途中まで軍が異常性のあるものに頼ろうとしてるのがなんだかなぁ、と思ってましたが最後のオチでUVとなりました。実際の性能については今も議論が交わされてますが、伝説であることには変わりありませんね。
+1
「東弊時計電機」という名称について気になったためコメントさせていただきます。あくまでこの記事で示されたカノンに対して私が違和感を持ったというだけであるため、無視していただいても構いません。
東弊組という名称を見てみると、○○組というのは世界最古の企業として知られる金剛組などに代表される建設系企業が多いようです。東弊がどのような歴史を持っているかは未開拓な分野であるため不明瞭ですが、機械を扱うようになったのは幕末・明治初期における企業近代化の波に押されたと考えるのが妥当でしょう。
そして東弊時計電機というのは愛知時計電機をモデルにした命名だと思うのですが、東弊組からこのように改名するのは違和感があります。時計電機の名の通り、愛知時計電機は時計産業から発展した企業です。国産時計産業史を見ると、1930年になって「東弊組」からこう改名するのは「乗り遅れているのでは」という印象を受けます。
扶桑紀における東弊重工としての再出発は戦後すぐのようで、「重工業」という語が1934年に三菱財閥四代目総裁により考案されたものであることを踏まえると、本記事の東弊から東弊重工に変化することに違和感はさほどありません。工業(建設業・製造業全般)から重工業に特化した、あるいは財団の資産差し押さえから生き残った部門がそれしかなかったと捉えられるためです(そしてその後時間をかけて力を蓄え事業を拡大していったのでしょう)。
つまり、私としては事業が変化していくことは妥当だと思いますが、単に「時計電機」という改称に違和感があります。「時計電機」の前に「時計製造」とかがあるなら別とも思いますが(それはそれで愛知時計電機そのまんまであんま好きではないですが)、「組」ですし。個人的には「工業」「電機」などが妥当かなと考えます。
長々と失礼いたしました。
ちなみに、カノン扶桑紀には本記事を参加されないのでしょうか?
途中でオブジェクトクラスが変更されるなら冒頭のオブジェクトクラスを
Safe Keter
とした方が良いかもしれません。