ご感想ありがとうございます。多くはヘッドカノンの相違によるものと思われますが、ひとつひとつ答えさせていただこうと思います。
- バルセロナが拠点となっており、庁舎が存在している。
庁舎があるということは、被害を被ったという事実を否定するものではありません。骨組みだけになっているものを修繕したのか、あるいは一から作り直したのかはわかりかねますが、ここがもし更地になっていてカワウソは全滅したはずだ、ということでしたら、その記事とは採用している設定が違うということです。
(これはのちに出す記事などでも取り上げる題材ですが、SGPUを支援した資本家たちの中には、カタロニア戦線にも支援を裏で行う者がいました。双方のスポンサーになることでどちらが勝っても問題ないようにできますし、内戦が長引いて経済的依存度が高まれば、戦後優位に立てるからです)
「すでになってしまった人物」を元通りに復元する技術はニッソ医機の記事がありましたね。今回は、あのレベルの技術は想定していません。今回の場合は、不妊治療の応用としての遺伝子治療という感じで、超常的技術としての色彩はむしろ薄いんじゃないかと思います。ニッソ(わたしはこの名称実は好きじゃないんですが)は、「翼人」のようなヒトと他生物の配合実験等を以前から繰り返してきている企業です。それらの蓄積の中に、「生殖細胞をヒトのものに近づける技術」ものがあれば、以降は体外受精型代理母による出産など、現実世界の2010年代ですでに実用化されている技術で可能です。
もし外国に実在の天皇をカワウソにした記事があった時どういう気持ちになる人がいるかな、と考えて実在の人物を使用しませんでした。表現の自由があるので既存記事に合わせることも可能です。