参考のために皆さんにお聞きしたいのですが……
財団のことですからきっと月にも施設やらあると思うんですけど、月面ではどれくらいの規模で活動してるんでしょう?
SCP世界において明確な"公式"なんてものは存在しないと思うので、人それぞれあると思います。皆さんはどうお考えでしょうか?
月にまつわるSCPやtale等の紹介もしていただけるとありがたいです。
おお、すごく私好みな話題・・・新人の身ながら私個人の考えを少し。
この話題の大きなポイントは二つです。一つが財団が月を人類の生活圏と見なすかで、もう一つが財団には月へ進出できるほどの科学力があるのかです。一つ目のポイントは財団の理念に、“財団の活動は正常性を維持するためのものであり、世界中の一般市民が異常に対する恐怖や疑念を抱くことなく日常を生きることができるよう、地球外、異次元、その他の超常的存在が及ぼす影響からの人類の独立を維持します。”とあるように、財団にとって月は人類の生活圏に含まれるのでしょう。月どころか太陽系全体をカバーするくらいの意気込みはあるようです。そこで問題となってくるのが二つ目のポイントである財団の科学技術を持ってしての宇宙空間での生活の可否。財団が利用できるテクノロジーは現代のものに限られます。しかし、スクラントン現実錨や記憶処理等を用いている以上、既に財団の技術は我々の技術より数歩先を行っていると見て間違いないでしょう。このことから二つ目のポイントの答えは“Yes”。地球外にも複数の拠点を持っていると見て齟齬はないでしょう。
以上をまとめると、「財団は地球外の異常存在に積極的に対処していく意思があり、それに相応しい科学技術も保持している。よって地球外に複数の拠点がある可能性が高い。」・・・といった感じでしょうか。
一年前のスレッドですしもしかしたら他所でさんざん語られた話題なのかもしれませんが、すごく気になる話題だったので書き綴ってみました・・・間違い等あったらごめんなさい。
私の知る限りではSCP-120経由で月に小規模な施設が建設されています。
Taleでは終了依頼でクレフ博士がこれを利用しています。
月での活動はほぼやってないと思います。
理由として基本的に財団というのは現在の科学力を超えません。最先端の技術と使用可能なSCPオブジェクトを活用して活動している感じです。財団の予算は莫大ですが、無駄遣いはしません。
なので無駄にコストが掛かるだけの宇宙というのは、いくら財団と言えども活動に適していません。ヒトが月にヒトを送らないのと同じで、財団が月で何かを行うメリットもほぼありません。
ただし必要性があるならばどれだけコストを掛けてでも行います。例えばどんな状況下でも真空に置く必要があるオブジェクトがあるのなら、月にサイトを建設する可能性はあるでしょう(人工衛星よりも月面のほうが優れていれば、ですが)。
財団が現在の科学力を超えないというのは考えにくいかと思います。
現在の科学力しか持ちえない場合、多くのオブジェクトを収容するのは不可能であると思いますし、寧ろ我々が想像にもしないような100年200年では言い表せない進んだ技術力を持っているでしょう。
月面に財団ではない民間人が初めて足を踏み入れたのは既に50年前のことです。財団なら更に遥か昔に月に行くことは容易であったでしょうし、月面に施設を作る技術力も持っているでしょう。
私が先日投稿したSCP-963-JPでは、他の月面でしか収容できないオブジェクトのついでに監視を行うために月面サイトを設置しています。
結論として、現在月面にはサイトがあっても不思議ではないし、当然であると思います。
SCP記事作成のガイド中の『「特別収容プロトコル」について』タブには以下のように書かれています。
利用できる手段は現代のテクノロジー(及び現代のテクノロジーで制御可能なSCP)に限られ、収容に使われる資源には合理的な理由が無くてはいけません。
これに基づき私は、財団は現在の最先端以上の科学力は持ち合わせていないと判断しています。
その項目って不思議ですよね。
「記憶処理」と検索をかけると1ページまるっと「SCP」の文字が並びます。私は「特定の人物の特定の時間の特定の情報を操作する」といった所謂記憶処理なるテクノロジーが現代のテクノロジーとは思えません。ですが今日「記憶処理」なくして記事は成り立たないと言っては過言でしょうか?記憶処理を巡るなんらかの議論があったとは私は知らないので過去にどのような結論が成されているのか知らないのですが少なくとも我々が記事に用いる「記憶処理」は未知の未来テクノロジーの様に思えます。
風のうわさには米軍などは我々が感知するテクノロジーよりも更に高度なテクノロジーを保有しており、古くなったもの(過去の例ではインターネットなど)から順に民間へ公開しているという物もあります。
財団が我々の知らない未知の現代テクノロジーを保有しており、それが古くなった未来では一般製品として民間に普及、公開されるという考え方もできます。
以上の観点で月に財団施設があろうが木星の衛星に財団施設があろうが、アルファ・ケンタウリに財団施設があろうが執筆者の裁量に委ねられると思います。
話が反れてしまいましたが、Dr_PFさんの仰る疑問について、私は「地球から肉眼で観測できず、望遠鏡などで観測されても偽装が出来、月に関する研究者の間では財団が手を回す範囲で口止めできる規模」と考えました。
それを超えると地球人全員に1日1回記憶処理習慣を発布しなければならなくなりそうですし・・・しかし場合によってはそれもアリですかね。
結局は説得力の問題です。
財団が全知全能のゴッドパワーを持っていてクソトカゲをケツに敷いている設定にしても、あるいは秘密組織としてこそこそ隠れて怪物に惨めに殺されたとしても、どちらでも構いません。
ただ、財団がSCP記事の主役である以上、主役があまりにも人間離れした超技術を持っていたり、過剰に無能だったり無力だったりすればそれだけ共感させたり、記事にリアリティをもたせることが難しくなるでしょう。
マッケンジー博士のそれはあくまでも基準です。書き手にとって面白い記事を作ることを難しくする要素だからこそ、避けよ、と言っているのだと思います。冥王星の基地や外宇宙のステーション、幽霊を閉じ込める装置が特別収容プロトコルに書かれることもありますから、超技術を使っても面白い記事が書けるなら何も問題無いと思います。
空飛ぶ魔法のバスでは"財団月面施設2-A"から調査チーム3名がオブジェクト調査のために派遣されていたり、
異星からの厄災ではどこか別の天体(私はてっきり月だと思い込んでいました)に研究基地を置いていたり、
SCPS団結号ではL4ラグランジュポイント1にあるオブジェクトを管理するために"軌道研究施設"なるものを設置したりと、
財団が地球-月周辺の宇宙空間をも活動範囲にしているという設定の記事は幾つか存在しますね。
もちろんこれらはカノンではありませんし好みが分かれる設定ではありますが、私は財団が宇宙に進出していても別におかしくはないと思いますし、月がそのための拠点であってもやはりおかしくはないと思っています。
多くの意見ありがとうございます。
月で活動しているぐらいの技術は持ってておかしくない、というのが大半の意見ということでしょうか。
月どころか冥王星まで到達している記事があるとは……
説得力の問題という意見も頂きました。リアリティを持っているか、面白い記事ならばオーバーテクノロジーでも構わない、ということですね。
実のところ言うと、記事の参考というのもありますが、現在制作中のSCP動画の参考というのもあります。
一応作品名等ぼかして書きますが、その動画で財団と対立する世界(この世界と重なり合って存在してるような世界で、限定的に互いの観測や移動も可能なのですが基本は互いに見えません)がありまして、そこの月面には大昔から文明が存在しているんです。財団以上のオーバーテクノロジーを持っていてチート級の能力者もいる感じです。で、その月文明はいわゆる我々の方から認識することはできないのですが、我々の方に干渉することは出来まして、月に置いてある鏡を動かしたりもしてるみたいです。それで、財団が月に勢力を伸ばした際にどうなるか、というのを考える為にこのような質問をした次第です。……まあ二次創作ということでどうとでもなるのですが。
財団は異世界とはそんなに付き合いが悪い連中でもないので、1322の異世界のように最初は敵対していないなら技術交流もしますし外交もやるでしょう。基本的に積極的に敵対に行くのはGOCであって、財団は人類に脅威が及ばずに何とか出来るなら穏当に収めるのではないでしょうか。
GOCは全力を挙げて破壊しようとするでしょう。GOCハブの設定を採用するならおそらく四文字の神の一時的な殺害にも成功しているし、理念が『神在らば尽く殺害すべし』な科学者集団とか存在しますし、トップはこのTaleの描写をそのまま飲み込むのであればどうも地球を独力でぶち壊せる現実改変能力者なので大戦争になります。
武力に関してはともかく、財団は収容に関しては本物のプロフェッショナルであり、概ねのカノンでは実力はGOCを上回っていると描写されています。GOCハブでGOCの設定は固まりはじめ、信じられない程の強さとオーバーテクノロジーと超能力と魔術を手にしていることになりましたが、しかしそれでもなお財団はそれを上回っていると考えられています。月を相手にしてもなんとか出来る程度には優秀なのではないでしょうか。少なくとも相手が理屈の中にありますし、財団は全く理屈が通用せず、人間どころか宇宙の法則を真っ向からぶち破ってくる奴らにすら、どうにか収容の成功を収めてきたのですから。多分財団が一方的にボロ屑のようにされることはないでしょう。
財団のほかの組織の施設は月にはあるのだろうか。GOCの施設が財団との合同プロジェクトのためにあるくらいかな……。
月のどこかに異常組織が隠れる隙間はあるんでしょうか。
The Foundation VS. The Army of Nazis in the Moon
超見たい どっかで企画してくれないかな