本文がSCP-XXX-JPのままです。
インタビュー記録がとても好きです。
「正確な位置まではわからないくて申し訳ないが。」→「正確な位置まではわからなくて申し訳ないが。」と些細ですが誤字を発見しましたので報告しておきます。
コモドオオトカゲに関して幾つかの誤解があるようです。
- コモドオオトカゲは強力な毒を持ちます。
- 腐敗菌類を利用した敗血症と強力な出血毒です。ライオンが損傷を受けた場合、通常10時間から数週間程度で死亡するかと思われます。その点に明確に触れているわけではありませんが、詳しい者は「戦闘を長時間行う」と聞いただけで、出血毒で徐々に衰弱して最低でも引き分けるという結末をすぐにイメージするはずです。毒がないなら触れるべきかと思います。
- コモドオオトカゲ、というか爬虫類は全ての種が全身を鱗で覆われます。外皮は鱗の内側にあり、鱗の隙間に見える部分です。
- なお、突起状やひげ状に張り出した鱗をクレストと呼びます。クレストや身体の盛り上がりでラインができることはキールです。生物学用語だけでなく英語圏では一般的な単語ですが、訳語がないためクレストとそのまま書くか、大型鱗、突起状の鱗などと書かれます。ワニなどの大型クレストは鱗と皮骨の融合が起きていることもあります。
- コモドオオトカゲにもちゃんと歯がありますし、それは最初からトゲ状、というかノコギリ状です。この歯は剃刀のような切れ味があるほど鋭いです。
- ティラノサウルスのような歯にしたいなら単に「大型化」と書けばいいと思います。
- 全ての動物の体長の測定基準は明確に決められています。
- 爬虫類なら尻尾の先から鼻先まで(カメだけ甲羅の長さ)で、これを全長と呼ぶルールがあり、体長と書く曖昧な表記は報告書には用いないと思います。ちなみにライオンは全長(もちろん尾を含む)、肩高、体重で表記するのが一般的で、成体のオスはおおよそ全長3m肩高1.2m体重250㎏程度だそうです。これも体長ではなく全長と書けばいいでしょう。
前足の骨格も手のように変化する。
イメージができませんでしたが「人間の腕」という意味でしょうか? トカゲ類も前足の先端は手と呼びます。そのため、前足全体が手の骨格になるとも読めます(そういう爬虫類も実在するのでそこも混乱の元です)。Tレックスのような前足の話なら、「前足が縮小します」でいいかと思いますし、ゴジラなら「前足全体の骨格がやや縮小しヒトの骨格に近くなります」あたりかと。あとコモドドラゴンは短期的に、しかも結構な頻度で二足歩行するため骨格は最初から「二足歩行可能な形状」であるかと思います。長時間と付け足すべきでしょう。
巨大な尻尾と背びれが発生し
尻尾は元からあるのに対して背びれはないため、読んでいて混乱しました。2本目の尾が生えるということでしょうか?
尻尾の全長が100m以上に増加する。
コモドオオトカゲの全長のうちほぼ半分は尾で構成されます。増加の意味するところが不明ですが、「全長に対する割合が増える」「その時点での尾の長さは100m以上に達する」のどちらかかと思います。前者の場合、全長195mなら割合は変わらないか減少しています。表記を変えるべきかと思います。
先端部分がサーベル状に変異する。
コモドオオトカゲの尻尾を見ればわかるかと思いますが、最初からサーベルに近い形状です。刃物状に、でしょうか? あと、爬虫類の尾は多少上下に動きますが、左右にしか強く振れませんし、上下に振れても攻撃しにくいかと思います。現実のコモドオオトカゲも尻尾を強く横に振りながら振り返るテイルアタックをします。サーベル=片刃ではなく両刃かと思います。サソリ的な刺突(横でも)の場合、尾の長さを3倍にしないと前に届かないかと。
尻尾が全長300mまで成長する。
左腕、右腕、
「伸長する」「左右の前足」ですかね? 腕は人間だけに使う言葉です。
指摘された点を修正しました。ちょっと急ぎでですが・・・。腐敗菌に関してはWikiを読んで知っていたはずなのに・・・・失態です。すいませんでした。やはり、生物SCPに関してはもっと調べてから書かないといけませんね。ありがとうございます。
あ、あと、檻を犬用のイメージでサイズを考えているかと思いますが、あれは一時的な収容、移動をするためのもので、人間で言えばベッドや車になります。
檻から出さず単独飼育の場合、だいたいの種は全長の3倍程度の檻で飼育するのがひとつの基準です。(その他掃除の利便性を考えると更に広くなるが無視する)どちらも3mほどのため、1辺9m程度の檻に収容するわけですが、9×18mの長方形だと対角線上で最大20mほど離れられるわけで、常に第二段階程度の変異を保ってる、という認識でいいでしょうか?
あと、書いてあるように、背びれは魚類のヒレのことです。ゴジラに出来るようなものは背びれではなく並んだクレスト(キール)です。クレストには、魚類の背びれ、もしくはタテガミ状のものもあります(ホカケトカゲで検索してみて下さい)
実験記録?の表ですが、
距離\対象
この表記が私の環境では\(半角円マーク)に見えます。\(バックスラッシュ)を使用されるなら、全角で表記した方がいいかもしれません。
対象から放出される放射線量が増加し始める。
放射線を放出する、という情報はこの段階が初出のようですが、「増加し始める」と以前から判っていたように書かれています。
また、「1000m以降の実験は全て中止されました」とありますが、100m離れた段階でも体長50m超えていたりと、かなりやっかいな物になっているように見えます。1000m離した際の1550mなど、1.5kmですからね。首都圏近辺ならば駅間の距離より長いです。
発見経緯を見ると、「別々のサイトへ収容」→ 「距離が離れたため双方巨大化」 → 「お互い出会い距離が縮まっていったため元に戻っていった」というように見えます。それが判っていてさらに距離を離す実験を1000mまでも行うほど財団はマヌケでは無いと思うのですが。
指摘された点を一応修正しました。まだ、粗や足りない部分があったらコメントしてください。最初から完成させておけばいいのですが・・・・。すいません。
それと、変異の段階が10mだと収容する檻がどうしても狭すぎる広さにしなくてはいけなくなるので、20mに変更しようと思います。もし、変更しないほうがいいというのでしたらコメントしてください。
表の下の太字にSCP-XXX-JP表記が残っているようです。
後、収容時の事故以外に実験を1度もしてないみたいな記述になったように見えますが
それはそれで、1回の事例だけで「こいつらの能力は離せば離すほどパワーアップする事だ」と決めつけるのは
時期尚早に思えます。20か100までは幾度かの実験で詳細に判明、それ以降は最初の事例でのみ確認、とか。
野暮かもしれませんが500 m超え後のドラゴンの方が強すぎて
もう力比べ勝ってんじゃないのって気がします。
後、
これだけデカくなると「距離が拡大」の詳しい条件によっては
「あんだとコラ!?」「やんのかコラ!?」って顔を近くに付き合わせた瞬間に
小型モードに変化しちゃうような気も…
重心同士の距離で計算している(と見られる)とか?