Taleタグも付いているということで、Taleの側面もあるという認識とお見受けします。アートワークとして絵のクオリティが高く、ラストの絵が出てきた時も「おお」とは感じたのですが、Taleとして見るとモヤモヤが残ってしまいました。
「SCP-3000-JPコンが開かれることがミシマ博士(ですよね?)にどのような影響/にとってどのような立ち位置であるか記事中から読み取れなかった」「(現実のコンテストから続く世界観と推測しますが) 本作単体では説明があまり無く、単体で見ると意味が通りにくいように感じる」などがそのように感じた要因かと思います。後者は連作であることを示すようなリンク/親ページ設定などあれば緩和できそうですが、特にありませんので初見の方は分からないのではと思いました。
と、僭越ながら色々書きましたが、裏にある(であろう)世界観や絵の緻密さは素晴らしいと感じています。そのことで一層モヤ〜としてしまったことが心残りです。