準GoIとして運用されている「遠野妖怪保護区」は現在、11名の著者により20記事が執筆されており、正GoI/LoI登録の条件を満たしております。つきましては表題の通り、本団体を正式にGoI/LoI登録したいと思います。
以下をハブに掲載する概要文章として提案します。
GoI向け概要モック
遠野妖怪保護区

概要: 遠野妖怪保護区は同名の異空間内に存在する超常コミュニティであり、遠野市外縁の北上山地を中心に、東北地方の随所からアクセスすることが可能です。域内には一般に"妖怪"と呼称される異常実体群が居住/生息しており、人間や人間とそれらの実体群の間の混血も少数ながら存在しています。保護区が立地する異空間は"寒戸郷"とも呼ばれ、複数の神格実体とそれらを信仰する住民からなる共同体が古来より築かれていました。
妖怪保護区では"区役所"による自治が浸透しており、規模としては財団におけるフリーポートの定義に相当します。財団を含む正常性維持機関に対し、区役所は戦後から一貫して非協力的な態度を示しており、政府系職員の滞在もわずかな例外を除き制限されています。成立以来、区役所は閉鎖的・孤立的な政策を取り続けてきましたが、平成初期を境に、区の対外方針は段階的な開放へとシフトしており、外部交流によるアノマリーの流入/流出が目下懸念されています。
LoI向け概要モック
遠野妖怪保護区

概要: 遠野妖怪保護区は異空間内に存在する超常領域であり、遠野市外縁の北上山地を中心に、東北地方の随所からアクセスすることが可能です。域内には一般に"妖怪"と呼称される異常実体群が居住/生息しており、人間や人間とそれらの実体群の間の混血も少数ながら存在しています。保護区が立地する空間は"寒戸郷"とも呼ばれ、複数の神格実体とそれらを信仰する住民からなる共同体が古来より築かれていました。
保護区の文明水準は昭和初期の農村部に近似していますが、外部外部からの移住者を通じて近代的な技術も持ち込まれており、パッチワークのように所々現代化しています。自然エネルギーや超常的な資源に依拠した技術が普及している一方、観光客需要に応えるため、近年では神格を利用した電力インフラの整備も進められています。
保護区は四方を淡水に囲まれた陸地であり、中央にそびえる鹿倉山は霊峰として住民に広く信仰されています。北部の隠ヶ嶽は急峻で、異常な気象変化が頻発する危険地帯となっています。東部にある寒戸は域内最大の集落であり、繁華街を抱える上寒戸地区と田園の広がる下寒戸地区に大別されます。南西部には"イーハトーブ"と呼ばれる形而上学的な領域が接続しており、その不安定な性質から、領域内で発生する現象は地元住民にすら予測不可能とされています。
この文章案に関して意見を募ろうと思います。意見や修正案のある方はこのスレッドにコメントをお願いします。進行中の有識者会議である程度の検討を経ていることを踏まえ、受付期間は3/1までの3日間とします。
※「同名の異空間内」部分には後々要注意領域-JPハブへのリンクを貼る予定です。
※有識者会議にて作成中の設定集ハブも参考にしてください。
ファイルページ: 遠野妖怪保護区ロゴ(GoIハブ版)
ソース: http://scp-jp-storage.wikidot.com/file:3266034-213-5ut3
ライセンス: CC BY-SA 3.0
タイトル: tono.png
著作権者: snoj
公開年: 2021
補足:
http://scp-jp-storage.wikidot.com/file:3266034-176-ye7t
上記の縮小版