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scp-6000.pdf
LEVEL 0/6000
CLASSIFIED
Item #: SCP-6000
Safe
SECONDARY CLASS: THAUMIEL
Frame of SCP-6000.
SCP-6000の1シーン。
SCP-6000の1フレーム
Special Containment Procedures: Foundation personnel maintain several television broadcasting towers to transmit SCP-6000 globally. Per Project AISA protocol, only Level 5 personnel may access this file.
特別収容プロトコル: 財団職員は、SCP-6000を全世界に放送するためいくつかのテレビ電波塔を維持します。プロジェクトAISAのプロトコルにより、レベル5職員のみ本ファイルにアクセス可能です。
特別収容プロトコル: 財団はSCP-6000を世界各地に放送する目的で、複数のテレビ電波塔を維持しています。プロジェクトAISAプロトコルに則り、レベル5職員のみ、本ファイルへのアクセス権が与えられています。
Description: SCP-6000 is a three minute-long, cognitohazardous video of the Applied Force Department Symphony performing Nearer, My God, to Thee. The video influences the autonomic nervous system and hypothalamic–pituitary–adrenal axis, inhibiting fight-or-flight responses to stressors and regulating cortisol production.
説明: SCP-6000は、認識災害を持つ、対応部隊部門交響楽団による主よ御許に近づかんの演奏が収められた3分のビデオです。ビデオは、自律神経系および視床下部-下垂体-副腎系に影響を与え、ストレッサーへの闘争・逃走反応を抑制し、コルチゾール産生を制限します。
説明: SCP-6000は認識災害を引き起こす3分間の動画ファイルです。動画には専任部隊部門交響楽団による『主よ御許に近づかん』の演奏が収められています。自律神経系および視床下部-下垂体-副腎系に影響し、ストレス要因に対する闘争・逃走反応が抑制され、コルチゾールの産生に制限がかかります。
Upon Ethics Committee approval, the O5 Council commissioned the Memetics and Infohazards Division to develop SCP-6000 for Project AISA. Exposure testing began on volunteer researchers after performance and recording.
倫理委員会の賛成に基づき、O5評議会はプロジェクトAISAのためミームと情報災害部門にSCP-6000の開発を任命しました。演奏・録音の後、有志の研究員に対し曝露試験が行われました。
倫理委員会の同意を得た上で、O5評議会はプロジェクトAISA用にSCP-6000の開発をミーム・情報災害部門に依頼しました。演奏と録音の完了後、有志の研究員に対して曝露試験が行われました。
Addendum 6000.1: Testing Log
補遺6000.1: 試験ログ
補遺6000.1: 試験記録
Subject: Dr. Chuck Ferguson
対象: チャック・ファーガソン博士
被験者: チャック・ファーガソン博士
Background: Ferguson married his husband seven years prior to testing and had adopted an infant son three years prior. While he reports high relationship and household satisfaction, substantiated by testimony from close friends, he frequently stresses over a lack of interaction with his son and believes his husband may hold grudges against him due to this.
背景: ファーガソンは試験の7年前に夫と結婚し、3年前に男児を養子にしました。彼は強い親族関係と家庭が満足であることを報告していますが、親しい友人の証言により、彼は頻繁に息子との相互関係の欠如にストレスを受けており、そのため夫が彼に対し恨みを抱いているかもしれないと信じていることが裏付けられています。
背景情報: ファーガソン博士は試験の7年前に夫と結婚し、試験の3年前に男児を養子に迎えました。彼は親族関係や家庭内環境に関して、高い満足度を報告しています。しかし、親しい友人の証言によると、彼は自身の息子と過ごす時間が少ないことをストレスに感じており、また、そのことを夫がよく思っていないのではと心配しているそうです。
Results: Ferguson texts his husband, asking if they can discuss the situation later that day. Ferguson reports an in-depth, reflective conversation, spanning their relationship history, familial pasts, and favorite television programs. Among this, Ferguson's husband reassures that he holds no grudges over his more dominant role in their son's upbringing, given Ferguson's government job (see Family Disclosure Protocol). However, he does suggest hiring a babysitter, which Ferguson states he'll contemplate.
結果: ファーガソンは夫に、後でこの現状を話し合えないかメールで尋ねました。ファーガソンは、彼らの関係の過程や、家族の過去や、好きなテレビ番組にわたる、綿密な、思慮深い会話をしたと報告しました。その中で、ファーガソンの夫は、息子の教育における自身のより優位な役割に対して、ファーガソンの政府の職務(家庭開示プロトコルを参照)を考えて、恨んでいないことを伝え安心させました。しかし、彼はベビーシッターを雇うことを提案しており、ファーガソンは熟考すると述べました。
試験結果: ファーガソン博士は先述の心配事について話し合えないかと、夫にメッセージを送りました。その後、2人の馴れ初めからお互いの家族の過去、好きなテレビ番組まで、これまでを振り返りながらゆっくりと話し合うことができたと報告しています。会話の中でファーガソン博士の夫は、息子の養育に関して自身がより大きな役割を担っていることは気にしていないとファーガソン博士に伝え、安心させました。政府で働くファーガソン博士の仕事に理解を示したものの(家庭開示プロトコル参照)、ベビーシッターを雇うことを提案し、ファーガソン博士はこれを検討すると述べています。
Subject: Agent Silvina Cortez
対象: エージェント・シルビナ・コルテス
被験者: エージェント・シルヴィナ・コルテス
Background: Cortez emigrated from the Philippines to the United States after college, a decision heavily protested by her mother. With her enrollment in the United States military and subsequent Foundation employment, her relationship with her mother grew increasingly estranged. Cortez regrets not contacting her mother but fears a further divide in their relationship if she does so.
背景: コルテスは大学卒業後フィリピンからアメリカ合衆国へ移住しましたが、その決断は母親に激しく抗議されました。彼女が合衆国軍に入隊し後に財団に雇用されたことで、彼女と母親の関係の亀裂はより一層深まりました。コルテスは母親と連絡していないことを後悔していますが、もしそうした場合彼女らの関係がさらに分断されるかもしれないと恐れています。
背景情報: コルテスは大学卒業後、フィリピンからアメリカ合衆国へ移住しましたが、母親には強く反対されていました。アメリカ軍に入隊後、財団に雇用され、母親との関係はさらに疎遠になっていきました。コルテスはこれまで母親と連絡を取らなかったことを後悔しているものの、連絡することで関係がより一層悪化してしまうことを恐れています。
Results: Cortez calls her mother who expresses shock from the sudden contact. They set up a video call together for the day after testing. Cortez reports an initially stilted but progressively intimate conversation, her mother interested in American life and Cortez in Filipino life. When addressing the initial distress over the emigration, Cortez' mother apologizes for her comments, noting how long ago she made them but admitting she feared how Cortez would adjust.
結果: コルテスは母親に電話し、母親は突然の連絡に衝撃を受けたことを示しました。彼女らは試験の翌日にビデオ通話をすることを予定しました。コルテスは、最初はよそよそしかったが次第に親しい会話になったことと、母親はアメリカの生活に興味を示しコルテスはフィリピンの生活に興味を示したことを報告しました。当初の移住による苦悩について話したとき、コルテスの母親は自身の意見について謝罪し、どれほど昔にそのようなことを言ったのか認識しましたが、コルテスがどれほど適応できるか心配していたことを認めました。
試験結果: コルテスは母親に電話をし、母親は突然の連絡に驚いた様子でしたが、試験翌日にビデオ通話をする運びとなりました。コルテスは、最初はよそよそしかった会話が次第に親密なものへ変化していったと報告しています。母親はアメリカでの生活に、コルテスはフィリピンでの生活に興味を示していたそうです。当初の移住に関する苦悩について触れると、コルテスの母親は自身の発言を謝罪し、その発言がかなり昔のものであると述べつつ、コルテスがアメリカにうまく適応できるか不安だったと明かしました。
Subject: Dr. Everett Mann
対象: エヴァレット・マン博士
被験者: エヴァレット・マン博士
Background: Mann, continuing the eccentricity of his caretaker uncle, possessed divergent ethics from societal norms. After Mann's uncle died incarcerated, Mann faced social ostracization from peers. In response, Mann sought comfort in science and learning. While Mann cites "genius" as diverting potential friends, others testify Mann outright rejecting social advances in favor of scientific pursuits.
背景: マンは彼の世話人の伯父の奇抜な行為を継続しており、社会規範を逸脱する倫理を有しています。マンの伯父が獄中で死亡した後、マンは同世代からの社会的排斥に直面しました。それに対し、マンは科学や学問に安らぎを求めました。マンは気晴らしになる可能性のある友人として「天才」を挙げていますが、他者はマンは科学の追及を好み社会的進歩を完全に拒絶していると証言しています。
背景情報: マン博士は、彼を育てたおじと同じく、社会規範を逸脱した倫理観を有していました。マン博士のおじが獄中死した後、幼いマン博士は周りからのけ者扱いされ、マン博士は科学と学問に安らぎを求めました。マン博士は「天才であること」が周囲を遠ざけたと述べていますが、他者の証言では、彼が社会的な関係を構築すること自体を完全に拒絶し、科学的探求を優先させていたと言われています。
Results: Mann steps outside the testing facility, finds the nearest cliff-face, and sits at the edge, silently staring at the night sky. When asked what he thought about, Mann states "We can all ascend." The next day, he sits at a crowded table in the Site-19 cafeteria, facilitating awkward but genuine conversation on rat biology.
結果: マンは試験施設の外へ出て、最も近い断崖を発見し、その縁に座り、静かに夜空を眺めました。何を考えているか尋ねたところ、マンは「我々は皆上昇できる」と述べました。翌日、彼はサイト-19カフェテリアの混んだテーブルに座り、ネズミの生態に関する会話を拙いながらも誠実に進めました。
試験結果: マン博士は試験施設の外へ出て、最も近い断崖に向かい、その端に座り夜空を静かに眺めました。どのようなことを考えていたのかと尋ねられると、マン博士は「私たちは皆、上昇することができる」と述べました。翌日、サイト-19の食堂で多くの人に囲まれ、彼はネズミの生態について拙いながらも誠実に議論を交わしていました。
Addendum 6000.2: Project AISA Briefing
補遺6000.2: プロジェクトAISAのブリーフィング
補遺6000.2: プロジェクトAISA概要
Project AISA is a Foundation-planned initiative to comfort humanity in response to a predictable, singular, and widely publicized XK End-of-the-World scenario. Once such an event grows imminent, all Foundation personnel will gain access to files on Project AISA anomalies.
プロジェクトAISAは、予測された、顕著な、広く公表されたXK世界終焉シナリオに対応する、財団の計画した人類に安らぎを与える構想です。そのようなイベントが差し迫った直後に、全財団職員はプロジェクトAISAの異常に関するファイルにアクセスする権限が与えられます。
プロジェクトAISAは、予測され広く公表された、唯一のXK世界終焉シナリオに対して、人類に安らぎを与えるために財団が計画した取り組みです。終焉が差し迫った際には、全財団職員にプロジェクトAISAの異常に関するファイルへのアクセス権が付与されます。
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出典
SCP-6000 - Nearer, My God, To Thee - SCP Foundation by
Elogee FishTruck
SCP-6000 - 主よ御許に近づかん - SCP財団 by
Witherite
CC BY-SA 3.0