非公式wikiでのソースコード中のコメント:
本記事について以下の修正を提案します。
The Following Containment Procedure Was Unanimously Approved by the Site Directors' Executive Committee of the Whole and the O5 Council
以下の収容処置は全サイト局長執行委員会とO5議会の満場一致で承認されました
Containment Procedureは他の箇所と訳を合わせて「収容プロトコル」とした方が良いでしょう。
20██ that the SCP-001 database entry slot should be locked to edits and only made available for modification with seven (7) private keys belonging to members of the O5 Council.
修正にはO5議会のメンバーが所有する7本のプライベートキーでのみ実行可能としなければならないという一致した主観的意見でした。
プライベートキー(秘密鍵)はおそらく物理的なものではなく電子的なものだと思いますが、あまり「~本」で数えるものではないと思います。「7本」を「7つ」とすることを提案します。
It was the majority opinion of the O5 Council on May 3, 20██ that in the event that Entity Thaumiel, Dr. Mary Nakayama, or any entity claiming to be either makes contact with the SCP Foundation, they will be referred to the O5 Council for negotiation and cooperation.
それは20██年5月3日のO5議会での、Thaumiel実体またはメアリー・ナカヤマ博士もしくはどちらかを主張する実体がSCP財団と連絡を取る場合、彼らは交渉と協力の為にO5議会を言及するという多数意見でした。
- メアリー・ナカヤマらは基本的に女性と考えられるので「彼ら」というのは違和感があります。「彼女ら」あるいは「その実体」あたりの訳が適切ではないでしょうか。
- 「O5議会を言及する」であれば"be referred to"ではなく単に"referr to"となっていたでしょう。ここの"refer"は「差し向ける」「引き合わせる」「任せる」のような意味合いだと思われます。
翻訳案: それは20██年5月3日のO5議会での、Thaumiel実体またはメアリー・ナカヤマ博士もしくはどちらかを主張する実体がSCP財団と連絡を取る場合、その実体は交渉と協力の為にO5議会の下へ引き合わされるという多数意見でした。
The prior unanimous opinion of SDECotW and the O5 Council holds that modifications to this page have vast, and potentially infinite, Category–Aleph Room ("Greatest Concern") reality modification consequences; the prior unanimous opinion of SDECotW and the O5 Council held that no further testing on these effects is to occur due to the potential XK/CK/LK/VK/ZK/תK-Class Scenarios believed to be highly probable with said testing.
SDECotWとO5議会の以前の一致した意見では、このページの修正は膨大で、潜在的に無限であり、カテゴリ-アレフ・ルーム("最大懸念事項")現実修正の結果と考えています;SDECotWとO5議会の以前の一致した意見では、潜在的にXK/CK/LK/VK/ZK/תK-クラスシナリオが実験によって引き起こされる可能性が非常に高い為、これらの影響の更なる実験は実施しないという考えでした。
- 「このページの修正は~現実修正の結果」ではなく、「このページの修正は~現実修正という結果をもたらす」のような意味合いでしょう。
- 「考えています」より「考えられています」の方が自然だと思います。
- セミコロンは通例日本語文では使用されません。この場合は、後の文に「そのため」というつなぎ語を付与する形が自然ではないかと思います。
翻訳案: SDECotWとO5議会の以前の一致した意見では、このページの修正は大規模な(潜在的に無際限の)カテゴリ-アレフ・ルーム("最大懸念事項")現実修正という結果をもたらすと考えられています。そのためSDECotWとO5議会の以前の一致した意見では、潜在的にXK/CK/LK/VK/ZK/תK-クラスシナリオが実験によって引き起こされる可能性が非常に高い為、これらの影響の更なる実験は実施しないという考えでした。
It was the unanimous opinion of SDECotW that all blank spots on the Foundation database shall be checked for further Category–Aleph Room reality modification anomalies,
それは財団データベース上の全ての空白箇所は更なるカデゴリ-アレフ・ルーム現実修正異常の為に検査し、
- 「カデゴリ」→「カテゴリ」
- 「異常の為に」よりも「異常がないか」とした方が日本語として自然だと思います。
Trying it in the 2███ slot, but the object's effects might move it over to -001.
このオブジェクトの影響は-001へと移動する可能性がある。
移動するのは"object's effects"ではなく"it"です。
翻訳案: このオブジェクトの影響で文書が-001へと移動する可能性がある。
Had the admins unlock the empty 001 slot (why was it empty? convenient, I guess) just in case.
念のため、空の001スロット(なぜ空だったのかしら?ちょうど良かったけど)のアンロックを実行した。
"Had admins"が訳抜けです。
翻訳案: 念のため、管理者に空の001スロット(なぜ空だったのかしら?ちょうど良かったけど)のアンロックを実行してもらった。
manual files
マニュアル資料
手引書のことと誤解されそうなので「手製の資料」とした方が良いと思います。
Original suspicions of cybercrime attracted the interest of the FBI. Embedded UIU agents in the FBI's Cyber Crime division turned over the object to Foundation custody after discovery.
当初はサイバー犯罪の疑いからFBIの関心を引きました。FBIのサイバー犯罪課に潜行していたUIU捜査官が、発見後に財団保護に渡しました。
「~財団保護に渡しました」は「~財団の管理下に引き渡しました」あたりの方が自然だと思います。
SCP-001は1958年にそのリリース前のレビュー版としてビルボードに送付されました。その影響は20██年12月まで気付かれず、ビルボードのインターン生であるM.S██████が雑誌本社のマニュアル資料をデータベース形式に更新する仕事を行っている時に、SCP-001の影響に気付いて上司に報告しました。SCP-001は1958年にそのリリース前のレビュー版としてビルボードに送付されました。その影響は20██年12月まで気付かれず、ビルボードのインターン生であるM.S██████が雑誌本社のマニュアル資料をデータベース形式に更新する仕事を行っている時に、SCP-001の影響に気付いて上司に報告しました。
記述が重複しています。片方のみにすべきでしょう。
Important one-day revision to containment procedures ;)
収容処置の今日という日の重要な改訂;}
日付がエイプリルフールであることを考えればone-dayは「一日限りの」の意味だと思います。
翻訳案: 一日限定の重要な収容プロトコル改定
Dr. Nakayama, Chief Numerologist at Site-91a until Apr 9, will be promoted to Site Co-Director alongside Dr. Green at noon on Apr 9. She will retain sole responsibility over SCP-001.
4月9日までサイト-91aの主任数秘術師であったナカヤマ博士は4月9日正午にグリーン博士と並び、共同局長として昇進します。彼女はSCP-001に関する唯一の責務を保持します。
メアリー博士と同時にグリーン博士も昇進しているように読めます。ここは「メアリー博士がサイト局長に昇進し、現職のグリーン博士と共同での局長となる」という意味合いなのでそれが伝わるようにした方が良いでしょう。
翻訳案: 4月9日までサイト-91aの主任数秘術師であったナカヤマ博士は、4月9日正午にグリーン博士に並ぶ共同局長へと昇進します。彼女はSCP-001に関する唯一の責務を保持します。
When I was fifteen, I took enough pills to kill someone four times my size, downed with an entire bottle of cheap vodka that was the only thing I had left from the man who used me and left me broken and alone.
15歳の時、わたしを利用した挙句こっ酷く振って孤独にしたあの男の唯一の置き土産、安いウォッカのボトル1本を丸々飲み干してから、わたしは致死量の4倍の錠剤を飲んだ。
原文を見るに、ウォッカを飲んでから錠剤を飲んだのではなく、錠剤をウォッカで喉に流し込んだという話と思われます。
翻訳案: 15歳の時、わたしは致死量の4倍の錠剤を飲んだ。わたしを利用した挙句こっ酷く振って孤独にしたあの男の唯一の置き土産、安いウォッカのボトルを1瓶丸々使って錠剤を喉に流し込んだ。
I was well.
わたしは健康で。
要は明らかに助からない自殺をしたのに無事だったということだと思いますので「健康で」より「無事で」の方が自然な気がします。
I could put this power away, show you, conceal it.
わたしはこの力を蓄え、あなた達に示し、隠す事ができた。
文脈的にput awayは「脇に置く」「しまい込む」「放棄する」の意味合いかと思われます。
翻訳案: わたしはこの力を仕舞い込み、あなた達に示し、隠す事もできた。
I had been touched by God once, and that was a lifetime of fortune in one moment.
わたしはかつて神に触れられ、そしてそれは一瞬にして訪れた一生分の幸運だった。
that was a lifetime of fortuneは「(それが)幸運の耐用期限だった」(つまり幸運はそれきりで、それ以降"神"から何かを得ることはなかった)という意味合いだと思います。前の文の"I never heard its voice again."ともつながります。
翻訳案: わたしはかつて神に触れられ、そしてそれはほんの一瞬限りの幸運だった。
特に問題がなければ、上記の提案通りに2週間以後に修正を実施します。