Lyfirさん
お褒めの言葉をありがとうございます!
実際の展示物も古代の王様の墓から掘り出したものとかありますし、なにかあるかもしれませんね
lilith2013さん
最後の文章はこのオブジェクトの来歴を匂わすためのもので、特にこれ自体に特異性や危険性があるわけではありません。財団はこれを隠蔽することで、本物のオブジェクトの知識を持っているかどうかの識別に使用しています。
このオブジェクトは古代の呪術師によって作られました。その国の王はかつては賢帝でしたが、ある時を境に冒涜的な歪んだ神を信仰し初め、唾棄すべき悪業を秘密裏に行いはじめました。それは巧妙に隠蔽され、王と邪な腹心のみが、王の本性を知っていました。しかしついには、国民の子供を攫い、王宮の地下室で凄惨な儀式が行われていたことが暴露され、これを発端にさまざまな悪業が露見。王は捕縛されることとなりました。王は裁かれ斬首刑に処されましたが、歪んだ神の加護を受けた王は通常の死刑で死ぬことはなく、逆に呪詛の言葉を広く国民に振りまく術を用い、国を暗澹たる冒涜の渦に巻き込みました。困った宰相達は呪術師に、王を封印し国を救う方法を求めました。呪術師は数日後、石棺を王宮に届けて言いました。「生きたまま王をこの中に埋葬するのです。されば総ての国民は呪詛の記憶から解放され、王は永遠に煉獄をさまようことになるでしょう」こうして王は現世から追放され、国民は王の呪いから解き放たれました。王と歪んだ神は今も煉獄で呪詛の言葉を吐き続けています。その言葉の一部は呪術師の結界と次元の壁を越え、今も抗いがたい誘惑の声として、現世に届き続けています。
という裏設定を考えています、