嘘のコンテスト2020参加作品です。
批評してくださったSuamaXさん、
v vetmanさん、
YaKUYaMoSiOさん、
tazenさん、
Sansyo-do-Zansyoさん、本当にありがとうございました!
嘘のコンテスト2020参加作品です。
批評してくださったSuamaXさん、
v vetmanさん、
YaKUYaMoSiOさん、
tazenさん、
Sansyo-do-Zansyoさん、本当にありがとうございました!
記憶補強薬を用いて発見したということから、異常性には反ミームが関わっていると考えられます。またSCP-1730-JPのような異常性なのかと思います。もしそうである、またはそれに準ずるような異常性ならばより詳細な説明にするとより分かりやすいのではないかと思います。
批評の際から面白いと思っており、UVさせていただきました。
表現について、批評でも触れましたがやはりこのオブジェクトを「生物群」とするのには違和感があります。少なくとも現実の生物学的な定義には沿いませんし、高度な知性があるとする根拠も高橋氏の供述のみとなっていますから、財団がこれを生物だと定義するのは不自然でしょう。
>後の調査により異常性は今のSCP-1883-JPが有していることが明らかとなり、
また上記の、異常性のメインが点字ブロックの方であると断定しなおした記述も根拠が薄いように感じます。高橋氏の供述を考慮に入れなければ、後の実験記録はすべて高橋氏が点字ブロックを媒介に用いる異常性としても解釈しうるためです。事案1で点字ブロックが高橋氏の記憶を消去したことを踏まえればこの解釈は否定できそうですが、であればインタビューの時点ではナンバリング変更は行われていない方が自然です。
とはいえ以上はストーリーとは直接関係ない細かい整合性に関する話なので、これを変更するためにストーリーが損なわれるようなら無視しても構わないかとは思います。
UVありがとうございます。
・「生物群」について
SB3でも回答致しましたが、「生物群」したのは高橋氏に"寄生"する点字ブロックの様子を表現したかったからです。「物体群」などに変更すると、どうしても私は点字ブロックの行動や目的が機械的なものに感じられます。
・ナンバリングの変更について
「点字ブロックを操る女性」よりも「女性にとりつく点字ブロック」という風に点字ブロックをメインとした記事を書きたかったので呼称を変更するつもりはありません。ただ、整合性がとれていないのはその通りなので、何か案が浮かべば改稿してみます。
ご指摘ありがとうございます。
良い話と見せかけて実は…系の記事を書くのは難しいと思いますが、ドはまりすると最高に嫌な気分(褒め言葉)になりますね…UVです。
・SCP-1883-JPはその性質上SCP-1883-JP-1と統合してサイト-81██の人型実体収容施設に収容されます。
「その性質上」は不要(冗長)でしょう。また「統合」というのもやや微妙な表現です。「SCP-1883-JPはSCP-1883-JP-1と共にサイト-81██の人型実体収容施設に収容されます。」…すでに言われていますがナンバリングは逆の方が自然です。実際問題入れ替えたら主題が変わるかというとそんなことはないですし。箱が本体のアベルとか井戸が本体の猫とか。
・生物群の総称
生物という表現がよくないというよりは生物という根拠がないのがよくない感じです。キチン質で出来てる、とかどうも生物的な骨格なりがある、とか何かしら生物と考えるに足る理由があればこの違和感はなくなります。
・外観上は通常の点字ブロックと差異はありませんが、異常な破壊耐性を有しており、通常の地面と結合したSCP-1883-JPを剥離する試みは全て失敗に終わっています。
「通常の点字ブロック」、何をもって「通常」なのでしょう。写真通りなら「黄色い」、こちらもあまり使うべきではないとは思うもののcommonを使うなら「一般的な」あたりでしょう。
破壊耐性と剥がせないことには関連性がありません。
「通常の」地面とはなんでしょう?またこの文は「通常でない」地面からは剥がせたことを意味します。剥がせたんですか?
・SCP-1883-JPは自身の複製を瞬間的に構築し増殖する、または自由に消滅することが可能です1
増殖と並べるなら「減少」、消滅と並べるなら「発生」の方が良いです。「自由に」は消すか「構築し」のすぐ後に置くべきです。内容的に増減の扱いは等価なはずなので。
・SCP-1883-JPは後述するSCP-1883-JP-1の思念を読み
「思念」はこの文脈で使う場合やや創作的、オカルト的です。「考え」
・何故SCP-1883-JPはSCP-1883-JP-1にのみ固執しているのか
「固執」はかなり擬人的です。「影響」「発生」等
・分析: SCP-1883-JPは何らかの方法で周囲の状況を感知しているようだ。
・SCP-1883-JPは瞬時に状態を変化することが出来るようだ。
・SCP-1883-JP-1の足が十分に置ける場所であればSCP-1883-JPは移動可能だと考えられる。
無理に書いている感があります。そらそうやろな、って事はいっそ書かない方がそれっぽいです。
・やはりSCP-1883-JPは未来を何らかの方法で認知しているようだ
結論を出すには早すぎる感があります。コイントスに5連続で成功したら未来予知者でしょうか?
数を増やすだけっていうのもアレなので、似たような実験何種類かやったけどどうやら未来予知できるっぽいわ、みたいな分析を出すとか。
実施方法: SCP-1883-JP-1をSCP-1883-JPから逸らし、通常の地面へ足を置くよう指示する。
この実験は成立しますか?促したところでその先を読んで現れるということを財団も-1も理解しているのでは?
・突如震度6の地震が発生し、サイト-81██を襲いました。
普通地震は突如起こります。そして「襲う」は使うべきではないでしょう。「サイト-81xx(のある地域)で地震が」
・ベッド上に腰掛けて座るようにして就寝
「就寝」は寝る姿勢を取ってちゃんと寝る事です。状況を見るに「うたた寝」か「居眠り」じゃないでしょうか。あと「腰掛けて座る」は重言です。
・地震の衝撃でバランスを崩して前のめりに転倒し、
座った(止まった)状態から倒れることを「転倒」と呼ぶのかがちょっとわからないです。「倒れこむ」?
・SCP-1883-JPではない通常の地面に足を踏み入れました。
「通常の」は不要でしょう。「足を踏み入れる」は大分物語的な表現です。「足が着く/触れる」…ただこれ前のめりに倒れたんですから足というか頭、または手、膝から行く気がするんですよね。足も触れるでしょうが(そしてそれが重要でしょうが)表現としては「体が触れる」なような。
・SCP-1883-JPはそれをすぐに察知し、今まで観測されていた個体数以上のSCP-1883-JPに増殖し
「SCP-1883-JPに」は要らないですね。「個体数」には生物学的な意味があるので、ただ「数」あるいは「観測されていた以上の」とした方が「ん?」とはならないです。
SCP-1883-JP-1が実際には盲目でないことを財団が見抜くのは、ちょっと検査さえすれば非常に簡単(脳波・fMRI・脳PETなど)だと思うのですが、そうしていないのはプロット上意味があるのでしょうか? 現状では不自然で無理があると感じます。