メタタイトル
ルビを読むことで補完されるニュアンスが特に無いように感じました。字間がかなり広がっていたりとあまり見栄えもよくないので、明確な必要性がなければ不要だと思います。
SCP-4669 is an Epsilon-Level priority.
SCP-4669はイプシロン-レベルの優先度を有します。
訳文を見た際に語感が悪いと感じました(優先度を有し)。
案: SCP-4669はイプシロン-レベルの優先事項です。
Currently, containment efforts focus on minimization of the effects of MARCOS-events and the termination of SCP-4669-2 instances.
現在、収容努力はMARCOSイベントの影響の最小化とSCP-4669-2実例の終了に焦点が置かれています。
「収容努力」が日本語的に不自然な表現に見えました。
案: 努力→取り組み/試み
GoI-5869 ("ゲーマーズ・アゲインスト・ウィード") のメンバに対しては確認未確認を問わず、即座に終了処分が行われます。
特段理由がなければ「メンバー」表記がいいと思います。
The stated goals of these events are to install communism as a worldwide economic system.
表明されているイベントの目標は、
日本語的に不自然に見えました。
案: これらのイベントで(表明されている/掲げられている/公言されている)目標は
While SCP-4669 employs a large network of SCP-4669-2 instances to enact MARCOS-events, the make-up of their organization has made it impossible for Foundation intelligence to locate SCP-4669 through MARCOS-events.
SCP-4669はMARCOSイベントを引き起こすためにSCP-4669-2実例の膨大なネットワークを利用しているにも関わらず、その組織構造のためにMARCOSイベントの間、財団諜報部がSCP-4669の位置を特定することを不可能にしています。
「膨大なネットワーク」という言葉の組み合わせに違和感があるのと、この内容に対してネットワークというカタカナ語が使用されることに違和感がありました。
案: 広範な人脈
SCP-4669-1 is the catalyst for transformation into an instance of SCP-4669-2.
SCP-4669-1はSCP-4669-2実例へと変質させる触媒として働きます。
「何を」が抜けているようで不自然に見えます(○○は××を△△へと変質させる触媒)。言い方を変えると回避できるのではないかと思います。
案: SCP-4669-1はSCP-4669-2実例に変質するための触媒〜
日常業務
クリニカルトーンっぽくない感じがしました。
案: 定常業務
過去のAIのPoI-6870へ対処時の挙動を鑑みて会話の制御はガルシア博士に送られた。
読みづらく感じました。
案: 過去のAIがPoI-6870に対処した際の〜
it's just like last time.
前回みたいだ。
案: 前とそっくりだ
or are you gonna let me talk to you like a fucking human being over here?
はたまたお前らゴミ人間とここで話そうとさせてんのか?
よくわかりませんでした。
like〜のかかる位置が違うような感じがします。
今度は殺そうとしてくるんじゃなくて会話するつもりがあるんだろうな的な気持ちがこもっているように見えます。
But, sometimes I don't know. If it should be like this.
だが時々分からなくなる。もしそれがそうあるべきなら。
最後の文が曖昧でよくわかりませんでした。
「(彼女のためにする行動)がこうであるべきかどうか」という感じのニュアンスのようにも見えます。
The voice that spoke that Afrikaaner piece of shit into the stratosphere.
あのアフリカーンスの糞野郎が成層圏に向かって話した声。
よくわかりませんでした。
話の流れ的に、声の主体がイーロン・マスクになったらおかしいと思います。
She knows the best parts to make this happen.
あれは事を起こすのに最も良い場所を分かっている。
「彼女」のことをいきなり「あれ」と呼ぶのは変に見えます。
She's building an army. I, I never thought we'd do something like this.
軍隊を組織している。俺はだ、こんなことをしようとしていただなんて思ってもいなかった。
こんなこと=軍隊を組織なので、主語を削除した方が読みやすいように見えます。
案: こんな、こんなことを〜
They made her too willing to do whatever needed.
あれで彼女は必要なことを何でもするようになってしまった。
読みづらく感じます。
彼女の周り(軍隊・4669-2実例)が彼女を変えたような感じのニュアンスに見えます。
I can't have another life on my hands.
他の命に責任を持てない。
よくわかりませんでした。
MTF U-58により拘束した際
「機動部隊U-58」と表記揺れです。日本語だと文字数があまり変わらないのでMTF表記にする必要性は薄いように見えます。
O5司令部の12-1の評定により
「12対1」との表記揺れです。
あなたたち管理人が着ている服を
「管理人」表記が残っています。
And you made no effort to leave?
それでここから出るために何もしない?
「ここ」だと今インタビューが行われている収容セルを指しているように見えますが、裏切られると知ってたのに逃げようとしなかったのか?的なニュアンスでないと前後の繋がりが不自然になる気がします。
SCP-4669: I lived long before them, pendejo.
私はあの阿呆共よりもずっと長く生きている。
「pendejo」はGAWの面々にではなく、見当違いなことを言ったインタビュアーに言っているように見えます(母国語で馬鹿にしている)。
GAWの方をそういう風に見ているなら、この後の「あの人たちがしたことも」という呼び方が不自然です。
Dr. Garcia: あなたを管理人の元へ捨てたことについてどう感じますか?
管理人表記が残っています。
SCP-4669: Got it in one, Carlos. It makes me well-suited to my job. I can be ruthless. I can mother. And I can be an emblem for them. I can be something to strive for. But, you all knew this, didn't you?
SCP-4669: 御名答、カルロス。私の役割を果たすのに都合がいいように作ったの。私は母になれる。それから彼らにとっての象徴になれる。そのために努力を惜しまない存在にだって。ま、全部知ってるんでしょう?
「I can be ruthless.」が訳抜けです。
How can you pretend to be a kind of, I don't know, holy woman when you're making people bend to your will?
どうして作成者の意志に屈しそうになった時、わざわざある種の、分かりませんが、聖女の振りが出来るんです?
作者と作成者で表記揺れです。
人を無理やり自分の意思に従わせておいて何で聖女のフリができるの?という感じのニュアンスに見えます。
When touched, the doorknob is reported to have been excessively hot.
触れると、ドアノブは非常に熱いことが報告されている。
日本語的に不自然に見えます。
案: ドアノブに触れると非常に熱くなっていたことが報告されている。
8体が巡回中の警備を鎮圧のために去る。
読みづらく感じました。
8体が巡回中の警備を全て鎮圧するために立ち去る。
収容ウィング
「収容棟」表記がいいと思います。
次のような、SCP-4669-1実例が聞こえる。 私は大丈夫。行きましょう。
「次の〜聞こえる」で意味がひとまとまりになっているので、途中の読点が不要に見えます。
「私は」の手前の半角スペースは不要に見えます。
When you tap into that, you start to see that moral codes are kind of bullshit.
一度その炎を利用すると、道徳規範というものが馬鹿らしく見えてくる。
「利用」の意味でとると話がよくわからなくなるように見えます。
案: 一度その炎に浸ると
Three times over.
それも三回どころではないと。
このoverは「繰り返して・何度も」の意味で、回数は3回だと思います。
カートライト博士:それは興味深い。
コロンの後の空白がありません。
Not since her.
彼女のためではない。
訳文がforの意味の「ため」に見え、発言に脈絡がないように感じました。
「(やっていることが)あなたらしくない」と言われて、彼女の影響を受けてそうなったわけではない、私は元々こうだった、と言いたい感じのニュアンスに見えます。
だが意見が違うからといって正しいことを止めるつもりはない。
正しい(状態で居る)ことという風にも読めて曖昧に感じます。
案: 正しい行いを
君が悪い人間だとは思わない。君は間違っているとは思う。
2回目の「君は」は不要に見えます。
I'm fine, Julius.
大丈夫だ、ユリウス。
ユリウスに対して「(ユリウスは)大丈夫だ」と語りかけているようにも読めるので、名前は削除して「私は大丈夫だ」とだけ言わせるとニュアンスが明確になるように思います。
You really think they're killing me out of mercy?
君は本当に、彼らに慈悲が無くて私が耐えられないと思っているのか?
よくわかりません。
The fact that you cannot forget her makes you anomalous.
彼女を忘れることが出来ないという事実こそあなたが異常に変えているのです。
あなた"が"だとニュアンスがおかしくなると思います。
The Foundation doesn't serve the interests of any ideology or any nation.
財団はあらゆるイデオロギーのために、あらゆる国のために益することはありません。
この文脈で「あらゆる」という言葉を使うのは不自然に見えました。
案: 財団はどんなイデオロギーであろうと、どんな国家であろうと、その利益のために尽くすことなどありませんよ。
これを12-1で決定した。さらなる決定事項(12-1)として
12対1の表記揺れです。
O5-6、このドキュメントを消しますか?
コンピューター的な文脈なので、トーンを加味しても「削除しますか」がしっくりくるような気がします。
ありふれた赤いインクで書かれていた。
クリニカルトーンっぽくない感じがしました。
案: 一般的な〜