
我々が”社会”という言葉を作り出してから、幾ばくの時が経っただろうか?正しい答えが出た試しはない。だが少なくとも、遥か昔の出来事であることは確かであろう。
人類が誕生した時点で、我々のDNAには既に”群れを成し、隊を組む”ことが刻み込まれていた。人類が進化するにつれ、我々は広場を作り、村を作り、都市、果ては王国まで作り上げる術を学んできた。大自然を恐れ、その力を憎んできたにも関わらず、それを懐柔することができなかったために、このような発展を遂げたのだ。
我々は大自然の怒りを経験し、骨肉が分かれるような苦しみを味わった。それ以来、我々は自然の力について学び、利用し、操ろうとしてきた。
我々はかつて、無数の同胞を飲み込んだ海から、無尽蔵の資源を獲得してきた。我々はかつて、棲家を燃やす猛火から、闇を追い払う光明を得てきた。
我々は脆弱な個から、強大な集団へと、一歩一歩成長していった。我々は城壁を建造し、武器を鋳造し、大自然の恵みを巧みに扱えるようになった。どのような危険であろうと、我々に敵う相手ではなくなった。人類の黄金時代がやってきたのだ。
だが、人類は強くなりすぎた。進むべき道を見失い、豊かさ故に停滞し、罪悪の芽を育てていった。
産業革命は機械を、強大な機械を彼らにもたらした。人々は大自然を軽視するようになり、汚水と排気ガスでそれらを汚していった。己の刻印を、地球の隅々に刻もうと企てたのだ。
我々は声を上げず、沈黙を続けた。それでもやはり、彼らは我らの同胞であったからだ。その上、彼らのしていることは、人類により良い発展をもたらすものでもあった。
しかし、戦争がすべてを変えてしまった。人類の心の奥底にあった、最も純然たる欲望が、完全に白日の下へと晒された。大陸全体を、恐怖の記憶が覆い尽くしてしまったのだ。
今、我々は既に一つの結論を導き出している。人類は病んだ。上から下まで病に陥っている。我々だって然りだ。自然のエネルギーのみが、我々を救い、社会の方向を修正することができる。ありとあらゆる方向を正し、人類に真の”強さ”をもたらすために、我々一同、全力を尽くそうではないか。
——花匠-05-ポプラ
歴史背景
修正花卉の起源は第1次産業革命期にさかのぼる。工業化に反対する先鋭分子や、理想主義の政治家らによって組織された彼らは、英国内での抗議が無益に終わると、活動の場をアジア地区に移していった。その後、彼らは中国へと根を下ろすこととなる。
彼らは中国を外界より隔たれた、工業化の及ばない「緑の大地」「天朝上国」にしようと試み、清国政府を密かに誘導して、鎖国政策を実行させた。清の統治期、修正花卉の規模は一時的ながら█████人まで膨れ上がった。彼らは洋務運動をはじめとする工業化運動への妨害をも企てたが、効果は微々たるものであった。この時期の修正花卉は、異常性のある物品を製造・生産していなかったとされるが、この点に関してはまだ考察の余地が存在する。辛亥革命が勃発するまで、修正花卉は目立った動きを見せておらず、革命や国民政府に対しても、特に反応を示すことはなかった。
第二次世界大戦が始まると、修正花卉の組織規模は急速に縮小した。アジアで吹き荒れた戦火によって、組織全体が壊滅状態に陥ったのだ。これを受け、当時の修正花卉の指導者・何華は組織の構造改革を行い、地下活動へと完全にシフトすることとなった。また、この時に初めて”人類社会の方向修正”を組織の使命と定めた。改革では、内部をおおよそ3つの階層へと分けると同時に、”特異な才能”を持つ人員に関しては、積極的に高層へと招聘していった。これが後に”花匠委員会”の雛形となった。
この時期、修正花卉は不安定なアノマリーを多数作り出しており、戦争の火種になったものまで存在した。また、組織内では大規模な思想対立が発生し、禍根を残すこととなる。
終戦後、組織は一時分裂の危機に瀕した。これを受け、花匠委員会の調停の下、組織は2つの派閥に分けられることとなった。個人の犠牲を通して、社会全体の方向修正を果たそうとする”ガーデナー”と、社会の方向は固定されており、穏健に風刺することで、社会自身に誤りを認識させ、自ら方向を直させようとする”プランター”の2派閥である。両者の理念は異なるものの、どちらも”人類社会の方向修正”を第一の目標にしていることは変わりない。一定の確執はあるにせよ、外部からの脅威に対しては一致団結している。
新中国の成立以来、修正花卉の活動範囲は縮小を始めた。構成員は政治干渉を止め、”ガーデナー”は09-オークの提案の下、”初心忘れるべからず”をモットーにして、公益性に重点を置いたアノマリーの制作に舵を切った。またこの頃、組織内では壊れた神の教会に対する反発が巻き起こった。
同志諸君!君たちは我々が修正花卉を設立した当初の目的をまだ覚えているだろうか?そう、我々は工業に反対している。先人たちは工業が人類を汚し尽くしてしまうと考えていた。我々はかつて、確かにその方向へと目指し、努力を行ってきた。我々は人類を呪縛から解き放とうとし、もう少しで成功する所であった。
組織が最も困難だった時代、私は自らの師より、オークという役職を引き継いだ。師は人が持つ性を見抜いていた。彼は終始一貫して、濁りきった工業が、人を貪欲で利己的なものにさせていると確信していた。
我々は間違いなく、奴らを打ち負かし、海の向こうへと叩き出した。我々はこの戦争で勝利を収めることができたのだ。
しかしだ、同胞達よ。奴らは再び戻ってきた!
あのクズ共は、清浄な世界を悪趣味な機械で支配することを望んでいる。彼らは自らの身体に腐食した、汚れきった、不浄な機械を装着して、人類の”昇華”を企てている。
そう、私は”壊れた神の教会”について述べている。奴らは人を不老長寿に仕立て上げようとしているが、これは自然の摂理に対し、真っ向から背くものではなかろうか!
昨今の人類は”上から下まで病に陥っている。我々だって然りだ。自然のエネルギーのみが、我々を救うことができる。”……ポプラの語った言葉だ。今日私は、これを諸君のみならず、あの愚か者たちにも教えることにする。
これより、”ガーデナー”は正式に”壊れた神の教会”への宣戦を布告する。清浄なる自然の力は、いかなる人間でも冒涜することはできないのだ。たとえ、神であろうとも。——ある集会における、花匠-09-オークの演説。壊れた神の教会はこれに対し、今の所、いかなる反応も示していない。
修正花卉は通常、他の超常組織の行動を妨害することはありませんが、時には彼らと衝突を起こすことがあります。世界オカルト連合と壊れた神の教会に対しては、特に激しい反応を示します。その一方で、袖まくり倶楽部をはじめとする他組織とは、一時的に連携した事例も存在します。
”プランテーション”
”プランテーション”は”プランター”の主要な集結地であり、花匠たちの試験場でもある。
プランテーションは██市東南部の郊外40kmに位置する、3ヘクタールの大型農園内に存在する。02-バラが”張強”という偽造身分を通じて購入したもので、地下には第二次大戦期に放棄された洞窟が隠されており、研究室およびアノマリーの試験場として改造されている。”プランター”に所属する門衛は、農園内で不定期に会議を開くことがあり、対外的には集会であると宣伝している。今の所、財団には発見されていない。
この他、”プランテーション”には個人用小型武器を一定数保管できる大型兵器庫とアノマリー保管庫が建てられている。また、100人以内であれば30日以上生活可能な量の物資も蓄えられている。
”温室”が財団に発見されたという脅威を考慮し、両派閥は現在、”温室”と”プランテーション”間における物資の輸送任務を実施している。
”温室”
”温室”は”ガーデナー”の主要な集結地であり、彼らの武装拠点でもある。
温室は██市の中心商業地区にあるショッピングセンターの地下5~12階に位置する。07-ヒガンバナが”王彼岸”という偽造身分を通じて購入したもので、主に作戦司令部として使用されている。武装部隊などを擁するほか、正体が露呈したり、追跡を受けている構成員の避難場所としても機能している。また、”ガーデナー”に属する門衛は、ここで不定期に会議を開くことがある。ショッピングセンターの内部には”温室”へと直通する隠しエレベーターが2基存在する。現在、財団はその位置を特定しており、包囲作戦の準備を進めている。
門衛・████は既に財団の動きを察知しており、”温室”内の修正要員に対して、物資や資料を”プランテーション”へ移送するよう命じるとともに、施設をいつでも放棄できるよう準備している。
”花萼”
修正花卉が全国的に配備している”セーフハウス”。今の所、具体的な数は不明である。
現在知られている花匠
01-”ハス”
今の所、01-ハスに関する情報はほとんど得られていないが、以下の事柄が判明している:
1.01-ハスに就任した者は1名しかいない。
2.修正花卉における第1次改革の指導者・”何華”と不可分の関係にあり、本人である可能性もある。
3.異常な能力を有する。
4.異常な知識を有する。
5.長命である。
6.ハスは以前、花匠委員会の総監を務めていた。
7.修正花卉の内部では、05-ポプラのみがその存在を知っている。
02-”バラ”
”プランター”に属している。性別・年齢は共に不明。既知の情報は少ないが、修正花卉の”花匠委員会”において、05-”ポプラ”に次ぐ高い地位にあることは確かである。
03-”アラセイトウ”
”プランター”に属している。アジア系の男性で、外見年齢は15~24歳ほど。右前腕(手部を除く)や左脛(足部を除く)が木製の義肢に置換されている。大衆の前に頻繁に現れる花匠の1人。B-J-P-Xのタイプ・イエロー変異体と考えられている。
04-”ハマナス”
21~25歳くらいの女性。花匠委員会で最も若いメンバーであり、大衆の前に頻繁に現れる花匠の1人。”ガーデナー”の一員で、02-バラと日常的に接触していることから、02は彼女の師であると推測されている。
幼くして両親を亡くし、非合法な孤児院にて10年間生活していた。資料によると、彼女は孤児院にて長らく虐待を受けており、院長からも性的被害を受けていたとされる。18歳の誕生日、彼女は虐待に耐えきれず自殺しており、地元の新聞が当時、この事件を報道している。しかし5年後、██市のある花屋において、店員として働いている姿が目撃される。財団は花屋に対して調査を行ったが、彼女に関する情報は一切得られなかった。現在、財団は彼女を脅威存在とみなしており、消息が分かり次第、速やかに対処しなければならない。
05-”ポプラ”
現在、05-ポプラに関する動向や異常性は一切判明していない。一方、修正花卉の内部資料において多数登場していることから、”花匠委員会”の指導者であると推測されている。”プランター”の一員で、性別・人種・年齢は不明。委員会の創設から一貫してその地位に就いている可能性があることを考えるに、現実改変者/人型アノマリー/非人型生物/奇跡術師のいずれかであると推測されている。他方、途中で役職の交替が行われている可能性も排除できない。財団は対象を脅威存在としてみなしている。
06-”サクラ”
性別は女性で、年齢は18~22歳の間と推測される。聖クリスティーナ学院の卒業生で、”ガーデナー”の代表的な人物。仏教徒であり、各地の仏教聖地や寺院によく出没している。対象の身元や経歴は一切判明していない。公共の場に頻繁に出没しているが、対象に関する具体的な容姿は未だ分かっておらず、特殊メイクや変装術に精通していると考えられている。また、対象は聖クリスティーナ学院をはじめとした、国内の多くの超常組織と密接な繋がりを持っているとされる。
07-”ヒガンバナ”
今の所、修正花卉における07-ヒガンバナの行動目的は不明だが、何件かの目撃例が存在する。性別は男性で、外見年齢は30~40歳。アジア系の中国人で、左目が義眼となっている。大衆の前には滅多に現れることがないが、現れる場合は黒色のスーツを着用し、手には赤か白のヒガンバナ(Lycorisradiata)を携えている。情報によると、SCP-CN-██の曝露者であり、過去に[編集済]、現在は”ガーデナー”の重要人物となっており、対象への厳格な監視が提案されている。
09-”オーク”
性別は男性で、外見年齢は28~34歳。日系中国人。前任の09-オークが修正花卉を脱退した後、師の役職を引き継ぐ形で就任した。現在の09-オークは過激な反工業派の1人である。これについては、対象の父母と妻が、不明な戦争において亡くなっていることが原因にある可能性がある。大衆の前に現れることは少ない一方、修正花卉内の施設において、集会や演説を行っている姿がよく目撃されている。これらの目的は組織内の世論形成にあると推測されている。現在の09-オークは特殊な能力を一切有していないとされるが、この情報については検証が求められている。財団は対象を脅威性の無い要注意人物と認定している。
13-██
[警告: システムエラー]
財団内部
ギルモア博士
レベル3研究員。ある収容インシデントにおいて花匠-██に救助される。現在は修正花卉の内通工作の影響で、”ガーデナー”に加入している。財団内部にスパイとして送り込まれたものの、財団には既に察知されてしまっている。
財団は彼を厳しく監視しており、彼を通して”温室”の正確な位置を突き止めることに成功した。一方、本人はそうした事実について全く気付いていない。
彼は有用な存在だ。彼は自分の行いに一つたりともミスがないと思い込んでいるが、我々は彼を通して、必要な情報を容易に手に入れることができる。したがって、彼を財団から絶対に離脱させないようにしなければならない。
——O5-██
クレクト博士
レベル3研究員。幼少時、父母が財団の収容インシデントによって殺害され、倒壊した建物の下敷きになった上、財団職員から記憶処理を施されてしまう。3日後、ある門衛が彼を発見し、”プランテーション”へと運び込んだ。この間、彼は05-ポプラと知り合い、成人後、SCP財団に潜り込んで復讐することを決意する。修正花卉のために財団内部で情報収集を行っているが、財団には未だ察知されていない。注意すべきことに、彼は修正花卉と財団、どちらに対してもあまり好感を抱いていない。財団は監視の目をギルモアに向けているため、彼は自身の素性を隠し続けることに成功している。
この子の心に募った恨みは非常に強大です。私は彼の気持ちがよく分かります。深刻な事故で肉親を失い、財団の奴らに記憶処理を受けた後の彼は、もはや白紙に書かれた数字の如き有様でした。このような境遇に、誰が耐えられると言うのでしょうか?……しかし、我々は大局を考える必要があります。彼自身の復讐のために、こちらの計画が台無しにされるようなことはあってはならないのです。機が熟した際は、彼の行動を阻止しなければなりません。
——花匠-05-ポプラ
”花匠委員会”
修正花卉の前任指導者:何華が在任中、危機的状況にあった修正花卉をまとめるために創設した組織である。資料によると、初代の花匠は13人の”特異な才能”を持つ者から選ばれ、彼らのポストナンバーとコードネームは今日に至るまで継承されている。噂によると、彼らの中には現実改変者や人型生物、奇跡術師、異常技術者等までもが含まれているという。
現在の花匠委員会は”特異な才能”を持つ者に限定されておらず、自らの”価値”を証明した者は前任花匠の推薦を得ることで、誰でも就任できるようになっている。
委員会の創設当初、初代の花匠達は”どこよりも強力な武器を作ることで、戦争を止め、平和を呼び込み、社会を修正する”ことを闘争のスローガンに掲げた。その結果、脅威度の高い異常物品を██以上も作り出すことに成功。これらのサポートの下で、修正花卉は以前の勢力を徐々に取り戻していき、アジアの戦場の推移に影響を及ぼすまでに成長した。元指導者・何華の死後、05-ポプラ(当時、花匠委員会の最高発言権を有していた)が全体の指導権を引き継いだ。彼は組織の方針を改め、「穏健なアノマリーを用い、社会を刺激することで自ら改革させる」とした。しかし、この改革は構成員に不満を抱かせることとなり、その数は██████人にも上った。
05-ポプラの決定に対し、初代の花匠達は特に反対意見を示さず、全会一致で承認された。この結果は、組織内の保守派をさらに刺激するものとなった。このうち、3分の2以上の人員が組織の離脱を決め、新政派との間で幾度となく流血沙汰を引き起こした。
改革中、13人いた花匠のうち、5人が組織を去っていった。その中には元04-ハマナス、元09-オークも含まれた。5人の離脱は組織内の対立を激化させ、修正花卉は2度目の重大な危機に直面することとなった。騒動は15年に渡って続けられた。
その後、05-ポプラ、02-バラが組織に対し、創立以来2回目となる大規模再編を実施。組織を再び1つにまとめ上げ、内部の対立を融解させた。これにより、保守派は現09-オーク率いる”ガーデナー”に、新政派は05-ポプラ、02-バラが率いる”プランター”に所属することとなった。
再編後、花匠委員会は組織の陰に退き、運営への直接的な関与を止めた。彼らは異常物品の製造に専念することとなった。
”門衛”
門衛は修正花卉の管理部門を前身とし、組織全体の管理と行動方針の制定を担当していた。花匠委員会が創設されると、あらゆる管理権限が各花匠に移譲されたため、門衛の仕事は委員会命令の伝達や中・小規模作戦の指揮、世界各地での人材募集活動などに限られた。稀にだが、新たな異常物品のテストに参画することもあった。
修正花卉の内紛中、門衛は態度を明確には示さなかった。花匠委員会が仲裁のために各所へ出向いた際も、その場に立ち会うことは滅多になかった。
花匠委員会が組織の陰に退いた後、門衛は再び組織全体の管理と作戦方針の制定を担当することとなった。また、花匠の作品に対する批評も行っている。
門衛の総数は今の所不明だが、内部での噂によると、花匠1人に対し1人の門衛が付いているという。このことから、13人の門衛がいると推測されている。
情報を分析した所、”門衛”は元々、花匠の補佐役であったとされます。異常物品の製造には関与していないものの、当面の間は脅威存在として扱われることになっています。必要時を除き、彼らと直接接触してはなりません。
”修正員”
修正花卉の根幹部分であり、構成員の大多数を占める。分業体制が確立されており、それぞれ異なる任務を担っている。
修正研究員
修正研究員は”修正花卉”における科学技術や奇跡術を研究する人員である。主に花匠の制作物のテストや、作戦行動時の技術支援を行っており、一定の自衛用武器を開発している。
修正隠密員
修正隠密員は”修正花卉”の目や耳、鼻に相当する。情報収集部隊であり、普段は社会に潜入・潜伏している。主に社会や他組織の偵察を担当しており、入手した他組織の動向は本部に逐次報告される。また、離反者の暗殺も行っている。
修正防衛員
修正防衛員は”修正花卉”の刀に相当する。武装部隊で、主に修正花卉の拠点保護や他の超常組織への対抗、コントロールを離れた異常作品の処分を担当している。このうち、拠点保護を最優先している。コードネームは所属先の指揮官(通常は門衛か花匠)の名前に数字を加えたものを使用している。
修正支援員
修正兵站員は”修正花卉”の重要な臓器であり、組織内の補給支援や財政処理を担当している。門衛から直接指令を受けている。非修正員
主に清掃や食料品の購入、雑務などを担当している、クリアランスレベル0の職員あるいはフロント職員の総称。彼らは組織の実態を一切認知していない。
内部人員等級
任務内容によって、組織内には以下の等級が存在する:
"花泥1(クリアランスレベル0)":”セキュリティクリアランスレベル0は、組織の実際の任務を知る必要がない者に対して付与される。レベル0は一般的に、施設内において運営データに触れることのない文書・後方勤務・清掃スタッフや、フロント組織の職員に付与される。
"花粉(クリアランスレベル1)":最も危険な任務を担当する、修正員の中で1番人数の多いクリアランス。新しい制作物に対するテストや、大衆の世論形成、超常組織への対抗、完成した安定型アノマリーの散布等を主として実施している。その他、情報の収集も行っている。通常、一般的な修正員がこれに該当する。
"花柄(クリアランスレベル2)":門衛から通達された作戦目標を元に、参加人員を選定し、現場にいる”花粉”の指揮や支援の他、技術開発を行う人員。修正要員において特に重要な職位であり、”花柄”と判明した者は拘束・尋問にかけなければならない。一般的には修正研究員がこれに該当する。
"花冠(クリアランスレベル3)":大衆の面前に現れることは少ない。アノマリーの制作を担当しており、通常は”特異な”能力ないし知識を有している。当職位には人間以外の者が就くこともある。通常、花匠がこれに該当する。
"花蕊(クリアランスレベル4)":組織全体の管理および行動方針の制定を担当する。一般的には門衛がこれに該当する。
"果実花蕊(クリアランスレベル5)":[データ削除]
修正花卉は環境系・植物系のアノマリーしか作れないの?
もちろん違います。修正花卉の源流は、過激な環境主義者と”理想的社会主義者”で構成された団体であり、組織の使命は”社会の方向を修正する”ことにあります。私たちが書くSCPは「社会の方向や気風を修正できるもの」です。反社会的な思想を許さず、誠実な愛こそが正義とするものから、ただ単にゴミをポイ捨てさせないようにするだけのものまで、オブジェクトの性質は多種多様です。修正花卉は本来、産業革命への抗議を主体として誕生した組織です。そのため、環境保護は組織の大きな側面の一つに過ぎません。
花匠13-ワスレナグサとは一体?
カーソルをページ右下に動かして、オプションをクリックした後、”ページのソース”をクリックして、目をよく凝らしてみてください。その正体が分かると思います。ps: 編集をクリックしても見れますが、許可なしに私たちのコードを弄らないようにしてください。よろしくお願いします。
13は現時点で最年長の花匠だが、01-ハスが作り出したある作品によって、誰にも永遠に認識・理解・接触されない身となってしまっている。長命だが、世間とは隔絶された環境にある。彼は難解な謎解きをデータの深部に置くことでしか、自身の痕跡を残すことができない。にも関わらず、彼はこれまで一度も後悔を感じたことはなく、笑顔と自画自賛の精神で、孤独を打ち消している。また、彼は修正花卉の真相を最も明瞭に把握している者でもある。
修正花卉は財団をどう思ってるの?
財団が修正花卉の目的を妨げない限り、花匠たちは財団に対し、いかなる行動もとらないかもしれません:他方、財団は既にもう”温室”に手を出してしまっています。花匠こそ反応を示さないものの、門衛らが報復措置をとりにくるかもしれません。少なくとも、将来的には開戦が避けられないのは確かでしょう。
このため、大部分の時期において、修正花卉と財団は互いに脅威を感じており、しばしば衝突を起しています。
現在の修正花卉の規模はどれくらいなの?
厳密に言うと、現在の修正花卉の規模は全盛期よりやや縮小しています。しかし、困難な状態からは明確に脱しています。誰も知らない場所で、数百人~数千人もの構成員が活動しているかもしれません。彼らには財団が脅威を感じる程度の規模と実力があるのは確かです。
修正花卉は◯◯(組織)を圧倒できる実力がありますか?
私たちは修正花卉と他のGOIとあまり比較させたくありません。個人的には、彼らにはいかなる比較可能性も存在しないと考えています。
修正花卉に関する質問がありましたら、FAQタブの下方↓にメッセージを記入し、私たちにPMを送ってください。不定期に確認・返信します(ぶっちゃけますと、私たちは2人とも高校生のガキンチョです。お手柔らかにお願いします)
↑ここまで
プランテーションの実験
ガーデナーによる傑作
SCP-CN-469 作者:Notexam Houses
SCP-CN-541 作者:Notexam Houses
SCP-CN-557 作者:Yz_Dog
SCP-CN-561 作者:Notexam Houses
SCP-CN-684 作者:TAH-AWBW
SCP-CN-792 作者:Abigail_Ade
SCP-CN-1833 作者:Joan33
JP
花言葉
转烛飘蓬一梦归 作者:(user deleted)
聖祭終はり光遍く照さむ 第五牧伯、激しき角逐にて選ばれしいとも敬虔なる新守護者を任命 繼承の儀を自ら執り行へり 作者:Etinjat
我们所不知道的是,悲伤永无止境 作者:EveTerminus does not match any existing user name
JP
隣の芥子は甘い 作者: aisurakuto
花朝2
紫羅蘭 作者:William2004
花卉栽培結果報告
以下は修正花卉のGOIフォーマットのテンプレートです:
修正花卉ロゴ.jpg
新品名: 中国名 + ラテン名(斜体で) (+ 栽培者の略称をアルファベットで追加できます)
プランター / ガーデナー: 花匠あるいは他の誰か。
目的: 花卉を栽培する目的を記述する。ガーデナーは作品に「浄化」能力がどの程度あるかに重きを置いており、プランターは作品が人間にどの程度有益であるか・具体的な効能はどのようなものかに重きを置いている。
花卉の特徴(及び効能): 植物の形態・構造を記述する(+その形態が目的達成に如何にして寄与するか)
(性味3)効能: 植物の全体or部分的な効果。(「性味効能」は薬にしたり、採集して使用した場合の効果)
栽培事項: 植物をどのように栽培するか/どこに植えるか/植える時はどういった障害に警戒すべきかなど。
所見: 植物を栽培するに至った原因や、なぜ栽培しなければならないのか、栽培の目的・過程、将来の構想など、基本は栽培者の私見となっている。
PS: こういった著作テンプレートを用いるとポートフォリオ的な効果をもたらします。URLとタイトルに関しては特に制限がありません。
[[image http://scpsandboxcn.wdfiles.com/local--files/breaddddd/fixedflowers.png]]
**新品名:**
**プランター / ガーデナー:**
**目的:**
**花卉の特徴:**
**効能:**
**栽培事項:**
**所見:**
以下のcssは評価モジュールを薄くして、場違い感を減らすためのものです。各自の好みでお使いください。
[[module CSS]]
#u-ratingboxhid {
opacity:0.05; transition: all 0.5s ease-out;
}
#u-ratingboxhid:hover {
opacity:1;
}
[[/module]]
[[>]]
[[span id="ratingboxhid"]]
[[module Rate]]
[[/span]]
[[/>]]
プランターの幼苗
ガーデナーの剪定
JP
やっぱり君は、修正花卉のオブジェクトを創りたいか。
ようこそ、新たな”花粉”さん
修正花卉が関与するオブジェクトは通常、植物系のアノマリーですが、実際はこの限りではありません。また、オブジェクトの中には認識災害やミーム影響を持つものもあります。このうち、脅威度の高いオブジェクトは時代を下るにつれて減少していきます(当然ながら、こうしたオブジェクトを書いてはダメという意味ではありません)。彼らが作り出したアノマリーの目的は、総じて腐敗した社会の方向を改めるものでした(修正花卉が関わり戦争にて遺されたアノマリーもこれに含まれます)。新しいオブジェクトを創作したいのであれば、人間社会の方向修正というスローガンに符合したものである必要があります。注意してほしいのは、修正花卉が作る物品の脅威度には未だ明確な限度がないということです。脅威的なオブジェクトを門衛や花匠たちが密かに作り出し、組織が苦境に立たされた際、最後の切り札として登場させるかもしれません。EuclidやKeterクラスのアノマリーを創作する際、注意してほしいのは、修正花卉は最初の指導者が病で亡くなった後、アノマリーの兵器化に関する研究/開発を放棄しているという点です。修正花卉の高脅威オブジェクトは本来、世界を支配するために作られたものではなく、人類をより良く発展させるために作られたものです。兵器や著しく脅威的なアノマリー世界を滅ぼすためだけにあるアノマリーと修正花卉を結びつけることはたいへん困難なものになると思われます。
注意すべき点として、花匠が創り出したアノマリーには、総じて製作者が財団等の他者へと向けた書き置きが残されています。書き置きのフォーマットは以下の通りです。
表面
大自然より来る手本(調整可)が、[xxxx4]の方向を修正いたします。
社会の方向は今一度修正されるのです。
裏面
[通常、各花匠からの伝言が記される]
——花匠-xxx-xxx
門衛や花匠を新しく創る場合、以下の点に注意してください:
門衛のコードネームは主にシダ植物からとられています(例: 門衛-xx-タマシダ、門衛-xx-ホウライシダ等)が、今の所、門衛での創作は存在しません。あなたは自由に門衛を創ることができますが、ナンバーは13以下にするようにしてください。
花匠のコードネームは種子植物からとられています(例: 花匠-xx-ロサ・キネンシス、花匠-xx-ハス等)。現有の花匠は関連人物タブを参照してください。あなたはオリジナルの花匠を創ることができますが、ナンバーは13以下にするようにしてください。
創作した記事が合格基準を満たしたら、作品を"プランター"と"ガーデナー"のいずれかに分類した上で、ハブに追加するようお願いします。
やっぱり君は、修正花卉のTaleを創りたいか。
ようこそ、レベル4研究員様
Taleに関しては明確な規定は存在しません。花匠に関するエピソードを書いても良いですし、”プランテーション”や”花萼”内の日常を書いても良いでしょう。自由に、やりたいようにやっちゃってください。背景設定の範囲内に収まりさえすれば大丈夫です。
ただし、以下の点にはご注意を:
記事内に現有のキャラクターを登場させる場合、彼らの人物設定にできるだけ符合するようにしてください。もちろん、オリジナルのキャラクターを創作しても構いません。
修正花卉は財団と同様な組織であるとは限りません。彼らは構成員を危険地帯に送り込むことはありませんし、実験に使う身代わりを調達してくることもありません。作品が不安定な状態にある間、すべてのテストは動物や植物に対して行われます。
まとめると、修正花卉は財団と比べて偽善的・理想主義的であると言えます。
”ガーデナー”と”プランター”の理念は異なるものの、彼らの目標は一致しています。組織で起きた内部抗争について執筆するのはたいへん困難です(書いてはダメという訳ではありません)。
もちろん、独自に彼らの理念を定めて、衝突させることもできます。例えば、「人間は無数にいるというのに、彼らは”自分たちが思い描く社会”こそが”正しい”と思っている」「”彼らが考える正しい社会”は、そこまで”正しい”ものではない」といった感じです。しかし、それでも難易度は高いでしょう。
創作したTaleが合格基準を満たしたら、ハブの"花言葉"カテゴリに作品を追加するようお願いします。
他にも質問がございますか?
背景設定や関連人物・施設、FAQを読んだ後、それでもどんな風に修正花卉を書けば良いのか分からなかった場合は、私たちにメッセージを送ってください5。:
Notexam Houses QQ:2151367838
Yz_Dog QQ:3143454264