原文: Weariness was a way of life.
Before: 疲弊は生活様式の一つとかしていた。
After: 疲弊は生活様式の一つと化していた。
漢字変換忘れだと考えます。
原文: The only differences lay in the bits of grit, dirt, and debris they had collected when they had suddenly appeared the night before.
Before: 唯一の違いは、チリやホコリは破片が付いているかどうかの程度で、ケーキが突如現れた前の晩に、引っ付いたものだった。
After: 唯一の違いは、チリやホコリや瓦礫片。これらはケーキが突如現れた前の晩に引っ付いたものだった。
「唯一の違いは」に呼応する述部がないように思われました。
原文: A beetle blindly explored the geometry of a fondant daisy.
Before: 闇雲にカブトムシがフォンダンのヒナギクの形を測量する。
After: カブトムシがフォンダンのデイジーの形を闇雲に測量する。
「闇雲に」がどこにかかるか曖昧に思いましたので訳出位置を変えました。またケーキに飾るようなものを「ヒナギク」とあえて和語にしてしまうと浮くような気がしたため音写にしました。
原文: Everyone shuffled to their seats.
Before: 全員、自分の席をかき回した。
After: 各自自分の席に向かうが、その足取りは重々しい。
他動詞shuffleの意味を完全に取り違えているものと解釈しました。
原文: They were all ages and races and genders, but they were as identical in their weight as the cakes were in their hideous, yellow glory.
Before: 彼ら老若男女問わず体重は、見るも悍ましき、黄色の華やかなケーキと同一だった。
After: 彼らは年代も性別も人種も様々だった。しかし体重は皆一緒だった。そしてケーキもまた一様に、見るも悍ましき黄色い華やかさを誇っていた。
1≠2≒3
- 各自のアイデンティティの多様さ/They were all ages and races and genders
- 各自の体重/they were as identical in their weight
- ケーキの存在感/the cakes were in their hideous, yellow glory
原文: Outside, the smokers were finishing their cigarettes.
Before: 外では、たばこを終えていた。
After: 外では、喫煙者たちがたばこを終えるところだった。
主語が訳出されていないのが故意であるようにも思ったのですがわかりづらいと思いました。
以上は
翻訳投稿ガイドに示される「軽微な翻訳の修正」であり、本編集を経ても私には「初訳者と同様」の諸権利は発生しません
(現状Cleaner、Eaterなどを
SCP-871の表記に寄せるべきな気がするのと、collection crewをそのまま音写してしまう訳例が見当たらず不適な気がしつつも残してしまっており、私が修正した箇所も含め他の方に追修正をお願いしたいです)。