これとても好きです。"妖精さん"の口調が独特で良い……
uvです。
正統派な感じの、SCPらしさのある怖さがあって好きです。
妖精さんと、それと会話するDクラスの口調が良い感じの雰囲気を作り上げていて、そこからのギャップが上手く引き出されていると思います。
人間が妖精になる所で思わずうわぁ…って言ってしまいました。
博士の最後のインタビューは、あの妖精さんへの問いかけがなければ更にひどいことになってたっていう解釈でいいんですかね。ファインプレーな感じで楽しめました。
ただ、個人的な好みの話になってくるとは思うんですが、話のインパクトが絶大だった割には、博士の最後の語り(しかし、あの日以来~)は特に心を揺さぶられませんでした。パンチに欠けるというんでしょうかね。
この感覚を掘り下げます。記事の途中(収容違反発生時)に関しては、記事の描写から私が自分で恐怖を見出しているのに対して、最後は博士の感想が出てきました。
私が読み取っていた「自分を構成する要素が体からこぼれ落ちていく恐怖」と違い、博士のは「自分は自分ではないなにかに動かされている操り人形に過ぎないのではないか」という、収容違反を経験して現実感を喪失してしまった当人の証言というか、また別種の話が出てきたわけですが、なんだか毛色の違う哲学的で、それにちょびっとだけ既視感のあるネタという感じがして、あまり惹き込まれなかったのかなと思います。
しかし途中の出来が良すぎただけで、この発言もカレーの風味を引き立てるスパイスの一つみたいな感じであり、必要だとは思っています。
外装を正方形の金属板に変更したデスクトップ型のコンピューター
外装を立方体の金属板に変更したデスクトップ型のコンピューター
外装を金属板で覆ったデスクトップ型のコンピューター
立体物の話なので表現も立体的だとイメージしやすくなるのでは?と思いました。
金属板で覆った~だと単に見えないように覆い隠してるだけ感があるので、ケースが紛らわしくなっているに留まるという解釈であればこれは適切ではないですね…他にケースを苔で覆い尽くすとか、めちゃくちゃ錆びてるような特殊加工を施して機能してないように見せるとかが思い浮かびましたが微妙です。
コンピューター、機械式計算機、外装を変更したコンピューターはそれぞれ、12人中12人、12人、7人でSCP-1489-JP-Bが出現した。
コンピューター、機械式計算機、外装を変更したコンピューターはそれぞれ、12人、12人、7人に対してSCP-1489-JP-Bが出現した。
コンピューター、機械式計算機、外装を変更したコンピューターではそれぞれ、100%、100%、58%の割合でSCP-1489-JP-Bが出現した。
読んでいる時に12人中12人……えっ?となって少しつっかえたのですが、「12人中」の直後に読点を挟むとか、書き方を変えれば読みやすくなるのではないかと考えました。
2番目: そもそも「12人中」という記載があることによって先に列挙した項目に対する対応関係が損なわれるのではないかと思って取ってみました。
3番目: とりあえず%表記にしてみましたが、文脈として適切かは分かりません。
実験記録1489-JP-5 - 日付20██/██/██
対象: SCP-1489-JP-A
実施方法: 対象に様々な機器類の構成部品についての情報を提示し、SCP-1489-JP-B発生に必要なSCP-1489-JP-Aの認知度を調査する。
多少の違和感がありました。
こういう文脈はDクラスの名前が書かれるのが一般的と思っていたので、「犬のポチ(3歳)」と書かれるべき所に「犬」とだけ書いてあったような気持ちになりました。
SCP-1489-JP-A: D-4001の次はそれかよ、ころころ他人の名前を弄りやがって。で、何すりゃいいんだ。
しかし、さかのぼってみると最初からこういう表記でした。このときは何も問題ありませんでした。
なぜ途中から違和感を覚えたのか考えると、最初の実験記録とは違い、途中で「12名での実験」「非日本語話者のDクラス職員12名での実験」が入ったことによって、特定の個人を示す名称として機能しなくなったように無意識で判断したのだと思います(そして、最初にインタビューした人と同一人物であるとも無意識に判断しています)。
丁寧なご批評ありがとうございます。
外装を正方形の金属板に変更したデスクトップ型のコンピューター
「外装を立方体の金属板に変更したデスクトップ型のコンピューター」に変更しました。
コンピューター、機械式計算機、外装を変更したコンピューターはそれぞれ、12人中12人、12人、7人でSCP-1489-JP-Bが出現した。
「12人の内、コンピューター、機械式計算機では12人全員、外装を変更したコンピューターでは7人でSCP-1489-JP-Bが出現した。」に変更しました。
対象: SCP-1489-JP-A
「対象: SCP-1489-JP-A(D-6991)」に変更しました。
確認しました。ありがとうございます。
「12人の内、コンピューター、機械式計算機では12人全員、外装を変更したコンピューターでは7人でSCP-1489-JP-Bが出現した。」に変更しました。
より理解しやすい表現になっていて良いと思います。
Dクラスの最初と最後の人も見返すと口調が全く別人でしたね。失礼しました。
可愛いような怖いような、狐につままれたような……
後日同様の材料を用いて行われた実験では、SCP-XXXX-JP-BらはSCP-1489-JP-Aに対してほぼ初対面の様に振る舞いました。
ここも置換忘れかと思われます。
オチはそこか…久々に「要セキュリティクリアランス4」にふさわしい重大インシデントを味わいました。