SCP-099-JP—ガス袋 の内容が海外児童書「ウーヌーグーヌーがきた!」(さ・え・ら書房 刊, Irina Korschunow 著, 松沢 あさか 訳)に登場する怪物そのままではないか、という疑いが出てきました。
実のところ同書の内容に似ているという指摘自体は2カ月も前にディスカッションにあって、似てるぐらいならこういう児童書ありそうだよなあ……と思って深く調べていなかった案件なのですが、改めて確認してみると、単に似ているというだけでは済まないぐらい内容が一致してるようです。
◆amazon.co.jpの商品ページ
◆出版社、さ・え・ら書房での紹介ページ
Web上のあらすじ情報だけを見ても、形状こそは若干違うものの、風船そのものの外見で、非致死性の毒ガスで脅して無茶な命令を下して家庭を滅茶苦茶にする……という、SCP-099-JPの根幹にあたるコンセプトにほとんど合致するように思えます。
実際、作者のbroken_boneさんのサンドボックスでは「SCP-099-JP:昔読んだ海外児童文学作品が元ネタです。ストーリーだけ朧に覚えていてタイトルが思い出せませんでしたが、いろいろあって、「ウーヌーグーヌーがきた!」が元ネタだと教えてもらいました。サンクス。ついでに言うと博士シリーズ。」というコメントがあるのですが、本人が意図してないにせよここまでそのままでは、作品の元ネタというよりは剽窃と断じなければならないのではと感じています。
そこで皆様にも、これを剽窃と断じていいかどうかにご意見を頂きたいと思います。
特にサイトスタッフ、あるいは図書館などで「ウーヌーグーヌーがきた!」を実際に読んだ方の意見が伺いたいです。19日までに議論の末に異論がない場合、剽窃の疑いによりSCP-099-JPを削除します。
追記: すいません、別経路(Twitter)で実際に既に読了したというサイトメンバーがいたのと、自分自身が明日図書館で読む当てがあったので早まりすぎました……期限を削除しました。申し訳ない。