こんにちは、タグ専任チームのNanigashi Satoです。今回は準GoIに関しての意見募集になります。
準GoIは2著者3記事で申請可能な世界観用語カテゴリの古典的タグです。
一般的な世界観用語タグ(正GoIやロケーション等)の申請基準は3著者5記事ですが、要注意団体カテゴリにのみ、より低記事数で申請可能な準GoIという区分が設けられています。
これは歴史的経緯によるものですが、今回はこの新規申請を受付停止しようと考えています。また、段階を踏んでのことになりますが、将来的にこの準GoIという区分を廃止することも検討しており、それについてメンバーからの意見を募ります。
詳細
管理するタグが増えれば運営に係る負担も増加します。そのため条件を満たしているタグ申請を全て通すのではなく、可能な限り必要なタグのみを新規実装しタグ数を少なくするのが現在のスタッフの方針です。
その影響もあり、新規タグの申請があった際に、申請基準である3著者5記事をギリギリ満たしているだけの申請(厳密には、同一の世界観用語であると認められるほどに記事内にしっかり登場していない記事を数えないようにしています)には「もう少し記事が増えてからまた申請してください」と却下しています。
2著者3記事の準GoIの場合、「もう少し記事が増えてから」の対応をすると、3著者5記事という正GoIのラインに達することになり、ならば正GoIのカテゴリで申請していただきたいと私たちは考えています。言うまでも無く、そうすることで準GoIから正GoIにリカテゴライズする際の労力もこれで減じることができます。
では、正GoIと準GoIを比較し、準GoIというカテゴリが果たしている役割を考えます。
正GoIと準GoIの最大の差は、必要な記事数です。次に、要注意団体-JPに掲載されるか否かが挙げられます。
タグ作成に必要な記事数が小さいというメリットは、管理上のデメリットが上回るとスタッフは判断しています。
一方の要注意団体-JPへの掲載文が必要ないというメリット(これは掲載文が無いというデメリットでもあります)については、要注意団体-JPへの掲載手順が整備され、原案者でなくとも登録できるように明記されたことから、十分なフォローをできていると認識しています。
要注意団体-JPに掲載されるのは、その要注意団体の根幹的な設定です。既存の準GoIには、これが無いためにどういう設定を持った団体なのかいまいち分からないようなものもあるような印象を受けます。少なくとも、読者視点だとこういった設定のまとめが用意されていた方が親切です。他世界観用語カテゴリにハブを作るプロジェクトを順番に行っていますが、スタッフとしては全ての世界観用語タグに大まかな設定がハブにまとめられて提示されている状況が理想と考えています。準GoIが正GoIに必要な記事数を満たしているのにも関わらず準GoIのまま登録されていることも問題視しています。
主に以上の理由から、準GoIの新規受付を停止したいと考えています。長々と書きましたが、要するに「管理コスパが見合わないから準GoIではなく最初から正GoIとして登録して欲しい」です。
次に、もう一つの議題である将来的な準GoIタグカテゴリの廃止について述べます。
現在の準GoIタグカテゴリは、前述の通り正GoIタグカテゴリとわざわざ区別するほどの運営上のメリットがありません。よって、新規受付を停止した後、ゆるやかに廃止の方向に持っていきたいと考えています。
具体的には、世界観用語ハブ作成のノウハウを活かした以下のような手順を考えています。
- 正GoIの要件を満たしているものとそうでないものに分ける
- 現時点で満たしていないものは 「e&e」「夢売り」「超工家電」「判官会」「久斯動物医療センター」「浄土真宗本願誇負派」の6件です
- 満たしているものに関しては、正GoIに再登録する
- 要注意団体-JPに項目を作成し、有識者に追記を呼び掛ける(職員・人物ファイル-JPの[情報は解禁されていません]を想像してください)
- 以下のどれかを採用する
- 条件を満たしていないものも同様に正要注意団体に移動させる
- 満たしていないものに関しては、タグを削除する
- これに関しては廃止が決定してから実際の削除まで数か月の猶予期間を設ける
- これに該当する準要注意団体タグのハブページは正要注意団体の条件を満たすまで一時的にアーカイブし保存する
- タグを与えるに足る記事数を満たしていないと考えられるため、運営上の都合だけを考えるならばこちらが有力な候補となります
- 形式上「準要注意団体」のカテゴリを残し、正要注意団体の条件を満たすまでそのままにする
- カテゴリ凍結の扱いになりますが、運営上の管理コストはあまり軽減されません
また、他の選択肢として、「正要注意団体・準要注意団体双方の要件を引き上げ、同時に準要注意団体ハブ("設定集"タグではなく"世界観"タグが付与されるもの)を用意する」ということも不可能ではありません(ZHなど他支部ではそれが存在する場合もあります)。
しかし、要件引き上げはその設定と既存のタグの扱いの検討が必要になること、ハブ作成はそれに見合った記事数が存在せず管理コストが更に肥大し問題解決に繋がらないことから、それぞれ有効な対処法とは考えられていません。
議論について
- 新規受付停止について
- カテゴリ統合もしくは廃止もしくは凍結について
2つの議題について、それぞれ賛否もしくは意見を表明してください。
コメントへの応答はサイトスタッフが行います。
議論期間
2023/08/01 19:59まで(2週間)
議論上のお願い
- 賛否の表明は、賛否が分かりやすいようにコメントしてください。
- 反対の際は理由も併記してください。
- 質問・意見の際は、一旦賛成か反対の投票を保留してコメントしてください。
- 賛否の表明の後に疑問が生じたら、表明を撤回してコメントしてください。
- 意見と質問はそれぞれ別のポストに分けてください。
- 複数の質問はそれぞれ別のポストに分けてください。
- 質問は一問一答形式で、簡潔に、主語を明確にしてください。