実験記録1133-B
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SCP-1133-RUを複製しようという試みです。

工業的有用性の可能性があるため、利用可能な従来の手順を用いてSCP-1133-RUを複製する試みが行われました。


方法: 異なる比率で水(雨、蒸留水、水道水など)を充填する
結果: なし


方法: 容器内の水を、プラスチックプレートで1滴ずつに分離する
結果: 一貫して、荷重が増加するとプレートが破損した。液滴はその完全性を保持したものの、わずかにつぶれ、水中ではっきりと視認できるようになった。


方法: レーザーで触媒を加熱する
結果: 300度に達すると、物体は可視および赤外線スペクトルの光を放射した。温度上昇は停止した。


方法: 水の入った容器にダイヤモンドドリルで穴を開ける
結果: 水はすぐに沸騰し始めた。約半分が沸騰した時点でドリルが爆発し、ダイヤモンドと水の反応の産物と思われる道の物質の薄い層が壁にでき、さらに15分間加熱され続けた。ドリルの金属部分は破砕されており、記録を見ると、液滴がかなりの変形を受けたことが観察された。


方法: ドリルをウルツ鉱型窒化ホウ素によって作られたものに置き換えた。
結果: 全ての水が一瞬で沸騰した。液滴はダイヤモンドドリルによるものよりさらに変形し、光を発して消失した。半径約7m以内の全ての金属および合金はSCP-1133-RUの標準的な効果を受け、栄養素(空気および2人のDクラス職員を含む)は泥状の緑色の粘液へと変化した。全ての粘液を採取して実験を行った。これは最も複雑な有機化合物の混合物であり、そのうちのいくつかは、通常の化学の観点からは不可能な物質であることが判明した。さらなる実験が計画されている。
注記: オブジェクトをコピーすることが目的であって、それを爆破することが目的でないことを忘れてはならん。世界で最も貴重な有機化合物に置き換わった2人のDクラスはもちろん興味深いがね。 - ███████博士

現在、この目的のSCP-1133-RUを用いた全ての実験は中止されています。

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