拝読しました。
アイディア自体は好みなのですが、クリニカルトーンにゆるさが見られるので、現状NVです。
仮設の検証をきっちり時間異常部門辺りにやらせて説得力を出すと私としてはうれしいです。
winston1984 様
nemo111 様
ご意見ありがとうございます
この記事で言う限定的な過去改変能力というのは、「過去を変えつつ現状は変えた部分以外はほぼそのまま」という特性を含みます。
記事内では過去のある時点のオブジェクトそのものが子供から機械に変わってしまいますが、警報機として運用されている現状は変わらないため、辻褄を合わせるためにこのような状態になりました。普段の財団らしくない早まった運用開始に見えたことでしょう。
以前はどのような検証をしてどう運用に至ったかは、この記事から読み取ることはできません。恐らくはちゃんと実験やらなんやらしてたんじゃないでしょうか。
改変される前の過去で仮説が検証された結果使われたとしても、今の状況は過去改変の結果そうではないので、財団がうかつすぎると思いました。
過去改変が起こっていることがすでにして重大なCK-クラス:再構築シナリオであり、今後もさらなるそれが惹起され続けることを鑑みると、到底Safeアイテムとして漫然と収容すべきものではないにも関わらず、財団がそうしてしまう説得的な理由がないということを指摘したかったのですが、伝わってないようなので、ここで表明させていただくとともに、DVさせていただきます。
「なぜこのオブジェクトをSafeクラスのまま収容し続けているのか」ということでよろしいでしょうか?
異常性判明から現在までということであれば、「警報機として運用されている現在」は確定してしまった上での過去改変ですので、その現在に向かう過程は軽く歪みます。それ含め異常性と言ってもいいです。なので財団は何故か「現在の時間」に至るまでSafeクラスとして運用し続けてしまいます。
今後の対応ということであれば、この記事からは何も分かりません。まだ書かれてないので。あくまで今は「変な記録が発見されたので補遺に記しました。現在調査中です。」の段階です。多分財団ならすぐに何が起こったかはわかると思いますし、運用停止にはなるでしょうね。
ただそこまでの過程を全部書いたところで別に面白くもない(ただの答え合わせみたいになる)ですし、この状態がベストだと考えました。
警報機としての運用が確定してしまっているのも含め異常性というのが全く釈然としません。本がそうだったから今もそうだったという言い方で、現在に向かう過程がCK-クラス:再構築シナリオの頻繁な発生を許容するよう強制力が働いているというのは、明らかにご都合主義的にすぎます。因果律的に説得性ある説明が全くなされていないと感じます。
財団がこのアイテムをSafeクラスとして収容している説得的な理由がないというのは、上記のような理由であり、単に答え合わせの問題でなく、このオブジェクト自体がはらむ致命的な問題点と考えます。
なんだか議論が白熱していますが、財団がこれを使おうと思うこと自体はダメとは思いませんでした。
だって、収容違反が確実に防げるんですよ。収容違反が起きたら人がたくさん死ぬかも知れませんし、人類が滅びるかも知れません。
この記事では収容違反がちょいちょい起きて当たり前のようで、なんだか重みがありませんが、私の中での収容違反はそういうものです。それが防げるなら大抵のものは使うでしょう。過去改変でも。
CK-クラスが起きる事を気にして収容違反を起こして、別の理由で人類が滅びてたら元も子もありませんよね。
ただ、やっぱり重みの無さは気になります。ここまでで述べたように、収容違反は人類が滅びるかも知れない大事なことです。しかし、過去改変もまた大きなリスクがあります。
どちらを取るにせよ重い選択で、決定には財団上層部が出てきたのでは。その辺に触れるでも無く、当然のように使ってるのが反発を呼ぶ原因ではないでしょうか。
さて、それとは別に、急に男の子が出てきた理由が私には分からなかったのでDVしました。
全然違う話をされているという事は、皆さん分かったんですかね。
シンプルながら面白いコンセプトの記事であると思います。 +1
クリニカルトーンとしての文体にやや違和感を覚えます。上から目線のようで申し訳ありませんが、その点については更なる洗練が期待できると思われます。
私は「財団が有用なアノマリーを活用するかどうか」についての議論に参加するつもりはありませんが、このシンプルな内容で「財団が意図的に活用している」という要素を加える必要があるかは疑問に思います。
また、他の方も指摘されていますが、このオブジェクトがSafeはあり得ないと思います。最低でもEuclidに指定すべきで、十二分にKeterに値する異常性を保持しているように思われます。これは「言ったことが嘘になる改変者」に対してではなく、「収容違反を知らせる(無かったことにする)機械」に対してそう評価しています。(改変によりクラス指定が当初とは違ったものとなっていたとしても、Safeとしての登録はあり得ないだろうということです) 何故ならば財団はこの異常性をまったく制御できておらず、かつ「収容違反だけを無かったことにする」ことだけに異常性が発揮されるかは担保されないからです。恐らく、「このオブジェクトを財団が安易に利用するとは考えづらい」はこの「制御できていないのに」にも起因しているでしょう。他の方が仰っている「財団が迂闊である」はここからの連想ではないでしょうか?