確かにエルマは秒でPAMWACの目的を果たしてしまう心強い存在ですね。僕も個人的に何故エルマの方式が使えないのかというのを考えたことがあるので、まとまったらなんかの記事にするかここで出してみます。
追記: まとめてみました。
創作物内の事象に変化を及ぼす例としては大まかにこの3種類に分けられると思います。
- 上位存在がその創作物に対して改稿や追記をする。
- 同じ創作物内の何かが別の何かにアクションを起こす。
- 上位存在が創作物内に侵入して何らかのアクションを起こす。
そしてここで創作物における物語の流れ、ストーリーラインというものを導入し、このストーリーラインについて上3つがどういう干渉をしているかを考えます。
1はいわゆる物語改変というものになります。これはストーリーラインを直接書き換えるために整合性そのものが変わるため問題はありません。
2はそもそもストーリーライン上でそういうアクションを起こすように決まっていたのもなぞっているだけなので最初から変化自体起きてません。そういうものだというだけですね。
問題は3です。上位存在が下位物語層に行くというのは元からのストーリーラインには無いものです。なのでそもそも来た時点で個人的には重篤なパラドックスが生じていると思います。これを解消するために別の力が働きそうですがそれはどんな形になるかはランダムかなあとは思います。パラドックスを最初から起こさないためにはまず下位物語層に入る前に、自分が行ってきてどういう行動をするという明確なストーリーを追記、改稿する必要があると思います。
