財団が出来る以前、世界にSCPは存在していたのでしょうか。また、それに対して人類はどう対処していたのでしょうか。
日本にある陰陽師などは財団のような活動をしていたんじゃないでしょうか。
色々な世界観や作品からの考察が出来そうですね。
私はナンバーやどの作品かなど正確に覚えていないのでおぼろげですが。
確か不思議な石ころに原始人(?)が小便をひっかけたりして実験まがいな事をしている報告書がありましたね。非公式日本語化で読んだのですが稚拙な言葉遣いにちぐはぐな文章で書かれているとなかなか雰囲気があって楽しめた作品でした。
日本支部の蒐集院なんかは昔の日本の財団の片割れみたいな存在として描かれていませんでしたっけ?蒐集院関係の記事はそういった視点でも楽しめそうですね。
そもそも私は個人として財団が人類の後に出来たとは思っていませんが。
scp-2000の例などもあるので
世界は少なくとも二度、ループしていている
つまり、財団は現在の人類よりも先に存在した
という風にも考えられますね
人によっては「財団が存在するからSCPもまた存在する」とか、それぞれに世界観を持っているのではないでしょうか
しかしscp-2000は人類史で見ると現代に財団によって作られましたよね
作られる以前にSCPによるKシナリオがあったのかと思うと気になって仕方ないです
財団ができる以前のオブジェクト収容集団とされている存在だと例えば「アメリカ確保収容イニシアティヴ」「珍品と過ぎ往く幻想の研究の為の王立財団」「蒐集院」などが存在しますね。それぞれ米国・英国・日本の収容集団です。確保収容イニシアティヴはアメリカのために怪異を研究し国家を強化していた集団です(黒人差別やインディアン排斥に関わるなど、政治的に歪んでいますが)。王立財団は大英博物館から発展した科学者集団で、世界中のオカルトを収集し研究していた集まりです。蒐集院は陰陽道・修験道・神道・仏教から西洋魔術・呪術まで、あらゆるオカルトの手法を使って怪異を収容していた組織です。
大体のカノンでは、財団は第一次世界大戦以後国家間ネットワークがある程度生まれたことによって、より強大な怪異へと組織的に抵抗するために、世界中に存在していたそのようなオカルト組織が超国家的に寄り集まったもの、という設定が採用されているようです。
けれど、例えば世界をやり直していたり、例えば他の惑星を植民地にするような活動も財団は行っているので、あるいは財団という組織は全ての始まりより前に存在するのかもしれません。世界各国に「確保・収容・保護」を行う集団がいたのは、財団が世界を一度作り直し、何もかも忘れられた時にも人類の無意識下には財団理念が眠っていたからかもしれません。
なんであれ、そのあたりの設定は固まっていないので、好きにやっていいと思います。
財団てなんか賢人会議みたいに作られたと考えればいいんですかね。
しかし人類の無意識ですか。ちょっとそれで記事を書いてみたいですね。
しかしPCがイカれてろくに執筆が出来ない。無念…
財団以前に存在した、オブジェクトの収容集団としてはtokage-otoko様がおっしゃられているような団体が存在していますね。
ただ、そのような大規模な秘密結社以外にもSCP-203-JPやSCP-524-JPで言及されているように地元の人々が独自に収容や対策をしていたケースもあるようです。
そのため財団結成以前にもSCPオブジェクトと目される異常な存在はあったと言っていいかと個人的には思います。