面白い異常性だと思います。読んでいて幾つか引っかかった所があったので列挙します。個人的な好みも含んでいますので必要に応じて取捨選択してください。
説明の第1パラグラフ
オブジェクト自体の説明が不足しているように思います。雌雄の判別方法や胎児の発生場所・外観(人型なのか壁なのか)などが説明されていないため、「SCP-2213-JPは壁ではなく壁型の生物である」ことを前提とした文章のように感じました。
ますが、出産の記録は存在しません。
SCP-2213-JPは株式会社輪廻建設21が
パラグラフ変更時以外の改行はあまり一般的ではありません。
映像記録
これはどうやって撮られたものなんでしょうか。財団がごく一般人の部屋を監視していたとは考えにくいですし、田中氏が個人的に所有していたホームカメラとかでしょうか(粉々になってそうですが……)
新たなSCP-2213-JP個体(SCP-2213-JP-A)を出産しました。
どうやって出産したのでしょうか。SCP-2213-JPと-Aは外観や特性がまるで違うため、"新たなSCP-2213-JP"と表現するのは不適切ではないでしょうか。
成体と餌に大きな差異は見られません。
-Aが成長するとSCP-2213-JPになるとはこの時点では分からないので、SCP-2213-JPを"成体"と表現していることに少し引っかかりました。(直前に出産というワードを使っているので連想はしやすいですが……)
また、説明内でSCP-2213-JPに餌が必要なことを明記した方が良いと思います。一応、特別収容プロトコルでゴキブリを与えろとはありますが、管理方法は説明に基づくので、何処かで食性等の説明を捩じ込んだ方が良いと思います。
インタビュー記録
収容されているのでインタビュー場所は当然収容施設なのでしょうが-Aの店頭にいるかのような振る舞いもありますし、映像記録のようにインタビュー場所を明記した方が親切かも知れません。また、カッコ内の描写は句点が無い方がスペースが減って読みやすいと個人的に思います。
推論の文章
-Aではなく新たなSCP-2213-JP個体と表現しているのは何か意味があるのでしょうか。また、産まれたばかりの-Aが構成員とは違って高い知能を有しているのは何故でしょうか。(てっきり同一の存在だと思っていたのですが別物だったりしますか?であればこの指摘は無視してください)