返信ありがとうございます。
「背景について」を読んだ率直な感想を言うと、記事を読んで感じた面白さよりも面白そうな話だと思えました。「野望」という言葉が思い浮かびました。
焦った態度が、純粋な感性を持つ子供の目にはすぐに違和感として映った、という部分は良いと思うのですが、私としてはこの存在の企てが失敗したことで読者の感情を動かす部分が弱いのではないかなと思いました。
何かやむを得ない動機があって新天地を追い求めたのだとしたら読者は同情的に考えると思いますし、逆に、邪な意図を企んでいたのであればいい気味だ、と感じるはずです。
このように、単に失敗したという結果から、それを見てどう思うかはSCP-1766-JP-αのバックグラウンドによります。
想像の余地があるのは基本的に良いことなのかなと思いますが、このように直感的に感情が動く要素に関しても読者の想像に委ねる結果に終わっているのはちょっとどうなのかな、と思います。そうしなければならない、というよりは、そういう風にできたかもしれないのにもったいないなという感想です。
ただし、今の所DVしてるのは自分だけという状況なので、これ以上なにか要素を足しても蛇足になってしまう可能性は大いに考えられますね。