前半部分、削除された報告書に対して「フォーマットが崩壊している」「異常性が強すぎる」と指摘している上位物語の側が『可読性の低さ』『現実世界の著者であるかのように振る舞い、財団世界を改変する事ができるキャラクター』という要素を持っているメタ構造は面白いと思いました。ただ、それが後半部分にあまり生かされておらずよくあるDV削除をネタにした記事に収まってしまっているのが残念です。
多すぎる改行でスクロールを面倒にしているのは意図的な物だと思うのですが、SCP-1875のラストの演出を『UPLOADING…』の数も含めてコピペしているのはよく分かりませんでした。一応少女絡みのオブジェクトなので関連性は無いとも言えないのかもしれませんが、有名作品の有名な演出を元ネタとは特に関係のない使い方でそのまま出されるのは流石に違和感が強かったです。