Musibu-wakaruさんの意見と被ってしまいますが、最後のインタビューが少し惜しいように感じてしまいました。
例えば、
斎末博士: ですが……これを私は知りません。もし、もしですよ?これが私だとしてです。
██博士: はい。
斎末博士: 私はここについて何も知らないんです。なら、これが私なわけないじゃないですか。私は私についての全てを知っているんですよ? あの部屋で教えてもらったんですよ? もし私がここで働いていたとしたら、私が私について知らないことがあるってことじゃないですか? それはあり得ませんよね。だから、貴方達は私を騙そうとしているんですよ! ……そうでないと、可笑しいじゃないですか。
SCP-1631-JPの異常性の不気味さを強調したい意図は分かるのですが、手前の「ですが……これを私は知りません。」という斎末博士の言葉で既に主張の要旨は述べられており、同じ内容を長めに繰り返しているようでくどさを感じました。
██博士: そうですか。……1つ聞きたいのですが良いでしょうか?
斎末博士: 何ですか? どんなことを言われても知らないものは知らないですよ?
██博士: その、母親についてですがーー
斎末博士: 母親? 母ならもう亡くなりましたよ。飛び降り自殺でした。
この質問の部分もやりたいことは分かりますが、何の脈絡もなく唐突に母親の質問へと移ることに違和感があります。もう少し自然な流れを会話の中で形成して欲しかったなと思いました。
具体的な改稿案を示せず感想のみのコメントとなりますがご容赦ください。全体的には面白い記事だと思いました。