私の理解力不足であるのならば申し訳ありませんが、この物語に首をかしげてしまう箇所が幾つかあったためDVです。
1つ目は成金があまりにも無用心すぎる点です。わざわざ凝った仕掛けまで用意して残酷な趣味を隠すにも関わらず、用心棒1人すら邸宅に配備していないのはどうにも納得できませんでした。
2つ目は使用人が皆無な点です。画像から推察するに1人で住むには余りにも大きく、また男の様子(趣味の悪い成金)からして自分で掃除洗濯炊事をやるとは思えないので、使用人がいてしかるべきだと思うのですが、それらを取り押さえる等の描写が無く不自然さを感じました。
3つ目は蛇の手に関する情報統制が厳しすぎる点です。Need to Knowは確かに財団でよく用いられる表現ですが、「一切情報を与えず詮索すら禁ずる」というのは蛇の手という要注意団体の情報管理としてはあまり宜しくないと思います。彼らは地の文で示されている通り「開示フリーク」です。そんな彼らが「蛇の手がどんな組織か気になっているが一切の情報を持たない財団職員」と接触した時、都合の良い情報を与えて財団への不信を抱かせるであろうことは想像に難くありません。
質問者の性格を加味したとしても、「SCiPの情報を世界に広めようとしている頭のおかしい連中で、関わるとろくなことにならないから近付くな」程度の情報は与えても良いと思います。