文章形式異常でないため
最初脱字かと思いました。独自用語のようなので、前例と同じく脚注が欲しいです。
これはオブジェクトの未知の性質によるもの本人の精神状態の悪化による妄執か
「これがオブジェクトの未知の性質によるものか本人の精神状態の悪化による妄執か」でしょうか。
以下私感です。
ストーリーは最後まで読めばある程度読み取れるものの、報告書としては情報の不足等、完成度の低さを感じました。情報の不足故に報告書後半まで不吉さを感じるフックも弱く、「特定人物に対する殺意の発現」という不穏な異常性に対し、殆どただ「わからない」という気持ちのまま読み進めるという勿体ない読書体験になりました。
オブジェクトの発見経緯、異常性の確認、磯谷氏について(小沼氏との関係等)、この三点は報告書の体裁として記述されていないのは不自然だと感じます。特に礒谷氏は、突然登場する上に情報が少なく矢張り最後まで「わからない」でした。小沼氏の保護のため記述されていない、と納得するのも少し難しいです。勿論、この分からなさを不穏、不吉に感じる方もいると思うのですが…報告書の体裁とのバランスが取れていないように思います。
下書きに対するコメントを見るに、発見経緯等は意図して無くしたものと思いますが(下書きの過去のリビジョンまではさすがに見れていません、すいません)、判明している来歴を書かなくていいタイプのオブジェクトではないと思います。
また細かいことですが、監視要員に暴露対策をさせる旨の記述がないのは危険だと思いました。プロトコルに対して追記する形の記述なら、うまくすれば早い段階で不吉さも出せて良くなるかもしれません。
纏めると、報告書としての体裁と情報の出し方のバランスがもう少し改善されれば、楽しく読めたのかなと思いました。愛についてはノーコメントで :)