CN1000コンテスト参加作品です
元記事: SCP-CN-1600:神农棺
原著者:Fenrir Flamel
翻訳者:fish_paste_slice
査読協力:BenjaminChong
3ページ目の巻物に書かれた固有名詞についての備忘録
医緩:伝説上の人物、春秋戦国時代の名医
扁鵲:古代中国の名医。春秋戦国時代末期。鍼や薬物、脈絡に秀でる。
淳于意:(じゅんうい:紀元前215年-没年不詳)前漢初期の医者
恵帝:- 前漢の恵帝(在位前195年 - 前188年)か
武帝:前漢の世宗孝武皇帝(在位紀元前141年 - 紀元前87年)か
華佗:(かだ:???~208年)後漢末期の名医。曹操の主治医だったが後に投獄され殺害された。
張仲景:張機(ちょうき:150年代~219年)後漢の完了にして医師。『傷寒雑病論』を著し、後の世に大きな影響を残す。医聖と称される。
王叔和:(おうしゅくか)、後漢末~西晋初めの医師、診脈を中心とする診断学の元祖とされる。
董奉:(とうほう)呉の孫権の時代の仙人。
皇甫謐:(こうほひつ:215年-282年)、学者、鍼灸について現存サイコの書籍である鍼灸甲乙経を著す
抱朴子:(ほうぼくし)、葛洪(かつ こう:283年~343年)の著書
葛洪:(かつこう)、道教の仙人、練丹の研究に功績を上げる。死後は尸解仙(自らの屍体から抜け出して専任となる方法)となったという。
茅山:(ぼうざん)江蘇省南西部に位置する道教の聖地。また、道教の流派の一つに茅山派という流派がある。
陶弘景:(とうこうけい:456年~536年)。六朝時代の医学者・科学者。医学,薬学に精通し、『神農本草経集注』を著し、薬学の整理を行った。また、茅山派の開祖とも言われる。
大同二年:西暦536年。
孫思邈:(そんしばく:541~681)、唐代の医師、道士。中国史上最初の臨床医学百科全集とも言われる「千金要方」を著す。後世に医神として、薬王廟に祀られる。
巣元方:(???~???:すげんほう)、煬帝の勅命により「諸病源候論」を著したとされる。「諸病源候論」内科だけでなく各科の疾患の病因と症候を記述している。
許胤宗:(536年~626年)、唐代の医師。
王冰:(おうひょう:710?~804)、唐代の医学者。当時の医学書であった「黄帝内経」を整理した「黄帝内経素問」を編纂した。
王焘:(おうとう:670年~755年)、唐代の医学者。六朝から唐代にかけて用いられていた薬の処方を集めた「外台秘要」を編纂する。
昝殷:(さんいん:797年~859年)唐代の医学者。産婦人科学、薬学に通じ、最古の産婦人科学医学書である「経効産宝」を著す。
大中三十年:西暦866年(※大中年間は14年まで)
唐慎微:(とうしんび:1059年~1136年)、宋代の医師。字は审元。『経史証類備急本草』32巻を編纂し、宋代以前の本草書を集大成した。
銭乙:(せんいつ:1032年~1113年)、宋代の医師。字(あざな)は仲陽。小児科医として功績を残す。
許叔微:(1079年~1154年)、宋代の医師。「普済本事方」を著す。
劉河間:(りゅうかかん:???~1200年)、名は完素(かんそ)。医師。「黄帝内経素問」を研究し、疾病を「木火土金水」の五運と「風熱温火燥寒」の六気に分類し、ことに火・熱によっておこるものを重視して火熱論を唱えた。
張元素:(ちょうげんそ:1151年~1234年)、薬学への知識が深く、易水学派の開祖となる。
張従正:(1156年~1228年)金代の医師。外来の邪気が体表と経絡,胸郭と胃の上部,下焦の3部分のいずれにとどまっているかによって発汗剤,吐剤,下剤を主として用いたため,攻下派といわれている。
宋慈:(そうじ:1186年~1249年)、南宋の官僚、世界初の本格的な法医学書である『洗冤集録』(事件における検死とその対処を記す)の著者。
李杲:(りこう:1180年~1251年)、南宋の医師、元気を損ずると内傷を起こして病気になるとして内傷学説を唱える。
王好古:(おうここう:1200年~1264年)、李杲(りこう)とともに張元素に学び、のちに李杲を師として、学術思想と医療技術を全面的に受け継いだ。
羅知悌:(1243年~1327年)、宋代の名医。
戴思恭:(たいしきょう:1324年~1405年)、明代の医師、朱丹渓の高弟。明の太祖の寵愛を受ける。
丹渓先生:朱震亨(しゅしんこう:1281年~1358年)、金代・元代の医師。羅知悌のもとで李杲 (りこう) の系統の医学を学んだ。
汪渭:徐渭(じょい:1521年~1593年)、諱は渭。明代の文人。書、詩、戯曲、画等様々な分野で後代に影響を与えたが、晩年は精神を病んだ。
万密斋 :(まんみつさい:1499年~1582年)。
李時珍:(りじちん:1518年~1593年)、明代の医師、中国本草学の集大成とも呼ぶべき『本草綱目』や、奇経や脈診の解説書である『瀕湖脈学』、『奇経八脈考』を著した
張景岳: (ちょうけいがく:1563~1640年)、明代の医師、≪黄帝内経≫を研究し、原文を分類・摘録し、編を分けて注解を加えた≪類経≫、及び追加説明を加えた≪類経図翼≫≪類経附翼≫を編纂した。
趙献可:(ちょうけんか:1573年~1664年)、『医貫』を著す。
張卿子:(ちょうきょうし:1589年?~1668年)
張志聡:(ちょうしそう:1610年~1682年)、『傷寒論集注』を著す。
叶天士:叶桂(1666年~1745年)、清代の名医。
薛雪:(1681年~1770年)、清代の温病学家、
呉鞠通:(ごきくつう:1758~1836年)、清代の医師、『温病条弁』を著す。
王孟英:王士雄(おうしゆう、1808~1868年?)、清代の医師
丁甘仁:(ていかんじん:1866年~1926年)、近代中国医学に貢献。
馬培之:(1820年~1903年)、清代の医師
モーガン氏:トーマス・ハント・モーガン(1866年~1945年)、アメリカ合衆国の遺伝学者、キイロショウジョウバエを用いた研究で古典遺伝学の発展に貢献し、染色体が遺伝子の担体であるとする染色体説を実証した。
穎甫:曹穎甫、曹家达(1868年~1938年)、清代の名医
仲庵:張棟樑(1877年~1937年)、字は颖甫
章次公:(1903~1959)
魯成公六年:紀元前585年。魯は春秋戦国時代の魯国の君主。
建安十三年:西暦208年
王叔和:(おうしゅくか)、後漢末~西晋初めの医師、診脈を中心とする診断学の元祖とされる。
甘露三:三国時代の魏の元号。西暦258年。
永安年間:西暦304年
興寧二年:西暦364年
永明八年:西暦490年
大同二年:西暦536年。
大業六年:西暦610年。
永淳元年:西暦682年。
天授元年:西暦690年。
天保十四年:西暦755年。
永貞元年:西暦805年。
元和十五年:西暦820年。
大中三十年:西暦866年(※大中年間は14年まで)
景祐二年:西暦1035年。
元祐三年:西暦1088年。
政和三年:西暦1113年。
紹興三年:西暦1133年。
宝慶三年:西暦1227年。
淳祐九年:西暦1249年。
景定五年:西暦1264年。
至致二年:至元二年(西暦1336年)?
永楽三年:西暦1405年。
成化二十三年:西暦1487年。
正徳十三年:西暦1518年。
万歴六年:西暦1578年。
崇禎五年:西暦1632年。
永暦二十八年:西暦1674年。
康熙四十一年:西暦1702年。
乾隆十年:西暦1745年。
同治七年:西暦1868年。
光諸十六年:西暦1890年。
中華民国15年:西暦1926年。