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皆でつないで1つのTaleを書きませんか?
1行から10行までの間で、書かれた話に続く物語を書いていきます。前の人の内容に沿う内容であれば、新たな展開にしても、既存のオブジェクトやキャラクターを登場させても構いません!ただし、コメントの方は一人一日一つまでとさせていただきます。
↓以下の話からスタートです!
エージェント・ノエルは不運な男だった。
彼はいくつかのセットに分けられた報告書を抱え、薄暗いサイトの廊下を渡っていた。
天井に吊るされたモニターが今日の天気予報をボソボソと呟いている。 「太平洋側に低気圧が発生しています……午後からは……」 低気圧。どおりで頭が痛むわけだ。ノエルはこめかみを指で押さえたかったが両手に抱えた書類たちがそれを阻んだ。 ふと顔を上げると、目の前に一人の男が立っていた。
「随分重そうですね。手伝いましょうか」
「あっ、神山博士。いいんですか?」
「ええ。半分持ちましょう」
神山とノエルは報告書を抱え、長い廊下を歩いていく。
エージェント・ノエルが躓いてしまい、報告書を落としてしまう。 「大丈夫ですか?」 「大丈夫です、ありがとうございます。」 「どうかしたのか?」 偶然通りかかった一人の男がいた 「色井さん。」 「手伝おか?」 「有難うございます。」 色井が加わり、報告書を抱えながらサイト-81██の廊下を渡っていく。
「大量だねえ。手伝おうか。」 「ありがとうございます。」 「引っ越しでもするんですか?持ちますよ。」 「別にそういうわけでは…。すいません。」 「そんなに持ってたら前が見えないでしょう?寄こしなさい。」 「あ、ありがとうございます。」 そんな調子で一行の人数は増えていく。 佐山博士が一行に加わった時、ノエルは疑問に思った。手の空いている同僚が不自然に多くはないだろうかと。 そして、こうも思った。なぜ自分が抱えている書類は減らないのだろうかと。
だがそれは別に悪意ではなく、むしろ善意だった。 なぜなら最近ノエルは 「最近太っちゃった気がするんですよねー なので筋トレ頑張ってます!」 といった発言をすることが多く、その事を頭に入れていた同僚たちは丁度よい運動になるだろうと思い、ノエルからは受け取らずにいた。 だが筋トレの習慣があるノエルもそろそろ財団の圧倒的文量に競り負けてきた。
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