研究員██████████████博士
オブジェクトの終了申請は却下されました —O5-██