いくつか気になる点があったのでdvしました。
まず、遺伝子を元に1000JPをヒトと区別していたのに、ヒトと遺伝子が一致したからscipではない、という理屈がよく分かりませんでした。
そもそも異なる特異性をもっているオブジェクトを、角が生えてるからという理由だけで一緒くたにナンバリングする財団の対応もどうかと思いますが、特異性を持っているのであれば、遺伝子的にヒトと共通であってもそれはscipなのではないでしょうか?財団に収容されている人型scipの大半はヒトと遺伝子的には共通であっても、特異性を持っているが故にscipとして収容されているのだと思います。
次に、何より全体を通じて記述の客観性や文体が報告書として不適切に感じます。例えば、オブジェクトクラスがなしになっていますが、特異性を失ったのならNeutralized、特異性が実は異常ではなかったのならExplainedが妥当だと思います。他にも、例えば1000JPは鬼を指している筈なのに「SCP-1000-JPは19██年まで存在した報告書です」となっていたり、「科学的な知識が不足していたため」「迫害する形で」等は客観性に欠けるように感じます。
また、dvした理由とは異なりますが、既存のSCPと特徴や文章の仕掛けが似ているように感じられ、個人的にはあまり面白いと感じられませんでした。SCP-214-JPやSCP-1173、SCP-1851-EX辺りを思い出します