人間は全知にゃなれません。従って自分の知識の範囲外のことなんかはさっぱりわからないものです。
ですがそれを教えあうことが出来るでしょう。幸いにしてサイトメンバーも増えてきたし、ここらで1つお互いの知識をひけらかしあったり、知らないことを聞いたりして、SCP記事やTaleの完成度を上げましょう。
で、さっそく私は聞きたいことがありますが、登戸研究所やく号兵器をTaleに蒐集院と絡めて登場させようと思っています。なので、そのあたりについて詳しい方はぜひともご教授いただければ幸いです。
まず登戸研究所は当初は電波研究のための陸軍科学研究所の出張所であり、後に陸軍技術本部第九研究所となります。主な担当は秘密戦です。残念なことにオカルトチックな研究とは無縁の世界です。
開発される器材も盗聴、秘密インキ、隠しカメラ、偽装した爆薬や焼夷剤などです。このほかにも宣伝用の器材や憲兵隊によるスパイ検挙のための器材などがありました。
科学技術を駆使する秘密戦と、たぶんに呪術的な面を持つ蒐集院とはちょっと相性が悪いかな?と思います。
いっそのこと記録に残っていない架空の第十技術研究所などを充てるか、内部に特殊な科を設けるのはどうでしょうか?
く号装置こと怪力線ですが、特に超短波をその基軸としていたとされます。
主に点火プラグや生物に対する効果が実験、研究されましたが、結局間に合うことなく終戦となりました。
正直な所、当時から実現性に否定的な意見があったとのことで、一発逆転、回天の秘密兵器など夢のまた夢にすぎませんでした。むしろ研究の途上で得られた電波に関する知見の方が役に立ったことでしょう。
ありがとうございます。なるほど、確かにそいつはダメそうですね。第十技術研究所という名前で、超科学を扱うアヤシゲな連中が集まっていた、という様に変えてみようと思います。
本物のく号兵器ならぬ音波ライフルをチョット考えていたんですがこいつはボツですね……。
知識を出し合って共有しようという趣旨なら、「質問」よりも「ブレインストーミング」のほうが適切かもしれませんね。
後で移動させます
財団世界のテーマは物を収めることであると、個人的には考えています。
古代日本は、どのようにして、どこに物を収めてきたのでしょうか?
例えば、神社の宝物、ご神体。人目につかないように厳重に保管されているという点で、財団の収容房と同じ性格を擁していることが興味深いですね。
財団は世界規模です。では、政府は?特に古代日本律令下では?
古代日本は、蔵という組織を用意していました。
1つは、大蔵。少し前まであった大蔵省の名前の元ネタですね。これは政府の貢ぎ物などを納めた蔵。
2つ目は、内蔵。朝廷への官物を収めていた蔵です。大王家の財産管理を取り仕切っていました。
そして、第三の蔵は、斎蔵いみくら。これは、朝廷の祭祀用の神具を収納した蔵。倭国の祭事の一切を取り仕切る部署です。
これを3つまとめて三蔵という組織が上代にありました。
私はこの斎蔵のもつミステリアスさが、財団のTaleに活用できるのではと考えています。
斎蔵を管理していたのは、斎部氏いんべうじで、古くは「忌部氏」。天太玉命アメノフトダマノミコトの子孫だそうです。
斎蔵の蔵物品は秘密でした。祭祀用の神具……何かしらのSpecial Containment Procedureがあるような……
過去に財団と同じ務めを果たしていた組織がいたという想像が出来ませんか?
a.k.a. 鬼食料理長
いいですねえ。丁度蒐集院が要注意団体入りしたところですが。この斎蔵と何かの関わりを持っていたり、あるいは忌部氏が祖になったのやもしれませんねえ。入っていたものがなんであったのか、歴史的な事実を下敷きにして書いていけば壮大な歴史Taleが出来上がりそうです。
SCPの作中での呼び方(例えばSkip)という項目に、ときたまに悩まされます。
特に、まだSCPに指定される以前の異常物体をどう読んでいるかなど…
本家の記事を見ているとGame Dayでは
Anomaly VN-1520 (SCP number pending) exited through the door before killing several other insurgents.
Anomaly VN-1520 (SCP number pending)(Anomaly:VN-1520(SCP番号未決定))という例が出てきました。
Taleである以上ヘッドカノンではないとしても、 何かの参考になるのでは?
a.k.a. 鬼食料理長
最近本で知ったのですが
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0927&f=national_0927_238.shtml
視認している画像についてはある程度読み取れるような世の中になっているようです。
また、この技術の発展系として、このようなものもあります。
こちらは、同じ映像を見せた時のパターンに当てはめることにより解読しています。
つまり
スパイなどの情報を引き出したい対象に
画像を見せた後に
それの文字情報を見せる、あるいは睡眠時の言語による誘導で
反応を見比べると言う手法が取れる・・・
かもしれません。
まあまだ研究段階のようですけど。
ほほう、面白いですねぇ。その人が何を見て、どんな反応をするのか調べていれば、夢の中さえ把握可能と。財団でこれを使う場合は、勿論実際には不可能かもしれませんが「より多くのパターンを観測出来る映像、言葉」を使うとか、もっともらしくすると出来そうですねぇ。
「遺伝情報は○○(動物の小種名)と○○%(たいてい整数)一致しました」
って、哺乳類だよ、猿の仲間だよレベルなので、あまり意図した文章になっていない気がしますがいかがでしょうか?
他種と比較して近縁とは言い難い人間とチンパンジーでさえゲノム(塩基酸核に含まれる情報全て)は98.78%程度一致します。
しかも、通常ゲノム全体を比較する場合、生物全体の進化の具体的様相を解析するために使うので用途が違います(この研究はまだ発展途上)。
通常、遺伝子情報を利用してA個体がどの種とどれくらい近縁なのか? を比較したい場合、分子系統学を利用します。
「ほとんど○○だけど少し違う」と書きたい場合
「分子系統解析により○○と非常に近い近縁種(地域個体群レベルの近縁or遺伝子改良種or同一種)と推定されています」
と、した方がいいと思うのですが、どうでしょう?
ちなみにこれは破壊性検査なので非破壊性オブジェクトには使えません。
http://nature.cc.hirosaki-u.ac.jp/lab/3/animsci/040527_chimpanzee.html
この記事には人間とチンパンジーの細胞は八割違うと書かれているらしいですが、それは分子系統解析によって判明したものなのでしょうか?
こちらの記事で言及されている8割は作られるタンパク質の差違で、下の方に
人とチンパンジーの遺伝情報の違いが1.23%とされたのは推計によるもの。DNA断片の入り込みや欠落まではわかっていなかった。今回調べた部分の差は5.3%と計算される
とありますね。
つまり、最新の研究にて「ヒトとチンパンジーは94.7%ゲノムが一致だった」という話です。
その記事は見てなかったですが、数年毎変わってて(要するに研究中で)揺れ幅があってなんともなんですよね。
94.7%も数年後変化する可能性が高いです。
ちなみに数年前まで人間同士のゲノムの差異は0.1%と言われ、最近は1%ほどといわれていたような? また変わってるかもしれません。
そこより重要なのは、いくら財団の技術力が高くても、まだよくわかってない分野の技術で数年単位での研究とスパコン運用のコストをかけて、しかも大数のSCPを必要として(1個体のゲノムでは個人差がわからないため数十個体必要とする)、細かく一致を調べていくってのが個人的に違和感あるんですよね
いうなれば、数PBの未知のプログラムで記載されたHDD数十台2組をプログラムが読めないけど、01で比較していく作業ってなので、仮に何%一致してたって言われてもだからどうしたと言われたらそれまでですし……
この手の研究の意味は、この未知のプログラムの読み方(ゲノムというシステムの解読)の研究であって、どの種とどの種が近縁だとかはちょっとズレた話(ゲノムの解読が進むと一気に開ける分野ではある)なんです。
バナナが人間と遺伝子構造が一致する部分が50%だったときいたことがありますね。
そうすると人間の半分はバナナなんですねー
tobaccololitaさんの意見は確かに、実情を考えてみるといくらなんでも現実的じゃない感じです
書き方を考えなければなりませんね
対して、分子系統学は先ほどのHDDの話で言うと、ある程度どれくらいの世代でどれくらい変化するかわかっている領域の数バイトを比較する作業です。
例えばrDNAのITAという、まあ、コンピュータでいうバッファみたいな部分は比較的少ない世代で変化が起きることがわかってます。ので、それだけ比較して変化がどれくらいか? で、おおよそ何十世代分離れている。ということを確率論的に推測できます。
逆にほとんど変化しない領域にちょっとでも変化があれば、遠い世代で変化があったからかなり遠い別種、となります。
で、幾つか判明してる領域だけ何箇所か比較したら何世代離れているか? 同一種か? 近縁種程度の関係か? を、ある程度割り出せる。という感じですね。これなら個体数が少なくてもそんなに外しません。
本来分子系統学は遺伝子的な進化系統樹を作る為の学問なので系統学ってなってますが、狭い地域だけに住む見た目の変化がほとんどない個体群(耳の下の鱗がちょっと大きいとかそれくらいの違い)を、どれほど近縁か? 別種にすべきか? という判定に使われるので、SCiPの検査には最適だと思います。遺伝子改造されてるなら、この検査ではほぼ同一種か、同一種だが何らかの人為的な変化の痕跡がある、と出るでしょう。
核爆発の後、二週間ほどすれば外に人が出て空気を吸っても大丈夫なレベルまで放射線は減る。
理由は核爆発での放射性物質は副次的な作用の中性子などが当たって変異した放射性物質なので、
半減期がかなり短いから。正直ウランを大量にばら撒いた方が効果はあります。(汚い爆弾など)
ちなみにここで言っている核爆発は核分裂のみを使用した場合の核爆発です。
あと、これも結構有名ですが、水爆の仕組みは無理やり高温高圧で核融合反応を起こすために一度核分裂を起こしているので、中に小さい核分裂爆弾(通常の核兵器)もどきが入っている。
核融合自体は放射線をあまり出さないので、水爆の放射線は中に入っているこの爆弾もどきによるものが主である。
なので純粋水爆を作る事が出来れば本来の核兵器の意図(大きい爆発を起こすだけ)が実現できる。
ではなぜ核融合を発電に使えないのかというと、核融合反応継続するためには高温と高圧を維持しなければならないが、この高温に耐えられる物質が地球上に存在しない。核融合反応は一瞬でも高温と高圧が崩れれば直に反応が止まるので安全ともいえるが、逆に反応を起こし続けるのが難しいとも言える。
現在はレーザーや磁気のように物理的な物質ではないもので閉じ込める試みがされている。
ちなみに一瞬なら起こす事は難しくないのでアメリカの大学だか研究施設に一瞬だけ融合反応を起こす装置があったはず。