注意: 1ページ目には意図的な誤字、脱字、SCP報告書には不適な文章表現が含まれています。
「現在は過去を凌駕してなんぼとちゃうんか。」
平沢進「万物は流転する。そこに多少の善悪があろうとも、今日も太陽は東から昇ってくる。」
「それはまるで…車輪のように。」
法月将臣｢生まれてから産廃と叩かれ続けたものや、時代の流れに置いていかれ過去の栄光となったものも思わぬ逆転劇を繰り広げ産廃から人権クラスまで成り上がる事があるため、カスレアを引いてもまだ希望を持てる部分は大きい。｣
アニヲタWiki(仮) 元カスレア(ソーシャルゲーム)より
スペシャルサンクス(敬称略):
Mishary,
Imerimo,
Nanigashi Sato,
minaton,
H0H0,
holy_nova,
Morelike ,
ykamikura,
snoj, この記事に使われている構文、CSSその他諸々の作成者, グスタフ･マーラー＆仮面ライダージオウ
ソース: https://pixabay.com/photo-2538429/
ライセンス: CC0タイトル: Rain Puddle Water
著作権者: MichaelGaida
公開年: 2017
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ライセンス: CC0(独自ライセンス移行以前)タイトル: nature sunset river dusk
著作権者: 不明
公開年: 2015
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ライセンス: CC0 1.0タイトル: View of earth map
著作権者: 不明
公開年: 不明
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ライセンス: CC0タイトル: movement-technology-how-works-2532158
著作権者: music4life
公開年: 2017
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公開年: 2016
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著作権者: tripleigrek
公開年: 不明
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公開年: 2019
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公開年: 2016
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公開年: 2009
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公開年: 2015
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著作権者: Pierre-Olivier
公開年: 不明
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ライセンス: CC0(独自ライセンス移行以前)タイトル: 8DMuvdp-vso
著作権者: Nick Scheerbart
公開年: 2015
SCP-2000-JPコンテスト出品作品ということで、まず念頭に置いたのはSCP-2000の存在でした。SCP-2000は発表当初、恐るべき財団の切り札、万能の救いの神として設定されていました。(所々不穏な記述はあったものの。)
しかし、例えばSCP-3480のような大きな不具合の設定であったり、だんだんその脅威を増していく（つまり強さがインフレしていった）オブジェクト群が発表されて行くにつれ、私達はSCP-2000がそこまで便利なThaumielではないと思うようになりました。これはおもしろいことに、SCP-2000自体の記述は変わっていないにも関わらず、周りの評価が変わっていったのです。私は、この現象こそがコンテストテーマの変遷そのものの体現なのではないかと思い、執筆を始めました。
この記事においては、便利な機械仕掛けの神がだんだん不具合を起こしていき、ついには財団に停止されるというまでの変遷を描いています。つまりは私なりのSCP-2000リメイク版です。
さらにこの作品の裏テーマとしてあるのが「ミーム」です。
言うまでもなく、SCP財団というこの創作の場こそ身近なミームの発信源ですが、そのミームの内容はどんどん変わっていっています。それはフォーマットや、トレンドの変遷ということも関係しているのでしょうが、SCPコミュニティの中でもまた、ヘッドカノンという名のミームが変遷を続けているからです。
カノンは存在しないなんて考えは時々だけれどもちょいとバカっぽい考え方になる。俺たちが何も持ち合わせていないなんて事はない。俺たちには、触れ合わせたり、混ぜ合わせたり、ちょい足ししたりできる物がいっぱいある。何を信じ、何を受け入れてこの世界の中心に据えるかはあんた(そして読者)次第。それは作者がそういった意図や筋書きを盛り込めてないって意味じゃないけど、協力するってことは革新の王道なんだ。
ーカノンハブより
確固としたカノンは存在しない。これはSCPという創作コミュニティの特色であり、また多くの作品間に設定の矛盾がある理由でもあります。この記事のオブジェクトは、SCP Foundation黎明期には広く共有され、しかし今ではあまり主流ではないヘッドカノンの象徴です。何なのか考えてみるのも面白いかもしれません。
ここだけの話、最初のモチーフはクォーツァーでした。
-1
カクタスフォーマットなるものを誰よりも使用している人間として、これを言うべきか非常に迷いました。内外で鼻で笑われるかもなぁと思いつつ言います。
この記事はやりすぎです。いくら仕様だとしても、記事で書かれている通り「今となっては」問題視される書き方ですし、ネタばらしが遅いのもあり、構成としても良くないと感じました。
正直、私も考えました。変遷というテーマにおいてまず思いつくだろうものは財団の変遷ですし、フォーマットの変遷を描こうと試みるのも自然です。しかしそのやり方が、この記事は良くないと感じます。般若原氏のSCP-2000-JPでは、蒐集院フォーマット→財団の通常報告書→ACSというやり方で、私のSCP-2000-JPでは、通常報告書中で「回収された別世界あるいは旧世界のフォーマット」として、補遺に示す形で古いフォーマット (SCP-1153-JPでも使用されているものであり、非公式翻訳wiki時代に利用されていたものでもある) を置きました。前者は非常に自然な流れとして変遷を示してますし、後者は理由付けをしたうえで後方に置く形で読者に示しています。
この記事においてはまず最初にめちゃくちゃなフォーマットが示される訳ですが、こういうことをしたいのであれば、それよりも先にこうなっている理由を書くか、直後に理由を書くかするのが読み手にやさしい仕方だと思います。歴史的資料であるのは最初に示したほうがやさしいですし、めちゃくちゃな理由もなるべくすぐ示した方が自然に見せられます。しかし、理由が登場するまに遷移構文が現れたり、英語の長文(短文ならまだしも長文ですし、訳もないのがやさしくありません)が現れたり、表示までに時間のかかる構文が現れたり、ACSの表示が崩れてたり、やたらとリンクが多かったり、個人的に印象がよくありませんでした。理由が出てくるまでにあまりにめちゃくちゃが続きすぎなのです。目が泳ぐのでなお可読性も損なわれています。
変遷というテーマには合致しているとは思いますが、それ以外の点への配慮、特に可読性に関して非常に欠けていると感じます。2000-JPだからとか変遷だからとか、そういうもの以前の問題がこの記事には残されているように思いました。
御批評ありがとうございます。
やり過ぎでめちゃくちゃであるというのはインパクトであるとか、メタ的物語の流れを考慮して1種意図してやったことではあります。しかし、確かに仰るとおりそれが行き過ぎていて可読性がよくないということで、独りよがりになってしまっていたのを反省し、取り急ぎ英語を日本語に置き換え、歴史的資料であることを先頭にも表示しました。
ACSの表示崩れに関してはどうしたら良いのかよく分かっておらず、解決策を模索中です。
リンクについてはうまい表現方法が見つかるまでとりあえずこのままに致します。
確かに、変遷というテーマを意識しすぎている演出であることは認めます。また、そもそもこの記事全体が時事ネタまみれであるということもFennecist様が不満に思っている要素なのだろうと思います。しかしながら、思っていることを書かせて下さい。
この記事は、多分2000JPコンテストが開催されなかったら私には書けなかったものです。少々テクスト論的ですが、提言を書こうとしたのではなく、変遷コンテストに参加するわけでもなく、2000JPコンテストだったからこそ様々な要素が絡み合って書けた記事だと思っております。
そうしたなかで、｢今｣だけ機能するリンクは、2000JPという過渡期の中｢だからこそ｣意味があると考え、入れた表現です。ただ、いつ読んでも成立する作品をというご意見はご最もですので、コンテスト終了後もしくは投稿期間終了後にリンクは削除しようかと考えています。
いくら変遷だからといってもできることとできないことはありますし、少なくともそのリンクに感動している読者は多々いますし、消してしまうのなら尚更やさしくない記事だという印象を受けます。私が無理を言ってるのは自覚してますが、変遷というテーマに固執しすぎず、もう少し考えて記事を作成したほうがよかったかもしれませんね。
ただ、マイナス入れていながら言うのも微妙ですが、この記事はかなり高評価行くと思いますよ。単に私には合わなかったというだけです。
制作に際し、テーマに固執しすぎたきらいがあるというのは全くその通りですね･･････。
全体としてはお眼鏡にかなわなかったようで残念ですが、ご意見を元に改善していきたいと思っております。ありがとうございました。
ありがとうございます。一つずつ回答致します。
マイナーな記事・カノンまで網羅されており、読んでいて楽しかったです。
危惧してます。
口語的なので「しています」が良いかと。
ありがとうございます。
実は意図的な脱字です。1ページ目を作成する際参考にしたSCP-044の記述に、
研究者たちは、SCP-044の砲口に込められた任意の物体は分子結合や原子結合を弱められてしまうのだと考えてます。
とあるので、それを参考にしました。しかしよく考えたら「これは翻訳の問題であって、初期の記事っぽさにはあまり貢献してないのでは？」と、指摘で気づかされたので修正しました。
2行に折り返された「レベル4 /2000-JP」の文字列が盛大に被っているのが気になりますね。
CSSを追加するなりして調節したほうが良いのではないでしょうか。
こちらのスレッドでナンバーが確定したため、SCP-2020-JPへのリネームを行いました。
追記: 自動置換で2000を2020に置換したため、「2000年」などの表記が2020に変わってしまいました。現在は発見できた部分は修正済みですが、もしかしたらまだ残っているかもしれないので、その場合はお手数ですがstengan774さんに修正をお願いしたいです。申し訳ありません。
承知致しました。自分の方でも一応見つけたところは修正致しましたが、もし不自然な点ございましたらどなたかディスカッションに書き込みお願いします。
特別収容プロトコルに[データ削除済]があるのは良くないと思います。
すいません。なんでもないです。
＋１
今のSCPって初見にとってみにくくないか？
ゆっくりと数番ごとに読み進めていた時を思い出せました。
私事ですがSCP支部を含めてを読む中で色々とトラウマを負ってしまい、夢物語であるほかの作られたものそしてこの現実と「創作物」としてSCPを分離することに必死になっていたりします。
そういう中でこのSCPを見て少し救われた気持ちになりました。
財団の未来に幸あれ UVです。
