なにが書いてあるかわかりませんが宣命書のパワーを感じました。
対話記録以外はとても気に入りました。
a.k.a. 鬼食料理長
実在の絵画を間接的なモチーフに用いる(ですよね? 勘違いだったら申し訳ありません)という上級テクニックに感動しました。ビジュアルイメージだけでなく、戦争からの復興という裏テーマも表現(ですよね? 勘違いだったら申し訳ありません)されていますね。私も真似したいな~。
世界を守るために、結果として本部を騙さなければいけない支部、という構想は好きです。悩ましいですね。
ただ、最後の補遺が、少し唐突な感じがしますかね。京都のヒューム値を下げても上げてもいけないということでしょうか。その理由が「過冷却の塩水」という説明だけでは、ぴんとこない人もいるかもしれません。
また、その結果として、京都に異常存在が溢れてしまった場合は、どう対処するのでしょうか。京都のヒューム値が大きく変動しない程度には、収容するのでしょうか。
その場合、「私達は確保、収容、保護の三大理念を否定します。」ではちょっと言い過ぎかもしれないので、「時には否定します」ぐらいでもいいかもですね。
好き勝手申しましたが、少しでも参考になれば幸いです。
終盤を中心に改稿を行いました。既に評価をしてくださった方も是非もう一度読んでいただければと思います。
コメントありがとうございます。
気に入っていただき光栄です。宣命書前半は日本書紀より磐長姫の呪いの言葉、後半は祓詞となっております。
対話記録については、改稿の過程で不要になったので削除しました。
仰る通り、かの名作絵画をモチーフのひとつにしています。SCP-1000-JP-1の外見はかの絵画の中央にいるアイツを想像していただければ。
最後の"獅子"の言葉は確かに解りにくかったですね。他の部分と合わせてかなり大きく改稿してみました。
「明日の神話」という題名で何か書いてみよう、というのが今作の出発点でした。いいですよね。明日の神話。