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時は満ちました、親愛なる友の皆様。
(ネージ・シャヒード博士が湖畔を望む花畑の只中でごろ寝するソニア・クロウズワース象徴作成士1に近づく。)
シャヒード博士: クロウズワース。
クロウズワース象徴作成士: あら、ごきげんよう!ネージ。あなたも一緒にどう?
(クロウズワースは地面を軽く叩いた。3秒の間、両者は無言だった。
シャヒード博士: …わかったよ。
シャヒード博士はゆっくりと腰を下ろした。
クロウズワース象徴作成士: それであなたの息子さんは?今でも志望大への進学を諦めていないの?
シャヒード博士: 受験生活は終わったさ。ちょうど先週、あいつは合格通知を受け取ったよ。今じゃ新車をねだってるんだ、あの腕白小僧。
クロウズワース象徴作成士: あの子なら合格して当然だって言ったじゃない、ほら!ついでに私からのお祝い言も伝えといてよ。
(頭上で何百もの翼が羽ばたく音が聞こえてきた。)
シャヒード博士: お宅はどうなんだ、クロウズワース?最近楽しいことでもあったかい?
クロウズワース象徴作成士: ジャッキーが今朝散歩に行きたがってたわ!赤ん坊がまた元気に歩いてくるようなものよ。いつかアナタとも遊ばせてあげたいわね!
シャヒード博士: 君の飼ってるブルマスティフにやられそうなのはごめん被るところだ、だが誘ってくれてありがとう。
(花々が一瞬の内に菫色に染まった。)
ある日、私は皆様方に再びお会いできればと願いました。
(職員交流会には様々な財団職員とDクラスが参加し、飲食物の詰め合わせを堪能していた。)
(とある研究者が大きなボトルをこぼし、中のソーダを周囲の職員にぶちまけてしまった。)
(参加者は皆笑い声をあげた。)
(カウンターにはランの花瓶が置かれていた。)
暗闇の墓の下で眠る方々のためにも
クロウズワース: …でね、仕事を前もって終わらせられてラッキーだったわ。
シャヒード: 君はなあ、役に立ったのかい? 私に聞いてもいいのかい?世界はどうなってしまうのだろうか?
クロウズワース: うるさい、ネージ。
クロウズワースがシャヒードの腕にパンチを決める。
クロウズワース: 私は…今にして正しいって思ってるだけ。何もかもが終焉を迎えるのよ、分かる?
(束の間、沈黙が立ち込める。)
シャヒード: …ああ、勿論。
(会話で触れられなかった数多の行いの持つ重みは消え失せていた。)
(空が薄紫色に染まり、その後で黒ずんでいった。)
束の間の救済の約束は必ずや認められるでしょう。
O5-1: 今宵、最後の一杯だぞ、諸君?
O5-1が手持ちのシャンパンをグラスに注ぐ。同席者も後に続く。
(光が明るさを増した。影は長く伸びていった。)
(後にはヒヤシンスの強い香りが残された。)
光明がその手に届けられた方々へ
ソニア: …私達、自分のために何かしてきたかしら、ネージ?
(ネージは思いの底に沈んだ。彼は紫の百合リリーを摘まみ、ソニアに渡した。)
ネージ: いつだって世界のために尽くして来たじゃないか。
(ソニアは手に取り、そして頷いた。)
(45秒の間、星々の輝きは明るさを増していった。)
(それから、2人はその場を後にした。)
どうか笑顔を。皆様方は自由の身になられるのですから。
(声を一つにして、我らは言葉を紡ぐ。)
サイト-19職員: 確保。
O5評議会: 収容。
ソニア&ネージ: 保護。
あゝ、死よ、恐らく貴方こそ鍵なのでしょう。
(そして今、我らは憩う。)
(その目を我らに注ぐ世界のために。)









