全体に渡って"実行にうつします"や"財団の目にとまりました"のような平仮名表記や"自分の足をこぎりで切り落とす"などの脱字、"突っ込まれており"・"財団に知られるところとなりました"といった報告書らしくない記述の存在が気になりました。
以下は各項目で特に気になった点です。
特別収容プロトコル:
・記憶処理の設定は現時点ではカノン化されていませんが、私にはクラスC記憶処理を用いる必要性が感じられませんでした。簡単に使えるクラスAでも問題はないのでは?(これはTale:記憶処理オリエンテーションマニュアルを基準とした疑問であり、sumiley7さんが記憶処理に関してご自分の基準をお持ちであれば無視して頂いて構いません)
説明:
・神社に生えている→"神社の敷地内に植えられている"の方が報告書らしい記述かなと思います。
・"幹の周囲"というのは単位としては漠然としすぎているように思えます。調べたところ「樹木の太さは一般に幹周りでなく直径で表す」という記述を見つけたので、単純に"直径"、あるいは樹木の測定に使われる"胸高直径"という単位を使用してみてはいかがでしょうか。
・"この声は接触者以外からは聞こえず、観測もされません"
→"この声は接触者以外には聞こえず、録音機器にも記録されない"ということでしょうか?
・"接触者の母語に依存します"という記述は"接触者の母語を用いて発話されます"などとしてみてはどうでしょうか。
・"文章を観測する"という記述もいささか意味が曖昧であるように思えます。これは263-JP-1が文章を視認するのみならず、読み上げられた文章を聞いたり点字文を指で読み取った場合でもその内容が改変されてしまうということでしょうか?
もしそうであれば脚注にでもその旨を記述した方がよいかと思います。
補遺:
・"喪失感を受ける"というのは見慣れない表現なので、"~を訴え"としてみてはどうでしょうか。
以上、一部でもご参考になれば幸いです。