- SCP-2000=筐体である必要はあるか?
- Taleが完結していない
SCP-2000=筐体である必要はあるか?
作中で財団職員がSCP-2000を筐体と呼ぶシーンがあります。現在、SCP-2000が筐体だと例えられている作品群はフレーバーテキスト、および筐体作りです。そのため、1998年でその呼称を用いるならばそれなりの下地が必要だと思います。言い換えると、どこかでSCP-2000が筐体と呼ばれる所以が作中には必要です。(ただのリンクはその所以に含まれません。)
上記の「SCP-2000が筐体たる所以」が存在しないため、私にはただクロスしたいだけにしか見えませんでした。
Taleが完結していない
本で言うプロローグとしてこの記事は面白いと思います。しかし、この物語を単体として捉えると不完全で、完結していないと感じました。
オチに当たる部分が物語を綴じる記述ではなく、風呂敷を一気に広げる描写であることが要因だと考えています。
風呂敷を広げて今後の参入の幅を広げることと、物語を完結させないことは別です。“世界観”を閉じない描写は素晴らしいと思います。しかし、私はこの“Tale”を完結させるための描写が必要だと考えています。
-1