201x年xx月xx日13:46に発生した、サイト・██でのscp-███の収容違反の原因。
SCP(大文字)-███のほうがいいと思います。
あと、個人的に思ったことになってしまうのですがxは大文字の方が形が綺麗になるかな～と思いました
灯点頃 / ディスカッション
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UVしました。必要最小限の表現で最大のことを表現していて、巧みであると感じました。
とくに、「部屋を出ると気力もそがれてしまった彼は～」の段落の、後半部の家具や調度品など、部屋にあるもので体言止めをし、その次に「誰もいない、静かな空間。」とつなげることで、その空間が本当に空っぽであると実感することができました。また、ファイルを開くくだりの怒涛の体言止めで、トロイ・ラメントの喪失を痛く実感させられました。
読んでいて、ラストの意味が少しはっきりとせず、個別で読解をしました。hogechaaanさんの意図に興味がございます。
ひとつの白を手に取った。
自死でしょうか？もし、そうだとしたらなぜアイスバーグは死を選んだのかが知りたいです。
This is 2MeterScale, the one makes you pale and writes tale
批評コメントありがとうございます！寝起きのぼんやりした状態のときって、なんだか見慣れた景色が随分とよそよそしくて、個々のものが、ぽつん、ぽつんと存在しているようにみえるなあ、と思って書いたくだりです。そして気付いてしまった空虚さを、感じていただけたのなら書き手としてはとてもうれしいです。
結末についてですが、少し長くなりそうなので折り畳みで失礼します。これは完全にヘッドカノンの話になりますし、うまく説明できるかわからないのですが、お付き合いいただければと思います。
結論だけ先にいえば、私はこの箇所に2つの意味を込めました。
そして彼は、次の年の冬、ひとつの白を手に取った。
ここだけを見た場合は、極寒の温度のセックスでアイスバーグがギアーズに渡した白薔薇を連想させるように、
手にした白に、暗い葡萄色で、遺書を書いた。
そしてここまで読んで、In His Own Imageにある彼の自殺を意識できるように、と言った具合に。どちらにしても、結局、アイスバーグはラメントというイレギュラーを失ったことで既に存在する結末を辿った、というオチです。
そもそもこのtaleは、ラメントであれば手遅れになってしまう前のアイスバーグを救うことができたのではないか、という想像から書きはじめたものです。
まず私は、アイスバーグの至った2つのルート…自死、あるいはギアーズとひとつになることについて、前者は「自分が自分として生きていくことが出来なくなって、誰かに利用される機械になるくらいなら死んだ方がマシ」、後者は「自分を失っていくことを受け入れ、自分の未来の姿であるギアーズをも受け入れた」結果のものと思っています。つまりいずれにしろ、正しい救いには至っていないと。
そして、ラメントであれば、「感情を表せなくなるという異常に抗う」という救いをもたらすことができたのではないかと考えました。
自己収容においてラメントは、新人職員たちに「記憶を失っても、その時に感じたその感情だけは絶対に手放すな」と強く訴えています。私は、これこそラメントの有り様なのではないかと思うのです。記憶や思い出を失っても、その時感じたものだけは絶対に失いたくない。なぜならそれこそが自分と感情を動かした対象の繋がりの証明であり、また同時に自分を自分たらしめる証明になるから。彼は財団に来るにあたり記憶処理を受けており、そのために、おそらく感情を記憶と共に失ってしまうことの辛さを知っているのだと思われます。だからこそ、アイスバーグのことも理解出来て、手を差し伸べることもできたのではないかな、と。またアイスバーグがそのように救われることは、同時にギアーズにとっての救いにもなり得たのではないでしょうか。
そして、必死にギアーズを笑わせようとしていた行為が少しでも報われてほしいな、とも思いました。彼の魂はこんなにも綺麗な灯火を宿しているのに、それで家族同然に大切な人が誰も救われないのは、とても悲しいと思ったので……。
以上の通り、アイスバーグとラメントの出会いによって、何かが少しでも変わってくれたらいいなと思って書き始めたのですが……。お終いは、見ての通りです。
私からは以上の通りです。私の考えが、何かしら考察の助けとなりましたら幸いです！
様々な点がスムーズに腑に落ちました。ありがとうございます。
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すみません、NVにしようかと思ったのですが、ディスカッションを読んでDVにさせて頂きました。
一般論ではなく個人の意見として述べることをご了承ください。
理由1:表現は綺麗ですが、上記折り畳みにあるようなストーリーが上手く読み取れませんでした。キャラクターの心情と比喩が多く、場面を上手く具体的に想像出来ませんでした…これは私の問題かもしれません。
理由2:一番大きいところですが、ラストが読者の想像に任せられている…というか、宙へ放り出されているような気持ちになってしまいました。アイスバーグ博士がエージェント・ラメントの存在の大きさに気付き、ショックを受けるのか、絶望するのか…表現は素敵だと思うので、そのキャラクターの感情が大きく動く部分がより深く描かれていたら、より読者の心も動かされるのではないかと思いました。
アイデア自体は非常に興味深かったので、具体的にキャラクターの行動を淡々と描写する部分と、心情を美しい色で描く部分とメリハリがあるとより良くなる気がします。
しかし、文体を大事にされるようでしたらこの意見は流してやってください。
批評ありがとうございます！
そうですね……今回のtaleは比喩に重点を置いたので、あまり内容の方は深くまで掘り下げていません。
エンディングに関しては、私は"物語の結末は読み手の解釈に委ねる"という方針でtaleを書いていますので、このままでいきたいと考えております。
物語の背景についても、ややメタ的な状況説明をここに入れるのはどうかなと控えていたのですが、こちらはもう少し説明があった方が親切かもしれませんね。少し検討してみます。
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