
未完成ではありますが、完成している所までの記事の批評をお願い致します。
アイテム番号: SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス: Keter特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPの性質から収容は不可能です。これ以上の対象者・被害者の増加阻止を目的として、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)に投稿・書き込まれた内容は24時間体制で監視し、SCP-XXXX-JPの影響を受けていると推測される内容のものは全てピックアップされ、記録します。また、それらの投稿や書き込みを行った人物はSNSの情報から特定・追跡され、接触が可能であると判断された時点で確保し、一時的・恒久的に収容下に置かれます。
収容室は特殊サイト-81LS内で生活に支障をきたさない一般的な居住空間(風呂、便所なども含める)を構築し、室内には一切の自殺が可能となる物品や物体、物質の設置は行われません。収容期間中の食事は1日3回、朝食時に2Lの水・麦茶・緑茶・焙じ茶の要求した飲料水3本を配給します。また、対象が持ち込みを要求した物品や物体、物質、食品は全て自殺が可能である物、収容室からの脱走の手段となり得る物は却下され、それを除いた物は殆どの場合与える事が可能です。また、収容された対象はその人物に応じたカバーストーリーが流布され、収容下である事、SCP-XXXX-JPの存在の隠蔽を行います。
対象が12歳以下である場合を考慮し、その際は特殊サイト-81LSに派遣された職員の内2名が対象の管理に当たります。5日毎に心理カウンセリングを通して回復を試みて下さい。回復の成功後対象は収容期間に応じたクラスの記憶処理を施し、解放されます。なお、12歳以下の収容にカバーストーリーは必要とせず、保護者には収容された対象の全ての状況・情報を口頭で説明して下さい。この際にSCP-XXXX-JPの存在に関する一切の情報は如何なる場合も開示してはなりません。また保護者も同様に、対象の解放後期間に応じたクラスの記憶処理が施されます。
SCP-XXXX-JPの異常性によって死亡したと考えられる対象者やそれに関連して殺害された人間の死体は回収せず、各警察機関へのカバーストーリーを流布し、異常性の隠蔽を行って下さい。
説明: SCP-XXXX-JPは影響を受けた人物(以降、’’対象者’’と表記。)に周囲の人間から自身が死亡する事を強く求められている・望まれいるという確信的な思考を対象者に働かせる現象を指します。SCP-XXXX-JPの明確な発現条件は不明です。
対象者は2週間~1ヶ月以内に猛烈なストレスによって鬱状態となり、殆どの場合凡ゆる方法で自殺を試みます。また、自殺時も周囲に存在している可能な範囲の人間を殺害(主に刺殺)した後に死亡している事が明らかになっています。SCP-XXXX-JPの異常性は12歳以下を除き如何なる心理カウンセリングや記憶処理剤の服薬を行なっても解消が不可能で、また対象者が行なっている思考の弁解を受けたとしても虚偽であるとしてその内容を認める事はありません。
SCP-XXXX-JPの異常的な思考は恋愛関係にある人物や家族、友人などの親密な関係を持つ人間に対して更に強く働く事が報告されており、対象者の自殺の試みを早める要因にもなる事が示唆されています。また対象者は殆どの場合、ヒトからの説明要求にも応答せず、また自らの相談や説明を行わないため現象発見や性質解明が著しく困難でした。現在も対象人数の正確な数値の割り出しには成功していません。
現在までに収容・発見されている対象者は犯罪歴を有したり、過去に精神疾患を患った形跡は4件のみで、また対象者と関わった周辺人物のインタビューでは「生活していて大きな変化は伺えなかった。」「急に引きこもった。」といった旨の説明が得られました。なお、対象者となる人物は10~37歳である事が報告されており、その共通性については判明していません。
追記: 再度対象者の人間関係について調査を行いましたが、通学・通勤していた学校や職場においても虐め行為や精神攻撃、極端な長時間労働、ハラスメント行為が行われていた記録や周囲からの情報は一切得られませんでした。また同様に、親密な関係を持つ人物からのドメスティック バイオレンス(DV)行為を対象者に向け行っていたという情報も得られませんでした。これらの結果からSCP-XXXX-JPの異常性は、精神異常・精神疾患やストレスが要因として発現しない事と断定付けられました。依然として、対象者の共通性は不明です。
発見: SCP-XXXX-JPは発見当初虐め・DV、社会情勢のストレスや精神攻撃によって発生した殺人後の自殺行為であると想定し調査は行われませんでした。しかし、発見から9ヶ月経過した際統計の確認を行うと、急激にその件数が増加している事が判明しました。例えば、発見から17日後で25件であるのに対し、発見から9ヶ月21日後には1日に1582件の報告がありました。この様な自殺・殺人事件の1日の報告件数が約800~2500件と異常的な数値である事から何らかの異常現象・異常存在が関連している可能性が示唆されたため、SCP-XXXX-JPナンバーに登録後、調査を開始しました。
補遺XXXX1: 対象者へのインタビュー
SCP-XXXX-JPの新たな異常性解明と対象者の共通性の調査のため、インタビューを試みました。以下は2027年11月8日にTwitterにて影響を受けていると推測される人物「小倉 沙耶香」を名乗る人物との接触に成功し、インタビューを行いました。彼女もまたSCP-XXXX-JPの影響を受けているとされているため、以降「対象者」と呼称します。
〈批評して欲しい事〉
・読んだ率直な感想と、現状内容はDV・NV・UVのどれに当てはまるか
・言葉・文法、内容で変更した方が良い所と変更案
この後のインタビューログやオチが思い付かないのです。そのため、先輩方の豊富な知識やアイデアを参考にするために、意見を寄せてくれますようお願い致します。