実験記録1109-RU
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実験番号 実験の目的 結果
1109-002 さまざまな条件下でのオブジェクトの動作、犠牲者の選択における嗜好 午前12時に、3人のDクラス職員の眠っている住宅ブロック5にSCP-1109-RUを配置した。エージェントが退室した後、活動状態に移行し、数分の間その領域を探査したあと、トラップを作成し始めた。もっとも危険な機器は、このブロックでもっとも耐久性のある人物を標的にしていたことが明らかになった。残りは単に不快なものに過ぎず、致命的なものはとくになかった。
1109-003 さまざまな条件下でのオブジェクトの動作、影響を与える方法 午前12時に、SCO-1109-RUは深刻な精神異常を抱えている従業員D-516-13の個室へ設置された。夜間に、さまざまな色のマーカーを利用して、さまざまな働きをするインジケーターを設置し、D-516-13を浴室に導き、頸部をかみそりの刃で切る仕組みのトラップを作動させた。職員は結果として失血死した。注:このトリッキーなオブジェクトは犠牲者をたくみにトラップに誘導した。十分に注意する必要があるだろう - Corwin博士
1109-004 さまざまな条件下でのオブジェクトの動作、暴露の方法。 SCP-1109-RUはDクラス職員3人の住居に設置された。午前中に職員の1人が死亡したことが判明した。彼の口と鼻腔は工業用接着剤で接着され、体はベッドに縛られていた。体を解くとき、金属製のバネ機構が釘を発射し、別の職員の足を突き刺した。その釘はコンセントにつながっており、対象は感電死した。3人目は、ドアノブを握って彼が部屋から逃げ出そうとしたとき、流れ出した電流によって死亡した。注:シンプルかつ、スマートだ。電気は人を殺すのには最適だ… - Corwin博士
1109-005 さまざまな条件下でのオブジェクトの動作、暴露の方法 SCP-1109-RUは2人のDクラス職員のいる活気に満ちた建物に設置された。おきたときには、職員の一人はベッドにしっかりと縛られていて、彼の口はテープで留められていた。被験者の首には、スチールワイヤーがあり、それは皮膚に密着していました。別の職員が、かれを助け出すことを試みたとき、トラップが作動し、マットレスが発火する原因となった。解放する過程で、とらわれていた職員は子宮頚管に重大な損傷を受け、死にいたった。この時点ですべてのドアの錠はロックされており、もう片方のDクラス職員は部屋を出ることができなかった。その結果、職員は炎によって焼け死んだ。SCP-1109-RUは閉じられた浴室内の、浴槽で発見された。そこから取り出そうとしたとき、別のトラップが作動し、塩素を塗られた5本の釘が発射され、Dクラスの胸部と腕に4本、研究助手の足に1本が突き刺さった。迅速な医療のおかげで、両者は一命を取り留めた。注:被験者を殺すのに、即効性は必要ないらしい。 - Corwin博士
1109-006 現実的な状況における、オブジェクトの動作、暴露の方法 SCP-1109-RUは寝室への入り口が閉鎖された、2人のDクラス職員の居る住居に設置された。部屋にはツールが一緒に置かれていた。午前中、キッチンへの扉を開けると、2つの食器のナイフが石弓に似た機構によって発射され、その結果、1人の職員が腹腔に致命傷を負って、5分後に死亡した。2番目の犠牲者は、警報システムを介して内部を調査士、SCP-1109-RUの位置を突き止めるよう命令された。彼はいくつかのトラップを避けることができたが、最終的にSCP-1109-RUによって設置されたトラップにより、水道管が破裂したとき、電気ショックにより浴室で死亡した。
1109-007 現実的状況における、オブジェクトの動作、暴露の方法 SCP-1109-RUは、Dクラス職員1人の住居に設置され、寝室への入り口は封鎖された。部屋にはツールがおかれていた。午前中の間、トラップは見つからなかったが、調理中に燃焼ガスの流体がガスストーブから漏れたため、被験者に着荷した。警備員は彼を救助しようとしたが、鍵がかけられていたため、住宅ブロックのドアを破壊することを余儀なくされた。これは、Dクラス職員に、腐食性の混合物(オーデコロン、塩酸、黒こしょう、および[削除済み]が検出された)を噴霧し、警備員に、気道と目の粘膜の炎症を引き起こさせる、ドアのトラップの動作につながった。Dクラス従業員はパニックになり、混合物を発火させた。他の警備員が到着し、犠牲者たちは救助された。警備員の命は取り留められたが、彼は視力を失い、顔、首、手に重度のやけどを負った。被験者は皮膚の48%をやけどし、16時間後に死亡した。注:オブジェクトは依然として、餌を利用することが好きなようだ。そのため、犠牲者はそのシナリオどおりに行動する。さらに、新しい「俳優」の介入も行わせるようだ。 - Corwin博士
1109-008 現実的な状況におけるオブジェクトの動作、暴露方法 SCp-1109-RUは真夜中に、D-516-21とともに住居に入れられた。D-516-21は、子供の誕生日に、ピエロの衣装で二人の子供を残虐的に殺害したことで死刑を宣告された。部屋にはツールがそろっている状態。対象が部屋に放置された後、オブジェクトは活動段階になり、D-516-21と上下逆に横になった。2時間18分後、オブジェクトは起き上がり、被験者をベッドに縛り付けた。その後、SCP-1109-RUは、D-516-21の前歯を鉗子で引き抜き(犠牲者は意識をとりもどさなかった)、ナイフに似た切断物を作成した。これをつかって、被害者の口を顔全体の耳から耳まで切断し、胸と腕に多くの切れ目をつけ、似たような模様を書き、心臓に銃を設置して浴室に行った。実験は終了した。午前中のうちに、2人のDクラス職員が被害者を解放し、SCP-1109-RUを発見し、収容室へ戻すように指示を受けた。D516-21(以下SCP-1109-1)は開放されたが、被験者は生命の兆候を見せ、胸から武器を取り出し、抵抗する間を与えず人員を殺害し、ヒステリックな笑い声を上げた。その後、被験者は脱走を試み、部屋のドアを破壊しようとしたが、重症を負っているにもかかわらず、超自然的な怪力を発揮しました。3分間無駄な試みを続けた後、SCP-1109-1は大きな叫び声をあげて、頭蓋骨を叩き割りました。被験者は倒れ、生命の兆候を示さなくなりました。警備員が火炎放射器で建物を焼き払いました。SCP-1109-RUは水で満たされたバスルームで発見されました。結果として、物体は火災によって損傷を受けました。注:これは新しく、我々の予測していなかった事態だ。私は1109-RUがそのトラップにおけるすべての行動を予測し、それに応じてそれらを準備していると感じ始めている。いや、この悪魔はいったいほかにもなにができるんだ!? - Corwin博士
1109-009 現実的な状況におけるオブジェクトの動作、暴露の方法 SCP-1109-RUは隠されたトラップ(肌荒れ用油脂3、吹き付け塗料2、TNT40g、深さ1.5mの落とし穴2つTNT40g分のエネルギーを持つ、5kgの地雷2つ)が設置された、放棄された1階建ての建築物に設置されました。SCP-1109-RUはすべての罠を1時間以内に発見、解除し、その後に、兵器と地雷を解体しました。2時間の間、オブジェクトは得られた物品を使ってトラップを作成していましたが、最終的にはそれらを入り口の部屋の角に投げ込みました。家具の残骸から彼は一種のクロスボウを作成し、それで塗料を発射することで、監視カメラを無効化しました。映像が失われてから34分後、正面玄関が吹き飛ばされました。実験は制御不能となり、2人のDクラス職員がSCP-1109-RUを見つけて、収容室に戻すため建物に送られました。彼らは表口と裏口から同時に入り、中央ホールで落ち合うように命じられ、落とし穴についても警告を受けました。両者は、爆発物が扉の上に置かれていたために死亡しました。別の職員である、D-611-2がレベル2武装をした上で。トラップを避けつつ、彼は胎児の姿勢で奥の部屋に横たわっているオブジェクトを発見しました。SCP-1109-RUを手に取ったとき、D-611-2は、実験の建造物から出て行こうとしましたが、SCP-1109-RUは、彼の手の内で釘をつめた火薬を爆発させ、それは一定方向に飛び散りました。その結果、釘が頭部のヘルメットを貫通し、Dクラス職員はその場で死亡しました。警備員が到着し、SCP-1109-RUを金属探知機で点検した後回収しました。注:1109-RUが爆発物や、起爆装置を扱うことができるという事実は、その取り扱いの詳細を知るための情報源が無いためにいささか奇妙なことです。合理的に対象を扱うことや、その適合性は驚嘆に値します。もしくは彼は未来を予知し、我々には道の情報源から必要な情報を受け取っている可能性があります。更なる実験が必要です。 - Corwin博士
1109-010 SCP-1109-RUに対する動物の反応 犬、猫、3匹のラット、鶏、および豚を収容室へ入れました。すべての動物は恐怖の兆候を見せ、できるだけオブジェクトから距離をとろうと試みました。結果として彼らはひとつの角に集まり、実験の終わりまでそこを動きませんでした。 注:動物は、SCP-1109-RUの危険性を察知することができるようです。この恐怖はどれほどのものなのでしょうか? Corwin博士
1109-011 オブジェクトの、外的脅威に対する反応 訓練された軍用犬と、その所有者であるエージェント████████が収容室に入れられた。犬は、何度か、オブジェクトを攻撃するようにという命令を無視したが、エージェントは厚い布でSCP-1109を覆い、命令を繰り返した。このとき、犬は命令に従い、オブジェクトに近づいたものの、しばらくの間攻撃をしなかった。そして、いきなり所有者に襲い掛かった。エージェントはそれに対応して犬を銃撃し、左手に軽症を負った。死亡した動物の検死では、異常は見受けられなかった。犬が近くにいるとき、SCP-1109-RUから特定の騒音が放射されていることが音声記録に録音されていた。この検査結果はあいまいである。ある専門化に寄れば、それは無声のスピーチであり、ほかのものはノイズが1つの同じ音であり、非常に迅速に音程領域を変更した。この音声記録の再現は、ほかの犬を含む動物にはなんら影響を与えなかった。注:より多くの実験を行うほど、より多くの疑問が提示される。われわれはまだSCP-1109-RUのすべての能力と機能を確実に把握できていません。オブジェクトは、何が起こっているのか研究者が混乱していることをよく知っており、毎回技能の数を増やし、より洗練された工夫をしているようです。オブジェクトの主な能力は、彼が、自分自身のおかれたさまざまな状況に、すばやく適応できるという可能性を排除するものではありません。それならば、新しい実験は、潜在的な危険性を増やすだけのものでしょう。 Corwin博士
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