これは翻訳されたときどうなるかが楽しみですね……
「。」のあとの全角スペースは不要だと思います。
それにしても、「佐う」で同様の疾患が発生していないのは幸いであったといわざるを得ませんね。
面白い記事だと思いました。ところでオブジェクトクラスですが、メタ的要素があるので判断しづらいのですが、もしかしてExplainedではないのでしょうか?
Keterのままなら未収容ということになり、少々収まりが悪い気もします。
何度も読み返してみましたが、やはりよくわかりませんでした
私自身が誤字などの概念的な記事がただ単に苦手なだけなのかもしれません
なんとなく憶測はつくのですが、はっきりと理解出来ないと恐ろしさも実感出来ませんでした……よくわからないのが不気味さ、というのもあるのかもしれないですが
この罹患者というのは、伊るという単語を知った瞬間、発症するんですよね? 伊るという単語自体には感染性や症状のトリガーだったりするのでしょうか?
あと、伊るという言葉を記憶してなければ、問題はないんですか? 伊るという言葉を知らなければ、能やバレリーナの動きは正常に認識出来るんでしょうか?
質問している研究員が伊るという単語を話していても普通そうにしているのも、危険性的に大丈夫なのかな、と思ってしまいました。ここは事前に設定した音声ソフトなどを使って、罹患者自身と研究員とのコンタクトを極力避けた方がいいと思います
罹患者との直接的な接触で起きるかもしれませんし、言葉として出しているウチに発症してしまうかもしれません
発症プロセスは不明なのですし
グダグダと長文、失礼しました
財団世界には「伊る」という概念が存在していたが、それを喪失させる病気のようなものが発生している、というのがこの報告書なのだと思います。
当然、我々読者には「伊る」という概念はないため、我々は既にこのオブジェクトの影響を受けている立場として読むことになります。
構造的には、本家の白黒写真のExplainedオブジェクトとほぼ同じではないかと思いました。
その上で改めて意見を述べると、メタ要素と報告書の間にねじれが生じているように思われます。
まず前提としてメタ要素によって、読者は財団世界と現実世界の両方に身を置いています。
同時に、我々は自分が「伊る」のない世界にいることも知っています。
つまり収容は失敗し、「伊る」は(両方の)世界から失われています。それならオブジェクトクラスをKeterにする意味はありません。
もし世界規模の収容違反が進行中という体裁を取る(つまり読者は増えつつある「伊る」喪失患者として、この報告書を読む)なら間違いなくKeterですが、それにしては特別収容プロトコルが無策すぎます。
また読者(報告書を読む立場にある財団職員であると同時に、既に「伊る」を喪失している監視対象)へのアプローチが何もありません。そのため、危機感をあまり煽られないのです。
私も長々と書きましたが、非常に惜しい記事だと思います。これらは少し手を加えれば簡単に解決する問題なので、あと一押しを期待したいところです。
この記事において、現実世界の読者に「伊る」という概念があるかもしれないと思わせる所を含め、メタとして評価しています。
現実世界において「伊る」「佐う」という概念が「あるかもしれない」「我々も疾病者かもしれない」と毛先ほどでも思わせることで、財団世界と現実の境界を曖昧にさせています。
記事内の財団世界では、蔓延しつつある。現実世界では、少なくとも自分は疾病におかされているようだが、他人はもしかしたら…。
ゆえに、この記事はEXではなくKeterなんです。
たくさんのご感想、ご批評ありがとうございます。ちょっと量が多くなってしまったので、まとめてお返事させていただきます。
まずオブジェクトクラスについてですが、k_u_m_a さんにも仰って頂いた通り、この記事のキモは、例えば現実世界の友人に「ねぇコレ読める?」と聞いて、「え? ”伊る”に決まってるだろ?」と返されたら…、といったような想像をしていただくことだと思っています。そのために、作中世界は「伊れる人」と「伊れない人」が並存している状態と設定することが望ましいと考えました。
クラスを Explained とした場合、財団は”伊る”という概念を社会から抹消する方向に動くでしょうから、財団の能力から考えて、報告書が作られるようなタイミングでは、既に「伊る」は、一般社会から完全に失われているのではないでしょうか。よって、オブジェクトクラスは Euclid もしくは Keter までに留めておきたいと考えています。
次に収容プロトコルについてですが、確かに flagire さんや shinjimao さんが仰られているように、発病プロセスが不明(=伝染するかもしれない)な状態としては、現状のままでは無防備過ぎて、Explained を相手にしているように見られても仕方がないですね。
「感染症、およびミーム災害でないことは確認できている」といった趣旨の記述か、もしくは厳重な感染対策のプロトコルへの追加を考えてみたいと思います。ただ、自分は医学の知識など皆無なので、それらしく簡潔な表現を考えるのには、少々苦戦しそうです。誰か考えてくれないかな(チラ
k_u_m_aさんとundercatさんが、「"伊る"が存在するかも」という疑心暗鬼の部分を取り上げておられたので、ようやく自分の中で謎が解けました。
日本の伝統芸能である「能」は、大半が伊り歩く動作によって構成されているため、それは単に扇を持って舞台上を歩き回っているだけのように認識されます。
私は学生時代に能も少し研究していたため、ここで「伊る」という所作が架空のものだと確信しました。
「もしかして"伊る"って本当に実在するのかな?」と思わせるためには、もう少しマイナーな古典芸能を例にした方が良いかもしれません。そうなれば確かにメタ要素が良い方向に作用してくると思います。
特別収容プロトコルについては、財団が本気になって収容に取り組んでいるということがわかれば、それで十分だと思います。
さきほど(11月30日23時45分時点)の更新が、SCP-096-JPに対して行われていました。
SCP-096-JPの記事は復元しましたが、こちらの更新は反映されていないものと思われます。
ご確認ください。
期末テスト中なので確認と返事が遅くなりました。申し訳ございません。
Wikidotのサーバーの問題だと思われますが、まだ反映されてないんですか?