提案
サイトメンバーのSCP-JP本サイト及びサンドボックスへのファイルアップロードを基本禁止とし、画像ファイル等はファイルストレージにのみアップロードするようルール化する。
提案背景
SCP-JP本サイトのファイル容量が制限されたことから、ファイルの100kb制限及びファイルストレージの運用が始まってしばらく経過しました。今のところ運用に問題はありません。しかしながら、下に挙げるような問題が存在します。
1.サイト残り容量の問題
現在の本サイトの残り容量は百数十MB程度です。添付可能なファイルを100kb以下に制限しましたが、僅かずつ残り容量は減少し続けています。
現状の投稿頻度から計算すると数年程度は問題ありませんが、逆に言うと数年後には残り容量の問題に相対する必要があります。
2.トップページの告知
ファイル容量制限の問題が生じてから 現在SCP-JP上のファイルサイズ規制中。という告知がトップページを占有し続けています。サイトの雰囲気を損なうという問題もありますが、コンテストなどの他の告知が見にくくなってしまうのが最も大きな問題となります。
これらの問題を解消するべく前述したように本サイトへのファイルアップロードを制限することを提案します。提案が可決された場合、サイト容量問題とトップページの告知問題は解消されると考えられます。
また、以下のような副次的メリットとデメリットが生じると考えられます。
メリットについて
1.誤アップロードの防止
提案が可決された場合、permission制限によりサイトメンバーによるファイルアップロードが不可能となります。時折既存ページに誤ってファイルを投稿してしまうメンバーがいらっしゃいますが、そのような誤操作が生じなくなります。また、誤って大きな容量のファイルが投稿されることもなくなります。
2.ライセンス宣言の明確化
ファイルストレージにファイルをアップロードする際にはクリエイティブコモンズに基づく詳細なライセンス制限が必要です。この操作を必須とすることで今後投稿されるファイルはライセンスが明確に宣言されたものとなります。
3.異なるページ間での画像使用の簡便化
ファイルストレージにアップロードされた画像はそのページ内でライセンス宣言がされており、他のページでの使用が可能かつ簡便となります。色々なページで共通使用されるような画像の取り扱いが容易になります。
デメリットについて
1.ファイル投稿の煩雑化
ファイル制限以外についてはファイルのアップロード手順はこれまでと同じでしたが、提案が可決された場合ファイルストレージへの参加と使用が義務化されます。昔から投稿を行ってきた方には慣れない手順となります。ファイルのURLも複雑化します。
2.コンポーネントページ等、ファイルアップロードが必要となるページの作成が特殊な扱いとなる
一例としてコンポーネントページの場合、ファイルのアップロードが禁止された場合スタッフの手を仲介するなど手続きが複雑化すると考えられます。実際に本政策を運用する場合はそのようなページに関してはスタッフによってページ作成やファイルアップロードが行われると考えられます。
3.画像がどのように取り扱われているかの判断の煩雑化
記事中のファイルを更新する際、そのページに使用されているファイルを差し替えることが行われます。また、記事を削除した際には記事ごとファイルが削除されます。ファイルアップロード先が記事でなく、著者や翻訳者のファイルストレージページとなると記事の更新や削除によって自動的にファイルが更新されず、記事に関連しなくなった画像が残り続けることとなります。ファイルストレージの使用量が増大する他、現在どの記事に何の画像が使用されているか分かりづらくなります。
附記:旧サンドボックスサイトについて
旧サンドボックスサイト(I及びII)に関しても同様にファイルアップロード禁止措置の対象に入れることを検討しています。本サイト同様に容量の問題が存在していることと、スタッフによるサイトの管理が困難かつ煩雑となることが理由です。サンドボックス3で機能が完全に代替できていることから、旧サンドボックスについては運用の完全な停止も検討しています。
そのため、旧サンドボックスにおいてはファイルアップロードの禁止、あるいはサイト自体の編集の禁止措置のいずれかが行われる公算が高いです。いずれの場合においてもファイルのアップロードは禁止されることとなります。
意見募集期間は 2022/1/7 23:59 までとします