サイトに加入してしばらく経つのですが、まだ一度もtaleを読めていません。SCP記事は多少は読んできたつもりなのですが、taleはどれから入ったらいいのか分からないので、難しすぎない内容で面白いtaleがあれば翻訳でもJPでも構いませんので教えていただきたいです。
このスレッドを質問フォーラムから一般フォーラムに移動させます。
「どのTaleから読むべきか?」「シンプルで面白いTaleは何か?」という質問には回答が複数あるためです。またこの質問の解決は終わりがありません。
したがって情報集約のために一般フォーラムに移動させます。なお、スレッドの話題には問題ありませんのでこのまま続けてください。
a.k.a. 鬼食料理長
おススメ1
In His Own Image Part 1
In His Own ImageはSCP記事の次に読むと面白いTaleです。SCP財団の業務にフォーカスしたTaleであす。いかに財団職員は異常に向き合うのか、収容違反にどう立ち向かうのか、ほぼ前提なしに読むことができます。
おススメ2
シンプルなTaleを読見たいのであれば「オリエンテーション」タグの記事を読みましょう。SCP財団(あるいはその他の組織)の講義という形式のストーリー群です。
その中でもおススメがDクラスのオリエンテーションです。
a.k.a. 鬼食料理長
お読みになりたい作品の種別でいくつかピックアップしてみました。
FAQ;~ヒュームって一体全体なんだ? - Taleというかハブに近いもの。財団世界でよく出てくるヒュームというものについて解説をしていますのでおすすめです。
タグorientationのついたページリスト -NanimonoDemonaiさんの仰られたタグシリーズ。このorientation系は、財団の様々な分野についてのオリエンテーションが行われ、結構わかりやすくまとまっているものが多いです。世界観の一端、特に財団の業務のイメージをつけるのにおすすめです。
Dクラスのオリエンテーション - おすすめ度高。財団の雰囲気を知れる、短くも的確なTaleです。難しい話も出てこず、Dクラスというものの扱いがふわっとわかるので面白いです。
マリアナ海溝から回収された文書 - おそらく最も有名Taleの1つ。Kクラスシナリオの1つがどんなものかわかります。財団世界の無情さを知ることができます。
オリエンテーション:現実改変者に対する傾向と対策 - 現実改変というものについて財団がどのように対策しているかの、解釈の1つです。世界観の補助になります。
ヤングマン - とあるオブジェクトの前日譚という設定のもの。その正体に気づいた時のゾクッとくる感じがいいです。
Sa Jin(写真) - おすすめ度高。決まったオブジェクトではありませんが、不気味な話です。全体的な薄暗い雰囲気が良いです。
ただの塗料、だろ? - SCP-173関連のTaleです。画像も使ったちょっと特殊なタイプです。
ハチ - 何気に財団では結構危険であるテーマであるハチを取り扱ったTale。特定の記事が関わっていないので、純粋な不気味さが楽しめます。
愛猫バニラ - 財団の異常物品、特にAnomalousに関する一般人視点のTale。財団の外の人の話なのでおすすめです。
モザイク画の蜥蜴 - おすすめ度高。Anomalousに焦点を当てたTale。何気ないAnomalousオブジェクトの背景が垣間見えてしっとりします。
ゆっくりと、純粋な愛情に、窒息して - SCP-682-CUちっちゃなとかげのTale。もともと可愛さだけの記事に思いがけないアプローチをしたものです。
挑戦を受けて立つ! - おすすめ度高。SCP-846ロボ男とSCP-1370困らせルボットの戦闘という未曾有の展開。なんともいえねぇ。
『N/A倉庫』の休日 - Anomalous、Neutralizedに焦点を当てたTale。こういうものもあるんだなという参考に。
全国高等学校獅子王戦 初戦 - とあるオブジェクトに関連したTale。読んでいる時の緊迫感と、オブジェクトリンクを見た時のズコーッという感じが面白いです。
秋津洲博士のとんでもない嘘 - 漫画(アートワーク)の形式をとったTale。短いながら財団にありげな話です。
以上、数は多いですが気になったものがあれば、ぜひ目を通してみてください。基本的にTaleはスタイルがバラバラで、一概に型に囚われないのが魅力の1つでもあります。中には絵や絵文字を活用したり、フォーマットを活用したりとかなり冒険的なものもあります。
ちなみに記事をしらなくてもTaleは読めますが、知っているとなおのこと理解が深まるので、記事も合わせて読むことはおすすめです。なるべく既存記事と関わらないものを選択しましたが、一部実際に記事を知って読むとまた感想が変わると思うのでぜひ冒険してみてください!
シンプルで前提知識をほぼ必要としないtaleとしては、既に挙げられている「マリアナ海溝から回収された文書 」に加えて黒、白、黒、白、黒、白、灰色とMementosをお勧めいたします。どちらも財団の世界観を端的に切り取った作品だと思っています。
また、そこそこ読み応えがあって難しくないものとしてはThe Lombardi Talesがあります。連作taleですが、具体的なオブジェクトや人物は登場しない「ある歴戦のエージェント」の物語です。
また、taleの中には多く「人事キャラクターの存在を前提としたtale」があります。既にあがっている作品の中ではIn His Own Imageが代表例です。こういった人事の情報を軽く得る手段としてグラス博士の定期心理鑑定、波戸崎研究員の入団挨拶回りなどは簡単に楽しく読めるかもしれません。(後者は正式なtaleの括りには分類されていませんが・・・・・・)また、人事が出る作品の中で初心者向けのものとしてはEpitaphをお勧めいたします。In His Own Imageの理解の助けにもなるでしょう。
また、少しtaleを読みなれた頃に読むと世界が広がるかもしれないtaleとしてエージェントAAの個人的記録を最後にあげます。taleという形でここまでの世界を描けるという一つの到達点であると勝手に私が思っているtaleです。
最後に「最初に読むといいtale」からは外れますが、汎用的なtaleの探し方として「Tales メインリスト」をご紹介いたします。SCP一覧の一番下から飛ぶ事が出来るページで、こんな感じで好きな記事が登場するオブジェクトを見つけることが出来ます。認知度がそこまで高くないため全てを網羅できるわけではないのですが、「この記事が好き!」という記事があるならここを探してみるのも一つの読み方になると思います。